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世界をめぐる、銀白の翼

作者:BTOKIJIN
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第一章 WORLD LINK ~Grand Prologue~
  カブト ~掴む未来、天の道~

蒔風たちはまだ屋上にいる。
天道と加賀美はフェンスに寄り掛かって街を見渡していた。


「なあ、天道」

「なんだ?加賀美」

「本当に人間とネイティブは共存できんのかな」

「なんだ、そんなことを悩んでいたのか?まったく、何度言えばわかるんだ。俺を信じれば、間違いはないさ」

「お前が言うとそうなりそうで怖いよ」

「それに蒔風も言っていただろう。「人類は軟弱ではない」とな」

「そうだな・・・」

「おい二人とも!」

「ん?」
「なんだ?」

そこで蒔風が声をかける。
二人が振り返ると蒔風がキラキラした瞳で笑いながらこっちにきた。


「見ろ!超巨大ねりケシだ!!」

「「アホか!!!」」

「本望だッ!」


蒔風が手に持つのは巨大なねりケシだ。
バスケットボールくらいある。
蒔風がさっき座っていた所には消しゴムの空箱とケースが転がっていた。


「ほら見て、うにょーん」

「あーはいはい。で?「奴」ってのはいつ来るんだよ」

加賀美が呆れながら蒔風に聞くと、蒔風はねりケシをグニグニしながら答えた。
よくその大きさをグニグニできるな。


「三島に力を与えたのは「奴」だからな。おそらくこれくらいのタイミングで俺達がここに着くぐらいの計算なんだろうから、そろそろ来るんじゃね?」


だから三人はここにまだ残っているのだ。
下手に街に戻って襲撃されたら面倒だ。
ここなら別に巻き込んでも構わないだろう物しかない。



「ま、もう来るさ・・・・ん?ほら来た」

蒔風が少し離れて隣接されているビルの屋上を指差す。
そこには一人の人影があった。


「あれが!」

「そ、変身しとけ。なにが来るかわから・・・・・開翼ッ!!」


蒔風の言葉が切れ、開翼した蒔風の姿が消える。


シュッ!バシイ!!


ボテッ、とねりケシが落ちる。
次の瞬間、蒔風と「奴」が別の場所に現れた。

そこは天道の目の前。
「奴」の抜き手が天道の胸の中心に伸び、その腕を蒔風が掴みギリギリのところで止めていた。


「「ッ!!?」」


「ち、やはり体得していたか」

「三島のおかげでな。開翼の条件付きだがクロックアップについて行けるぞ。天道!加賀美!早く変身だ!!」


「「変身!」」


《Henshin.cast off―Change Beetle!》
《Henshin.cast off―Change Stag Beetle!》


二人がカブトとガタックに変身し、蒔風が「奴」を放り投げて下がる。
「奴」が空中で一回転してフェンスの上にスタン、と降りた。


「・・・・・・・」

「・・・・・・・」


「おい、蒔風・・・・」

「動くな、「奴」はどうやらクロックアップを身につけているらしい。元々速いくせにまた速くなりやがった・・・・」

「わかるか。下の所にいいワームがいたからな。取り込んだよ。いや、途中で脱皮されてビビったが、実験体だったからか弱ってて助かった」

「めんどうな・・・・」

「手っ取り早く終わらせるぞ?(フッ)」

「加速開翼(ブーストオン)!!」

「「クロックアップ!」」

《《Clock up》》


四人が同時にクロックアップし、超加速の世界へと突入する。


「奴」が魔導八天を振るってカブトに斬りかかる。
それを蒔風が獅子天麟で受け止め、それを土台にジャンプしたカブトがカブトクナイガンで真上から撃ち抜く。


だが「奴」に撃ったそれは一発も命中せず、魔導八天から分離させた剣一本ですべてはじいた。
蒔風が「奴」の剣を蹴りあげ、その隙に足払いから倒れ込む「奴」の顔面に肘鉄をぶちかます。


しかし「奴」はと言うと肩と手のひらを地面に付け、そのまま跳ね上がって蒔風の顔面を蹴り飛ばした。
空中に砕けた地面の欠片と蒔風の鮮血が散ってそのまま浮かび止まる。

後ろに飛んでいく蒔風を飛び越えてガタックがダブルカリバーで斬りかかっていき、さらにカブトが背後からカブトクナイガンをクナイモードにして斬った。
「奴」はそれを紙一重で、わずかな隙間に潜り回転してそれを回避し、ガタックに後ろ蹴り、カブトに突きをぶち込んで弾き飛ばす。


