サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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そして日は沈み、サトシ達は夜を迎えた。
PM19:00
研究所にて〜
カツラ:「もう夕食の時間じゃと
言うのに、、3人とも遅いのう」
マリナ:「、、そうですね。サトシ君なら
広間に籠もりっぱなしですけど」
カツラ:「サトシ君とヒロシ君はともかく、
ヒカリちゃんが帰って来ないのは
心配じゃのう、、、。化粧してどっか
出かけたし、、もしや、これ(男)かの」(笑)
マリナ:「大丈夫ですよっ。
子どもじゃあるまいし、、、。きっと今頃
買い物袋でもぶら下げて
よろめいた足どりで帰ってきます」
ガチャッ(ドア)
ヒカリ:「ただいま〜〜」
ザザッ(買い物袋)
マリナ:「ほら」
カツラ:「おおヒカリちゃん!
無事じゃったか!!」
ヒカリ:「イーブイを進化させる石を巡って
街に出たんだけど、店中探し回ったら
遅くなっちゃいまして、、、」
カツラ:「そうじゃったのか〜〜。
それで、石はあったのかの?この時代、
イーブイの石は見つからんと思うんじゃが」
ヒカリ:「それが、タマムシシティの街中を
ぶらぶらしていたら”ヤマオ”工務店って
言う店の店長に話しかけられて、
何かその人が持っているみたいで、
見つかり次第教えてくれるみたいなんですっ」
カツラ:「ほほう、、工務店の店長がのぅ」
ヒカリ:「昔、山登りをしてた頃に
登山仲間から貰ったみたいなんですっ。
何の石かまだ分からないですけどっ」
マリナ:「、、それで、あなたまさか
連絡先を教えたの?」
ヒカリ:「え?、、あ、まぁ」
マリナ:「そんな見ず知らずの人に
教えちゃダメでしょ?ましてや、
今の私達は連絡先どころか
居場所自体、外部に漏らすのは危険なんだから」
ヒカリ:「でも、あの人は悪い人じゃないわ!」
マリナ:「簡単に信用するのは良くないわっ。
誰がどこでどう繋がっているか
分からないんだから、、。」
ヒカリ:「教えたのはあたしの
電話番号だけだから平気ですぅ!」
マリナ:「そう言う問題じゃないでしょっ」
カツラ:「まぁまぁ、、、」
しばらくすると、、、
スゥッ(テレポート)
ヒロシがアークのテレポートで
帰ってきた。
ヒロシ:「ただいまっ」
カツラ:「おおヒロシ君!良いところにきた!」
ヒロシ:「ちょっと色々あって遅くなりました」
ヒカリ:「、、あれ?ヒロシ君
その持ってる本みたいなのは何?」
ヒカリは、ヒロシがおばあさんから
受け取った古代書を指さした。
ヒロシ:「あぁこれ?、、実は、、、」
ヒロシは図書館での出来事を話した。
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