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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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1部 始まりは突然に
2章 ドキドキな小学校ライフ
  争い事は向こうからやってくる

 翠屋から出て、藤見町までは少しあるから、ゆっくりと歩き出す。
そしてまた人気が少しずつ消えていく感覚。
すべての人がいなくなった瞬間。
虹色の光が高速で、こちらに飛んできた。

シュッ

 俺はツーバックで回避をした。

「だれ??」

 前のほうから陽炎のように見える。
それがこちらに歩いてくる。
こちらに近づいて来るとしっかりとした形になっていった。
雰囲気は神威 皇帝
でも大人の体系をしていた。

「この姿では、はじめましてだね。南條 綾さん」

「?」

 まさかこんな早くにちょっかいを出してくるとは思わなかった。
様子見とかしない普通
やはり神威皇帝というDONネーム野郎か

「いつまでしらないそぶりをしているのか?
貴様神様転生者だろ」

「はぁ~本気で言ってる?
転生、夢の見すぎでしょ?
それにその格好は?」

 情報が少なすぎる。会話で拾わないと
わかってることは俺と同じイレギュラーな存在か

「あくまでもしらばっくれるか、何処の世界に今のシューターをかわす小学生がいるか」

「ここにって言うか、偶然回避できたよ。私運動得意だから」

「貴様が転生者かなんかはどうでもいい?
だけどなぜ俺の魅了がかからない?
少しだけ痛い目にあったら本当のことを教えてくれるかな?」

「痛い思いはしたくないかなぁ。こちらからも質問していいかしら」

 早く情報を集めないと、厄介は厄介だが、
戦うに当たり情報不足はすべてにフリになる。
今現在わかっている奴の能力は、
4つのうち2つ
魔法が使えること
虹色の魔法か何か特別な能力があるかもしれないなぁ
あの洗脳に近い女性との効果 
あれが多分神が行っていた
ニコポ、ナデポ
後2つ隠し技があるみたい

「まぁ少しだけなら時間もあるからなぁ
負けたら、俺の奴隷にもしてあげるから安心してね」

「えっと、もし神威君の言うとおり、神様転生があったとすると、なぜ私が攻撃されるかわからない?
動機は、それがわからない限り納得がいかないな?」

「あぁ~そんな事
俺以外のオリ主なんて邪魔だろうが」

 なんか頭痛くなってきた。
こんなくだらねぇことで、命狙われたの俺
っていうかこの世界で生きているんなら
オリ主とか関係ないだろうが
いつまでゲームや二次元の世界の事だと思っているんだこの馬鹿?

「でもクラスの女の子の大半と、先生まで落としているんでしょ。
なら私なんていいじゃない」

避けれる戦いなら避けたいかなぁ面倒

「なのは、すずか、アリサと話したお前は重罪なんだよ
お前が神様転生なんて関係ない。
いくら女がいたとしても
なのは世界の主要人物がなびいてないのにお前と話している。
それだけで重罪
女だからって、そういう道に引きずり込むって線もあるしなぁ
そして俺にタメ口なのも罪
許して欲しければ俺の下僕になりやがれ
そしたら許してやらぁあああああああああああ」

 なのは世界
わからないことが多いな
あのゲームの主要人物ってクラスになのはしかいないはずだろうが
ゲームでは紹介されていないアリサやすずかってのもスポットがされてないだけで
友人って線もあるしな。
だけどなんかこの町って9.8割の良い人に
0.2割の変態ナルシストがいる町なんだろうが

「答えはどうするんだ?
なにやっても無駄だぜ。
俺は魔力レベルEXとミッド、ベルガ、古代ベルガのハイブリット。
闇の書の闇も俺の敵じゃないわ~」

 ミッドはミッドチルダの魔法という事か
クロノ・ハーヴェイやなのはが使う魔法だろうな
だがベルガや闇の書というのには聞き覚えがないな

「ふぅ~そんなくだらない理由で殺されそうになるのか、アホラシイ。
返事はこうよ」

ぼんっ

 俺は玉を地面に投げつけた
その瞬間周辺煙が出てきた。

「目くらましか、しゃらくさい
それじゃ力の差を教えてやるわ、綾」

 下卑た声がこだまする

「何処に行きやがった。
でもここから出ることはかなわないぜ~。
EXの結界はそんな簡単には壊せないしなぁ
そっか・・そっか・・小学生らしく隠れん坊かい」

 俺は煙幕を張った瞬間
魔法使いスキル
透明(インビジリブル)で隠れる
そして黒鳥嵐飛(レイ・ブン)の高速飛翔呪文で上空に上がる
結界ぎりぎりまでの上空
あの馬鹿が言っているように堅そうだな。
ディテクトマジック(魔法感知)で調べると
厄介だな。
ちょっとだけ固いか
壊せないほどではない。
そういえば、BASTARDでカル=スの呪文を100人かがりで呪文解除をしたけれど、
解除できなかったなんてあったなぁ。
七鍵守護神(ハーロ・イーン)なら壊せそうだな。
被害が出そうだから俺はこの結界の少し内側から聖魔結界をかけた。

