学校物語
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4時間目
・・・勝てた!aチームは勝てた。けいたは、嬉しくなった。皆に、笑われずにすんだ。
4時間目、英語だった。けいたは、英語はちょっとしか、喋れない。
「Hello My name is Clinton」
なんて言ってるんだ。たぶん、「こんにちは、私の名前は、クリントン」と言っているのか?
「ニホンゴデアラワスト『コンニチハワタシノナマエハクリントン』トイッテイマス」
やったー当たった!初めて当てた。
「キョウノエイゴハ『バショ』デス」
場所か~けいたは、場所が、大の苦手だ。
「ココハ『Elementary school』デス。ナマエヲツケルト『Hidaka Elementary school』デス」
Elementary school、Elementary school、Elementary school、何回言っても、覚えづらい。しかも、長い。Elementary、school。こう分ければ、覚えられるカモ。
「ツギハ『River』『カワ』デスネ」
Riverか。覚えやすい。River、River、River。ちゃんと言えたぞ。
「ツギハ『Park』『コウエン』デスネ」
Parkか、知ってるぞ。Park、Park、Park、Park、Pac、Pac、Pac。言えた!
「言えてない!」
太一が言ってきた。
「お前の発音は、『ポーク』になっているぞ」
「キヲツケテ。『Pork』ヲハヤクイウト『Pac』二ナルカラキヲツケテ」
「ほーら」
たくっ、Park、Park、Park、Park、Park、Park、Park、Park、Park。ほーら言えた!
「さっきは言えなかっただろ!」
「ツギハ『Zoo』デス。ニホンゴでアラワスト『ドウブツエン』デス。ミナサンハドウブツエンガスキデスカ?」
Zoo、Zoo、Zoo、Zoo、Zoo。なんか変。
「Zu、Zu、Zu、Zu、Zu」
太一何言ってるんだ。Zuになっているぞ。まったくもう~。
「お前だって間違えたくせに~Zoo、Zoo、Zoo、Zoo、Zoo。言えた!」
「コレデエイゴヲオワリニシマス」
良かった。終わった。5分休み、トイレ行こう。まさか、怪物がいるとは、ありえないよね~。・・・えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
また、怪物がいる。せっかく、トイレを直したのにー!テメーどっかいけーどっか行かねーとお前の頭、ブチ殴るよ。すると、突然、しゃべりだした。
「なんだおめー。さっきのやつか。サンタから、プレゼントもらえねーぞ!」
プレゼントなんて、どうでもいい。バトルだ!けいたは、まず、ブチ殴った。すると、怪物が
「オエーン、オエーン、オエーン」
突然泣き始めた。キモイ、なんてキモイんだ。お前、カスだな。こんなん、簡単に倒せるぞ。ツンッ。
「オエーン」
また泣き始めた。ダサい。けいたは、本気モードと言った。ボカ。ボカボカ。殴れば殴るほど、どんどん泣く、けいたは、トイレを守りながら、戦っている。もし、けいたが、トイレを壊したら、けいたが、お金を払うつもりだ。警察が来た。けいたは、幼稚園児の時に、太一と少年警察団なんて、やっていたぞ。コドモ警察みたいなやつだな。警察は、どんどん銃で撃つ。撃てば撃つほどどんどん泣く。しかも、校舎内が、聞こえる。なぜ、怪物が弱くなったのか?解説は、「5時間目」を読むんだ。
後書き
つづく
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