ヒヒイロアカネで構築された装甲から火花が散り、二人が転がった。
そこに空中で反転しフェンスを蹴って飛んできた蒔風が「奴」に拳を振るうが、「奴」の踵落としが炸裂する。

蒔風は肩口にそれを食らいながらも両の足で地面を踏みしめてそれに耐える。


「お?耐えるか?」

「ぐっ、ぶっ・・・・」

「無茶すん、なッ!!!」


ゴグッ!!!!



「奴」がその状態から無動でさらに衝撃を叩き込む。


その衝撃についに蒔風の肉体が限界を越えた。

全身から血を噴き出し、上半身の服が散り、上半身に刻まれた見るだけで激痛に襲われるような傷をあらわにする。
だがその姿を見ていたカブトもガタックも、それが傷だとわからなかった。


その体はすでに血まみれ。
赤黒くなっている故に、傷など見えないのだ。


《《Clock over》》


そこでクロックアップが切れる。
それに合わせて「奴」も超加速をやめる。
この状態の蒔風などはすでに翼がしおれている。


そして雨が降った。
そのすべては蒔風と「奴」に振り、その全身を赤に染め、すぐに黒くなっていく。


「まっ・・・・」

「蒔風ェェェェェェエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!」



だがこんな状態でもまだ蒔風は倒れていなかった。
膝がガクガクと震え、視界にはなにも捕らえておらず、意識もほとんどない状態でも、蒔風は倒れなかった。


蒔風の腕が肩口に乗っている「奴」の脚をガッ、と掴む。
その光景を見た「奴」がある意味ではかわいそうなものを見る、同情的な目をして閉じ、そして一気に見開いた。


ドゴン!!!!!

ガゴゴゴゴゴゴゴゴン!!!!
バババババババババババババババリィン!!!!!!


「奴」が蒔風の肩に乗っている足を振り下ろし、地面にまで落とす。
蒔風の身体がそれに押しつぶされ、ビルの屋上から一階までを貫いた。

衝撃にビルのガラスがすべて砕け散り、下にガラスの雨を降らせる。

屋上の中心には穴が一つ。

その下には蒔風がいた。
穴から差し込む太陽の光が蒔風を照らす。


ここまでの攻撃でも、蒔風の上体は起きていた。
両膝をつき、上を見上げた状態でボーーーッとしている。

実際には何かを考えるだけの力もないのだ。
その蒔風に「奴」が波動を放とうと腕に黒い力が溜まっていく。

「させるか!!!」

クナイで斬りかかるカブトに中断させられてバックステップでかわしながら小さな黒弾を放つ「奴」
カブトがそれを斬り弾きながら突っ込み、「奴」に肉薄する。


《put on》「どけぇぇぇええええ!!!天道ォォォォオオオオオオ!!!!!」


ドガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!


ガタックがマスクドフォームに戻り、両肩のバルカン砲で「奴」を砲撃する。
そして「奴」を引きとめたところでエネルギーを圧縮し、プラズマ火球弾を撃ち爆撃した。



「グおっ!?」



「奴」がその砲撃に少しひるみ、その隙に再びキャストオフ。
カブトとガタックが同時にエネルギーを溜める!!!



《《1,2,3 rider kick!!》》


「ライダーキック!!!」
「ライダー、キック・・・!!!!」


ゴォウ!!!!

エネルギー、タオキン粒子が二人のそれぞれのホーンに集まり、それが全身を走り足先に凝縮される。
そしてその二人のキック、カブトの高回し蹴りとガタックの飛び回し蹴りが炸裂する!!!


ガガゴォ!!!!



