私の悪魔が囁く
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夢の中
前書き
施設に帰ってから、寝た若菜だがーーーー
施設に戻ってねた。
「ヒック。ヒック。なんで?なんで?私だけなの?ひどい!みんな、消えてしまえ!死ねばいい!憎い!憎い!」
どんどん闇に飲み込まれてく。
ダメだ。闇に飲まれたら。
「わ、私は、復讐したいなんて、思ってない!」
「嘘だな。」
ヴァンス!
「お前は、ずっと復讐したいと思ってる。」
「思ってない!」
「そうかな?」
「あいつ、テストで最下位だったらしいぜ。」
「うわー。だっせ。うけるんですけどー。」
やめろ。
「うっわ。触んな!汚い!てめぇのことなんて、嫌いなんだよ!さっさといなくなれ!」
「やめろ!私は、私は、過去を捨てる!だから、もうやめて。」
「過去を捨てることはできないよ?若菜。」
「でも、過去に囚われたってなんにもならないよ!」
「そうだな。若菜。」
「私は、今を生きる!」
と、ここで目が覚めた。
後書き
次回楽しみに。
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