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チートな筈なのにそんな気がしない

作者:セリウム
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『助ける』と心に決めた瞬間すでにその時行動は終わっているんだ

 
前書き
テストから帰還してきました 

 
実験?をしてから数日が経った。俺は今









「何のようじゃ?」

白夜叉の下にいる。

「教えて欲しいことがある。」

「ワシにか?」

「あぁ、アンタにしか聞けない。」

「クラーケンとグライアイの居場所だ。」

「何故それを知っている。」

「かつてのノーネームの仲間が今回ゲームの景品だと知った。その後現在の所有者なんかを調べていたら挑戦権についての情報も出てきたんだ。」

「成る程。それならば納得だな。じゃが、教える分には構わんのだがおんしだけで行くのか?十六夜達は?」

「あいつらまで出張ってしまうのはあまりいいことではないからな。」

「よかろう、だがクラーケンとグライアイは一筋縄ではいかんと思うぞ。」

「それでもあいつらのためにしてやりたいことがあるんだ。」

ゲームじゃ十六夜達が主役だろう。ならば俺はその舞台を用意しよう。それだけだ。

「クラーケンとグライアイの居場所ってこんなに遠いのか?」

「人間の足ではかなり時間がかかるな。」

「…」

「送るか?」

「………頼む。」

かっこよくは締まらない。



それからノーネームでは十六夜とレティシアの勝負やコミュニティ『ペルセウス』の襲来があり、

再び場面は白夜叉の店へ

そこでは十六夜達ノーネームとペルセウスのリーダーのルイオスが剣呑な雰囲気を出していた。

と、そこへ

「む、おんしらにニュースだ。」

「ニュースとは?白夜叉様。」

黒ウサギが聞く。

「うむ、ルイオスよ、今回のノーネームの挑戦をおんしは受けねばならん。」

「何故⁉︎」

ルイオスが驚く。他の面々もどうしてなのかわからない様子だ。

「その理由はこれじゃ。」

パンと白夜叉が手を叩く。

そこに出てきたのは2つの宝玉と、

「死ぬかと思った。」

ボロボロになって倒れているナナシであった。

「おんしェ…」

何とも格好がつかない主人公だ。

「これは⁉︎」

ルイオスが叫ぶ。そう、この2つの宝玉がペルセウスへの挑戦状クラーケンとグライアイのゲームをクリアした証なのだ。

「これでゲームができるな。」

「ナナシ様どうしてあなたが。」

「俺なりのコミュニティへの貢献ってやつだ。」

その後ルイオスとのゲームが決定した。

「ナナシ、よくこんなの思いついたな。」

コミュニティに帰った後に十六夜が俺に話しかけてきた。

「まぁな。」

「クラーケンとグライアイはどんなやつだった?」

十六夜が嬉々とした様子で聞いてくる。

「お前なら瞬殺できる程度だ。あまり期待するな。」

「へえ、でもオマエはボロボロだったなwww」

「本当のことなので言い返せん…」グヌヌ…

ちくしょう。

そんなこんなでゲーム当日、(本来起こっていた黒ウサギ達の喧嘩は起こっていない)

俺達は作戦会議中だ。

「今回のゲームは相手の陽動とゲームマスターの相手という2つの役割が必要だな。」

「じゃあ俺は陽d「ナナシはゲームマスターの相手な」何故⁉︎」

「今回のゲームはナナシのおかげでできるんだしな。オイシイ所はやるよ。」

「今回のゲームに関しては仕方ないわ。」

この話で初のセリフの飛鳥も同意する。←メタい

「えええええ…」

ゲームの役割が決まりいよいよゲーム開始だ。

扉を蹴ったりなんかは割愛ついでにアルゴールの下りも。

「ゲームマスターとして相手を「オラァ‼︎」ブハ⁉︎貴様ァ‼︎」

「十六夜アルゴールは任せた。」

「お、おう(コイツ案外容赦ねえな)」

その後、

「アルゴーr「オラァ‼︎」グペ!またか貴様ァ‼︎」

俺は

「もういい終わらせろアr「オラァオラァ‼︎」ゴハッ!」

徹底的に

「貴様俺に恨みでm「死ねッ!」タコス⁉︎」

ルイオスを殴った。

ルイオスが空に逃げるが、

「無駄だ。」

10倍の脚力で跳び、一瞬でルイオスに追いつき顔面を殴る。

矢を放っても、

「当たらなければどうということはない。」

10倍の反射神経で難なくかわしまた顔面を殴る。

「この名無し風情がァ‼︎」

ハルパーを振るってくるが、

「遅い!」

10倍の反射神経、さらに度重なる顔面への攻撃でルイオスの攻撃は一切当たらない。

そして俺はルイオスの顔面を殴る。殴る。殴る。

「君がッ!泣いてもッ!殴るのをッ!止めないッ!」

10分後、

「もう止めて下さい。ルイオス様の(顔面の)ライフはゼロです!もう勝負はついたのですよ!」

「HA☆NA☆SE☆」

という具合にゲームは無事?決着したのだった。









「「「じゃあこれからよろしく、メイドさん」」」

「「はい?」」

ノーネームへ戻ってきたレティシアはメイドとして働くことになった。

「ちなみに所有権は1:1:3:5ね。」

「ちょっと待て。」

「何かしら?貴方の配分は5よ。」

「何故俺も入っているんだ。」

「だって貴方が今回の1番の功労者じゃない。」

「ナナシにもレティシアの所有権はある。」

春日部耀さん、それが初のセリフでよかったのか?←メタry

「それにレティシアも望んだことだしな。」

何?

「そうだ。」

そこへレティシアが入ってくる。

「私は貴方に救われた。だからせめてもの礼がしたいと思ったのだ。…ダメ、か?」

レティシアが上目遣いで聞いてくる。
コイツなんてあざとい。

「………よろしく頼む。」

こうしてレティシアはメイドとしてノーネーム帰ってきたのだった。

「ちなみにレティシアに上目遣いで頼ませたのは俺だぜ。ヤハハ」

汚いぞ、十六夜…
だが、まあナイスだ。
 
 

 
後書き
ナナシはロリコン、はっきりわかんだね。(適当) 
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