渾身のキックだった。
並大抵の奴ならばこれで終わる。

だがそれを「奴」は―――掴んで止めた。



「な!?」
「ばか・・・な・・・・・」

「蒔風は戦闘不能だ。もはや脅威などありはしない。やることやって食わせてもらうぞ」


ガタックを放り投げ、空いた右手を真っ直ぐに伸ばしてカブトに突き出す。
そしてそれがカブトに迫り・・・・・・




------------------------------------------------------------




SIDE 蒔風


あ・・・・・・ここ・・・・ど・・・・こ・・・・・

ああ・・・・死・・・・・か・・・・・・・



楽な・・・・・・もんだな・・・・・・・
思ったより・・・・・軽いなぁ・・・・・・・・・・



世界が・・・・・・・・・・やばい・・・・・・・

死ぬ・・・・・の・・・・は・・・・・構わないけど・・・・・・

さす・・・・がに・・・・死・・・・ぬわけに・・・・・は・・・・・行かないよなぁ・・・・・・・





ダメだ・・・・・・・・・動かない・・・・・・・・
視界も・・・・・・・動かねえ・・・・・・・・・・・

なにも・・・・・・できな・・・・・・・・・・



ガシィ!!!!



「お前には死んでもらっては困るんだよ・・・・・俺たちを光に連れて行ってもらうためになァ・・・」


だ・・・・・・・れ・・・・・・・・


「オレか?ただの地獄の住人さ・・・・・お前ほどではないがな《Change Kick Hopper!》

 俺たちを地獄から連れ出してくれそうな奴を探してたんだよ・・・・・
 お前には死んでもらっては困る。今から病院に行くぞ」


だったら・・・・・・・・そこよりも・・・・・
連れて行ってもらいたい場所があるんだ・・・・・・・・



「どこだ?連れて行ってやる。お前は俺たち以上の地獄を知っている。お前はもしかしたら俺たちの兄弟・・・兄貴になれるかもしれないしな・・・・」


はは・・・・・・・
それは・・・・・おもしろ・・・・・そう・・・・・だ・・・・・・・



SIDE out


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ガシィ!!!!!!


兜に放たれる「奴」の抜き手。
それがが再び止められる。

さっきは蒔風だった。
今度は

「あんたは・・・・・」

「よぉ、天道・・・・あの人が頼んできたんだ。助けてやるからよぉ!!!」

ドガァ!!!



「奴」をその人物が蹴りだす。

その人物とはさっき蒔風と話していた男、矢車想が変身する仮面ライダーキックホッパーだ。
離れたフェンスには蒔風がぐったりと倒れていて、ガタックに担ぎあげられている。


「貴様・・・・・・」

「相棒を助けてもらったんでな・・・それにあの人はオレたち兄弟の希望になるかもしれないんだ」


矢車には義兄弟がいる。
影山瞬という青年だ。

彼はなにも知らずにあのネックレスを多く身に着けていた。

故に通常よりも多くのネイティブ波長を受けていたのだが、ネイティブになってしまう直前で蒔風が別の波長でそれを破壊したため、ことなきを得たのだ。
そしてそのとき影山の脳裏に浮かんだのが銀白の翼を持つ男だったのだそうだ。



だが蒔風はこの話を知らない。
意識の飛び飛びだった蒔風には何の事だかわかってはいないのだ。


「ち・・・また厄介な・・・・」

「オレに・・・・・は・・・・最高だよ・・・・・・・」


「奴」の言葉に蒔風が反論する。
途切れ途切れに、苦しそうに、それでもなんの悔いも残さない声で言った。


「その人は・・・・オレを・・・・・・助け・・・・・に、来てくれた。それは・・・・・・素晴らしいこと・・・・・なんだ・・・・・・その人も・・・・・・天道も・・・・・・加賀・・・・美も・・・・・・・
 皆・・・・・先に進んで・・・・・いる・・・・・・・・・」


その言葉に天道、加賀美も激が入る。
そうだ・・・なぜここでへこたれる。

この男はここまでなっても戦場に立っている。
ならば、自分たちがもう戦えないのはおかしいじゃないか・・・・・!!!!



「どけよ・・・・・・・・・・・・

 そこは・・・・・・・・


 オレたちの・・・・通る未来(みち)だ・・・・・・・・・・」




【KAMEN RIDER KABUTO】-WORLD LINK- ~WEPON~





「そうだ・・・・・俺たちの道はここから先にある。その道を切り開くぞ!!加賀美!!!」

「おう!!!!」


カブトと、そしてガタックの目の前にハイパーゼクターが現れ、二人がそれを手に取る。、
ガタックは蒔風に言われてフェンスにもたれさせて下ろし、カブトの隣に行く。


「お、俺にも!?」

「俺たちが掴む未来だ。お前も一緒に未来を掴め!!!!」



「ハイパーキャストオフ!!!!!」
「ハイパーキャストオフ!!!!!」


《hyper cast off―Change!Hyper Beetle!》
《hyper cast off―Change!Hyper Stag Beetle!》


カブトとガタックがハイパーフォームへと強化変身し、その全身から凄まじいエネルギーが噴き出す!!!


