提督はBarにいる。
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6月第3日曜日・4
またまた登場、青葉です!前回までで駆逐艦グループはチェック終わりました!続いて軽巡・重巡グループを見て回りたいと思います!まずは川内型……那珂ちゃんとお姉ちゃん'sですね。しかし、『那珂ちゃんすぺしゃる☆』なんて何を作るんでしょうか……青葉、気になります!
~那珂ちゃん達のお料理【那珂ちゃんすぺしゃる☆】~
那珂「というわけでぇー、オシャレな一品を作りたいと思いまーす!」キャピッ
神通「パーティの席でプチライブやるとか言ってなかったっけ……?(苦笑」
那珂「それはそれ!これはこれ!アイドルだったらお料理も出来ないとねっ!」
川内「で、何を作るつもり?神通はともかく私は料理得意でもないよ?」
那珂「だいじょーぶ!メニューはクラッカーカナッペに決定済みだよ、後は材料買ってきて盛り付けだけだよ♪」
おぉ、流石は軽巡。メニュー決まってたんですね、駆逐艦とは違うのですよ、駆逐艦とは!
那珂「神通ちゃんが調理して、川内ちゃんが盛り付け!那珂ちゃんが両方のサポート!これで完璧☆」キャハッ♪
神通「専業なら……恐らくは大丈夫ですね」
川内「神通が大丈夫だって言うなら大丈夫だね。よし、やろうか!」
那珂「おっけー!じゃあ、クッキングスタート♪」
【調理開始!】
~アイドルの嗜み、クラッカーカナッペ~
材料:クラッカー(プレーン)、各種盛り付け具材
那珂「神通ちゃん、載せる具材はお肉2種類と魚介1種類で3種類で行こう!」
神通「わかったわ、じゃあまずはお肉の鶏ささみをゆっくりボイルして……」クツクツ
神通「一口大にほぐして、塩、胡椒、オリーブオイル、バジルと合わせた物でいいかな?」
那珂「上出来だよっ☆じゃあ、お肉のもうひとつは那珂ちゃんが作るよ!使うのは~…コンビーフ!」ジャジャーン!
那珂「まずは玉ねぎを大きめのみじん切りにして、コンビーフ、マヨネーズ、塩、黒胡椒、パセリと混ぜるっ!」マゼマゼ
那珂「よーし、クラッカーに載せて……味見っ!(パリッ)うん、バッチリ!」
那珂「魚介はどうしよっか~…?」
神通「他のグループで魚介使う所はあるの?」
川内「あ~、確か球磨達がサーモン使おうかなーって言ってたよ」
那珂「じゃあ、私達は被らないようにエビちゃんにしよっか!」
那珂「エビちゃんと卵をボイルしてー、卵を細切れ!ピクルスと玉ねぎ、オリーブの実とパセリはみじん切りっ!」トントントン
おー、言うだけあって那珂ちゃんの手際良いですねぇ。ちょっと意外。
那珂「刻んだ材料をマヨネーズと塩コショウで味付けしてタルタルソースに!(ペロリ)……うん、グッド☆」
川内「じゃあ後は盛り付けだね。チキンの方はクラッカーの上にチーズを敷いて、その上にカットトマト、その上に鶏肉を載せる……」チョイチョイ
川内「で、エビの方はレタスを敷いて、エビを載せてタルタルソースかければ良いんだよね?」
那珂「そそっ、コンビーフディップはそのまま載せればOKだから、手順確認も完了だねっ!」
流石ですねぇ、どれも美味しそうです!是非味見したいですが、我慢して次のグループのチェックに行きましょう……
※ここだけ青葉視点ではなく他の艦娘の視点になります
~球磨型のお料理【■■■■■■■■■→鮭】~
木曾(拝啓、6月のどんよりとした天気が続く中、皆さんはどのように過ごしているだろうか?)
多摩「に゛ゃっ、ぎに゛ゃーっ!?」ドタンバタン
木曾(俺は元気だ。4人の姉も元気すぎて困っているくらいだ)
球磨「ヴォーッ!やっぱりこの味付けも不味かったクマー!あっはっはっは!」ガチャン、パリーン!
