サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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サトシはヒロシのバイクの後ろに乗り、
2人はクチバシティに向かった。
道中にて、、、
ブゥーーンッ
ヒロシ:「、、、なぁサトシっ」
サトシ:「、、、えっ!?なんか言ったか?」
ヒロシ:「ヒカリちゃん、なんか
いつもと表情が違ったな!」
サトシ:「、、そうか?」
ヒロシ:「そうかって、サトシの方
付き合いが長いのに分からないのか?」
サトシ:「うーん、、。多分、
何か良い事でもあったんだろ!」
ヒロシ:「全く、、、笑」
サトシ:「とにかく、今はみんなで
前に進まなくちゃいけない!
前に進む時こそ、元気でないとな!」
ヒロシ:「、、、そうだなっ(笑み)
”前に進む”か、、、。懐かしい響きだな!」
サトシ:「あぁ!俺も思った!
15年間、ずっと立ち止まってたからな!」
ヒロシ:「俺もだよっ、、。
でも、俺も立ち止まるのはやめた!
みんなとなら、前に進める気がするよ!」
サトシ:「あぁ!
今の俺たちは前進あるのみだ!!」
ナビ:「次の信号を左です」
サトシ達がバイクで走っていると、、、
ブゥーーン
♪♪♪〜お、ね、え、さ、んっ♪(すれ違いバイク)
サトシ:「ん?」
サトシはすれ違ったバイクのBGMが気になった。
ヒロシ:「サトシ、何か見つけたか?」
サトシ:「、、、いや、なんでもないっ!
なんか、どっかで聞いた事ある曲が
聴こえた気がした!」
ヒロシ:「へぇーっ。サトシも歌聴くんだな!」
サトシ:「いや、そう言う訳でも、、。
どう言う意味だよそれ!」
ヒロシ:「ははっ、冗談だよ!」
2人はそのままクチバシティに向かった。
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