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詩集「棘」

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光さえ凍てつく空の下で



星のない夜の空に
君の笑顔 想い描いた
いつまでも一人ぼっち
淡いため息 零したよ…

時々思う…
僕は何で此処にいるの?
届かない…君の影に
そっと手を伸ばした…

光さえ凍てつく空の下で
どれだけ想い続けても…
奇跡は起こるはずもなく
答えの出ない問いを
ただ一人…胸に抱く…


冬の香る暁に
叶わぬ願い 口にしてみた
恋しさは増すばかりで
会えない今を恨んだよ…

切なさに暮れ…
君との思い出が過る
掴めない…その全てが
心を病ませてる…

光さえ凍てつく空の下で
諦め切れず待ってても…
振り向いてくれるはずもなく
まるでピエロのように
ただ一人…空回って…


嫌われるかな…
嫌われるよね…
迷い込んだ先は出口さえない
永久に続く迷宮(ラビリンス)…

光さえ凍てつく空の下で
目映い月明かりさえ
胸の痛みは癒せない…
君に会いたいと願い
僕はそっと…罪を纏い…

光さえ凍てつく空の下で
どれだけ想い続けても…
奇跡は起こるはずもなく
答えの出ない問いを
ただ一人…胸に抱く…



 
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