 とりあえず魔法使い呪文で腹話術(ペントリロギズム)であの馬鹿の後方の壁から音を出して
分身(ミラーイメージ)で、その場所に分身をだす。

「隠れん坊はやめたの?」

「固そうでね、逃げれそうにも無いから」

 少しだけしおらしく言って、俺は分身の後ろから盗賊スキルで
隠密行動

 前方は分身を走らせて攻撃する。
これで終わらせる
黒き風の攻撃を受けやがれそしてダウンしていろ
シェイドクロス
瞬時に急所攻撃をして、移動する技である。
ヒットエンドランの技である。
盗賊を極めたものだけが使用できる。
盗賊の攻撃奥義

そして俺はまた上空に行くが・・・まじか当たってない?
やつの前で防がれた。
まるで神威を護る不可視の鎧があるみたいだ
だが、悪魔の(デモンメイル) よりは強度はないと見た。

「そんなぬるい攻撃では無理だよ」

 言った瞬間。神威が剣を分身のほうにかざした。
その瞬間虹色の閃光が分身を飲み込んだ。

 やばいね。攻撃があたたっら消えるから、そのすぐに、光線より側面数メートルに、分身を出す。
今度は少し服が破れている状態。

「ほう、かわしたか?
君の特典は御神流の取得かな。
神速だろ、それ」

 ヒットエンドランの攻撃と、分身の効果で、
どうやら間違ってくれたのは、こちらの良いほうに解釈してくれた。
それと感覚なんだけど魔力の使い方が違う
どうやら奴の籠手を通して呪文を発しているように見える。

「いくら御神でもそれは地球上ではすごいけれど、
ん~残念俺には通らないよ
なにせ聖王の鎧が守ってくれるからね」

 直接対決でも負けはしないけれど
厄介は厄介だな?
なんの世界の技があるかわからないけれど、向こうが切り札出す前にけりをつける。
まだ特典あるかもしれないし
あの強度なら多分この呪文でも大丈夫でしょ
死んだら運が悪かったってことで

 俺は上空に飛び、少し卑怯かもしれないがこれが魔法使いの戦いだ。
俺はおなかあたりに腕をクロスして呪文を唱える。

「暗黒よ 闇よ
負界の混沌より禁断の黒炎を呼び覚ませ」

 その両腕を胸のあたりまで持って行き
クロスをといて
ボールが入るくらいの隙間を手のひらで作る
つぅ結構な魔力の流れを感じる
消費が・・・結構ヤバい
使い切れるんか・・・

「 パーラ・ノードイ・フォーモー・ブルール・
ネーイ・ヴァセ・イーダーイー・エイター・
ナール・アイドール・ヘーブン・ン・
ヘイル・イアイアンンマ ダイオミ ギーザ オージ」

 神威を中心に結界が作られる
神威はその時異変に気づき、俺を見つけたがもう遅い呪文は完成した。
これが今使える最大最強の破壊呪文だ
俺は力ある言葉を発す。

死黒核爆烈地獄(ブラゴザハース)

 づがぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
がぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああがぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああがぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん

 すごい音とクレーターが出来上がった。
BASTARDでも古代呪文で抹消された禁呪の一つ
さすが核爆発呪文
精神力がエンプティに近いのが分かる。
これで倒されないなら、
逃げるしかない。
煙が晴れて結界が解かれたときにそれは杞憂だとわかった。
うつ伏せで倒れている。
アンスラ細胞入りのサイクロプスでさえ消滅したのに
それほど強大な防御壁だったみたいだ。
降りて生きてるかを確認
確認したらやはり気絶していた。
この呪文食らって生きてるんかこいつ
他の呪文ならまず効いてないってことかよ
こいつを護っていた聖王の鎧とかいうのに感謝するんだなぁ

最後に
これでほかっていてもいいけれど復讐されたらどうもこうも無い。
アギューズドはあまり使いたくないから

 僧侶呪文で
忘却(フォーゲット)
これで転生者というのを忘れさせてから
魔術師呪文のパーマネンシィで永続呪文
これで記憶が戻る可能性が低くなった。

最後に僧侶マスタースキル
ミラクル
破られることを防ぐ

 この呪文俺のレベルを一時低下させるんだよなぁ
せっかく復活したんだ殺す必要はないな。
この世界を楽しむんだな
自分の事ながら甘いな
俺もそうだが転生ってことは何か善行して神がせっかく復活させてくれたんだ。
多分本当は良い奴なのかも知れない。
少しだけ魔が差したんだと信じたい
その代償に自分の能力が少し落とすなんて
本当に何やってんだが
殺すよりは目覚めが悪くないし良いか

 だがこれでいくら古代呪文でも解けないぐらいの頑固になった事だけは確かだ
だけどこれで魅了にかかっていたクラスの人達も解放されるだろう
通路の曲がり角で置いておいて、少しはなれたところで、
立ちくらみみたいに、すごい気持ちが悪い。
頭が回る
死黒核爆烈地獄は容量オーバーにもかかわらず
僧侶究極呪文のミラクルまで使用したんだから当たり前か
壁に手をつき歩いていたが

ここで意識を離したら行けない
俺は壁に手をかけ歩き出したが、景色が歪んで見える

俺は前方に見える人影が分かったのだが、
やつの見方だったらアウトとわかっていても限界が来てしまった。
俺は前方に倒れてしまった。
 
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