木曾(というか長姉と次姉がヤンチャし過ぎて困っている、誰か助けてくれ……)アタマカカエ
大井「あぁ、北上さんが……北上さんが…うふふ♪」
北上(大井の膝枕で気絶中)
木曾(北上の姉貴は大井の姉貴が何かを混入したらしい料理の味見で死んでるし)
木曾(……現実逃避はそろそろ限界だな)チャキッ
ズドン!※空砲です
球磨・多摩「ひやっ!?(ビクゥッ)」
木曾「姉さん、美味しい料理を作ろうと努力するのは結構」ゴゴゴゴゴ……
木曾「だが、食いもんオモチャにしてはしゃぐのは頂けねぇなぁ……ん?どう思うよ」ギラリ
球磨・多摩「ご、ごめんな(にゃ)さいクマー(にゃー)……」シュン
木曾「結構。姉さん、次は『真面目に』調理しよう」
【調理開始!】
~姉妹喧嘩のサーモンカルパッチョ~
材料:サーモン、玉ねぎ、レタス、ニンニク、オリーブオイル、パルメザンチーズ
木曾「基本に忠実に行こう。球磨姉、サーモン捌いて。ハネ切り(刺身切り)でも角切りでも好きな方でいいから」
球磨「任せるクマー!」スッスッスッ
木曾「流石、上手いもんだな。多摩姉は玉ねぎをスライサーで薄切りにしてくれ。ついでにレタスも手のひらサイズにちぎって、玉ねぎと一緒に冷水で〆てくれ」
多摩「了解にゃ」シャッシャッシャッ
木曾「俺はその間にニンニクをスライスしてオリーブオイルに入れて揚げ焼きにする。これでガーリックとフライドガーリックが出来るから、ガーリックを砕いておく」バリッゴリッパリッ
木曾「後はサーモンと玉ねぎ、ガーリックをさっき作って冷ましておいたガーリックオイルで和えたら完成だ」
木曾「食べる時にパルメザンチーズをかけて、レタスで巻いてやればビュッフェ形式だろうが立食パーティだろうが対応できるだろ」フゥ
球磨「完成だクマー!」
多摩「美味そうだにゃー」
木曾「一応出来たが、これはあくまで試食用のりょうだからな。本番はもっと大量に作らないといけないから、大井姉と北上姉も手伝ってくれよ。……特に大井姉!次は変なもの混ぜるなよな!」
大井「わ、わかってるわよ…」ムゥ
やれやれ、球磨型も一時はどうなる事かと思いましたが、木曾さんのお陰で何とかまとまりましたね。しかし大井さん、何を入れたんでしょうか……?気になりますが、次のグループに移動です!
~妙高型のお料理【気合いの入るツマミ】~
足柄「よぉーっし、カツ揚げるわよ~!」フンス!
那智「やれやれ、そこまで気合いを込めずとも良いじゃないか?」
足柄「愚問ね!カツと言えば私、私と言えばカツなのよ!」
妙高「駆逐艦の中にもファンが多いものね。いつもよりも多目の方が良いのかしら?」
羽黒「そういえばいつものお肉屋さんが、特別にいいヒレ肉を取り置きしていてくれたみたいですよ。足柄姉さんに宜しくって言われました」
足柄「そうなの!?大将太っ腹!後でお礼しに行かなくっちゃ!」
青葉の独自調査によると、そのお肉屋さんの大将、妻子持ちなのに足柄さんにお熱みたいなんですよね。大丈夫なんでしょうか?
那智「お礼も良いが、まずは作ってからにしろよ」
足柄「そうね、早速始めましょう!」
【調理開始!】
~手のひらサイズの勝利と豚ヒレ一口カツ~
材料:豚ヒレ肉、生姜、ガーリックパウダー、黒胡椒、小麦粉、卵、パン粉
足柄「まずはヒレ肉の下処理ね。ヒレ肉に付いてる白いスジをカットしちゃいましょう」
足柄「別に切り取らなくても美味しいし、ちょっと勿体無いんだけど……美味しいカツにはこの一手間が肝心なのよ!」シュッ ズズズ
那智「卵はいつも通り溶いておけばいいか?」カパッ
足柄「お願い。スジを取り終わったら、厚さ1cm位に切っていくわ」
足柄「ヒレ肉は厚切りでもじっくり火を通せば柔らかいから、食べ応えも充分よ!」
羽黒「小麦粉とパン粉、プレートに広げました!」カタン
足柄「ありがと、羽黒。後はヒレ肉に黒胡椒とガーリックパウダー、足柄特製の生姜パウダーで下味を付けて……」
妙高「そういえば足柄、その生姜パウダーはどうやって作るの?」
足柄「あぁ、コレ?これは皮付きで厚切りにした生姜をオーブンで乾燥させて、ミキサーで粉末にするの」
足柄「普通におろし生姜みたいにも使えるし、生の生姜よりも風味も生姜の成分も凝縮してるからより良いのよ♪」
へ~!足柄さんのあのスパイシーなカツの秘密を見た気がします!メモメモ_〆(゚▽゚*)
足柄「下味を付けたら……ハイ羽黒、パス!」
羽黒「はいっ。小麦粉、卵を付けてーー那智姉さんっ」トプン
那智「うむ、パン粉を付けて、衣がしっかり付くように少し休ませる……と。妙高姉さん、油の具合は?」ギュッギュッ
妙高「量も温度もバッチリよ。出来た端から揚げていくわね!」ジュワーッ!
