ドリトル先生と沖縄の蛇達
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第七幕その十二
「ヒヤン、そしてハイに」
「いよいよ」
「明日から」
「そうなるね」
「楽しみで仕方ないよ」
心からのお言葉です。
「今からね」
「そうだよね、けれどね」
「夜はちゃんと寝ようね」
「楽しみで寝られないとかね」
「それはよくないから」
「わかっているよ」
お医者さんとして答えた先生でした。
「よく寝ること」
「まずはね」
「そのことが大事よね」
「健康の為には」
「よく食べてよく寝る」
「このことが大事よね」
「そう、だから今日もね」
明日のことが楽しみでもです。
「よく寝るよ」
「じゃあ僕達もね」
「よく寝るよ」
「そして明日からね」
「ヒヤンとハイを探しに行こうね」
動物の皆も応えてでした、そのうえで。
皆は明日のことを楽しみに夕方もフィールドワークをしてでした、夜はしっかりと食べます。この夜のお食事はといいますと。
この日も先生は泡盛を楽しんでいます、そして御飯も食べますが。
山羊のお刺身と足てびちを食べてです、笑顔で言うのでした。
「山羊がね」
「先生気に入ったよね」
「前も食べてたし」
「今も食べてるね」
「それも楽しんで」
「うん、沖縄の食べものは沖縄で食べると一番美味しいけれど」
その中でもというのです。
「この山羊のお刺身がね」
「いいんだね」
「物凄く美味しい」
「そうだっていうんだね」
「だから今もね」
お箸を動かしながらの言葉です。
「こうして食べているんだ」
「それでお酒は泡盛」
「それなんだね」
「沖縄のこの暑い中で飲むとね」
ロックにしてです、先生は飲んでいます。
「最高だね」
「それじゃあだね」
「その泡盛もたっぷり飲んで」
「足てびちも食べて」
「それからだね」
「うん、明日もね」
まさにというのです。
「楽しもうね」
「皆でね」
皆はその先生に笑顔で応えました、そのうえで晩御飯とお酒を楽しんでこの夜もぐっすりと寝て休むのでした。
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