足柄「私もカットと下味を付け終わったらそちらに加わるわ!さぁ、どんどん行くわよー!」
いやぁ、流石のチームワークですね妙高型姉妹は。しかし、利根型姉妹は二人しかいませんがどうするんでしょう?ちょっと行ってみますか……
~利根型のお料理【筑摩が作るのじゃ!】~
利根「さて、どうするかの?」
筑摩「私達は2人だけですから、凝った物を大量に確保するのは難しいですね……手の空いている娘達にお手伝いをお願いしましょうか?」
利根「うむぅ……他の娘達の料理が不味いというわけでは無いのじゃが…やはり我輩は筑摩の料理が食べたいのじゃあ……。やはり筑摩の料理が一番舌に合うからのぅ」
筑摩「……ふふっ、わかりました。では簡単な仕込みで量を作れるパスタにいたしましょう」ニコリ
利根「おぉそうか!筑摩がそう言うのならば間違いはないな!期待しておるぞ」ゴロリ
あれぇ~!?利根さん寝ちゃいましたよ!?まさか筑摩さん一人で作るんですか!?
【調理開始!?】
~利根姉さんのお願いパーティパスタ~
材料:乾麺(パスタ各種)、各種パスタソース、香辛料など
筑摩「ではスタンダードな『ナポリタン』から行きましょう」
筑摩「ウィンナー、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームを食べやすい大きさにカット。少ないお水で茹でて火を通します」クツクツクツクツ…
筑摩「アク取りをしたらコンソメを適量、ホールトマトを潰して入れて、ナポリタンソースの出来上がり…」
筑摩「後は茹でたパスタと絡めて少し炒めるだけ……次ですね」ジャッジャッ
筑摩「次は『クリームペンネ』、バターをフライパンに溶かして同量の小麦粉を入れて弱火でじっくり炒めます」
筑摩「トロトロになってきたら牛乳とコンソメ、溶けるチーズを加えてホワイトソースを作ります」コトコト
筑摩「並行して鶏肉を一口大にカットしてオリーブオイルで炒めます」ジュウジュウ
筑摩「鶏に焼き目が付いたらそこに玉ねぎ、人参、グリーンピースを加えて熱を通したらホワイトソースへ……」
筑摩「これをマカロニやペンネにかければ完成……器に盛って上からチーズをかけてグラタンに……するには時間がないですね。次」
筑摩「みじん切りにしたにんにくを、輪切りにした鷹の爪と一緒にオリーブオイル炒める」ジャッジャッ
筑摩「その間に玉ねぎ、ピーマン、ベーコンをカット。フライパンから香りが立ってきたら具材を入れて炒める……」ジュワーッ
筑摩「具が炒まったら茹でたパスタを加えて、黒胡椒で味を整えたら『ペペロンチーノ』の完成ね……次」
筑摩「あと一品は……『和風スパ』にしましょう」
筑摩「ほうれん草、しめじ、ベーコンを食べやすい大きさにカットしてバターで炒め、醤油、みりん、鰹出汁で味付け…」ジュウジュウ
筑摩「うーん…好みで砂糖を加えても良いかもしれませんね。馴染んだらパスタを入れて絡める」
筑摩「食感に火を止めてから貝割れを刻んで絡めましょう。後は刻み海苔を散らしてやれば……うん、上出来ですね」
利根「うぅ~ん……ちくまぁ~、お腹空いたのじゃあ!」グウゥ
筑摩「はいはい、金剛さん達に出す分よりも余分に作っておきましたから、今盛り付けますね」ウフフ
う~ん、凄いものを見てしまいました。あれだけの量のパスタをあっという間に……もしかすると通常勤務に就いている艦娘の中で最強の飯ウマ艦は、筑摩さんかも?とても興味をそそられる取材対象ですが、今はお仕事優先ですっ!
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