「行くぞ・・・・・この世でたったひとつ、確かな事。それは天の道を往き、総てを司る男、天道総司だ!!!」

「完璧野郎が・・・・・てめえみたいなやつぁ一番癇に障る!!!!!」


「奴」が魔導八天を振るいカブトに突進する。
だがその体が止まる。

「奴」の目の前に蒔風が躍り出たからだ。
その体が魔導八天に貫かれ、その刃が八つにグバッ!!!と展開し引き裂いた。


「完璧な・・・・・奴なん・・・・・か・・・・いない。
 いるのは・・・・・・・自分のできることと・・・・・でき・・・・無いことを・・・・・ゲハッ・・・・・知っている者だ・・・・・・
 だからこいつは・・・・・・・・・まちがえ・・・・・・な・・・・・・」


「蒔風ッ!!!!!」


「「ハイパークロックアップ!!!」」


《《Hyper Clock Up!!》》



二人がクロックアップを越えるハイパークロックアップを発動させる。
その速度はもはや計り知れない。

そのあまりの速さゆえに、多少の時間を巻き戻すほどに!!!!!!


貫かれた蒔風がスーーーと戻っていく。
そしてフェンスに戻ったところで、カブトとガタックがキックを構える!!!


《《Maximum―Rider―Power》》

腰に装着したハイパーゼクターのホーンを倒し、エネルギーを溜めこみ、そして


《《1,2,3》》

「ハイパー、キック!!」
「ハイパーキック!!!」

《《rider kick!!!!》》


ドドドドドゴガァ!!!!!!


二人の足先からエネルギーが竜巻の用に渦巻き、それが「奴」に炸裂する!!!!!


何が起きたかもわからぬままに吹っ飛び空中に飛んだ「奴」


《Rider Jump》

「ライダーキック!!!」

《rider kick!!》


ドゴァ!!!!


その「奴」にキックポッパーが振り下ろし蹴りを叩き込み、さっき蒔風が落ちた穴に「奴」をぶち込んだ。


ヨロヨロと蒔風がその穴に近づき、カブトがその横に並ぶ。


「終わら・・・・せる・・・・・・」


【KAMEN RIDER KABUTO】-WORLD LINK- ~FINAL ATTACK~!!



カブトがパーフェクトゼクターを取り出し、他ゼクターをそこに装填していく。


《THEBEE power―DRAKE power―SASWORD power―All Zector Combine!!》


ゼクターのパワーが装填されて「奴」に向ける。
その先端に竜巻状にエネルギーが充填され、その振動が周囲を振るわせる!!!!!!

さらに蒔風が十五天帝を持ち、それを「奴」に向けた。
するとその先端にも同じようにエネルギーがためって行き、さらに大気を轟かせる!!!!!


「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
「お・・・・・おぉぉ・・・・・ああああああ・・・・・・・・!!!!!!!」


ボッ!!ドギュゴアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!



引き金が引かれ、そのエネルギーが解き放たれる。
二本の竜巻となって打ち出された砲撃は周りを巻きこみ、「奴」に到達する。

二本の奔流に巻き込まれ、身体が引きちぎられ、「奴」が霧散する。
だが破壊はそこで終わらず、地下深くの研究所まで届き跡形もなく吹き飛ばした。


本来なら一発で山の半分を消し飛ばす者が二本もあり、WORLD LINKで強化されているのだから、これでもまだ足りないところだ。


しかし蒔風の意識がそこで途切れ、WORLD LINKが切れる。
砲撃が止み、崩れ落ちる蒔風をガタックとパンチホッパーが支える。


「このビルはもう駄目だな」

「急げ!!!こっちだ!!!!」

「蒔風!!死ぬな!!!!!」

「想像以上の地獄・・・・ここから抜け出す術を知っているのか・・・・・」


四人がそこから脱出する。
死にかけの翼人を一人抱え、クロックアップも使えぬまま、必死に。




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「ここ・・・・・は・・・・・・・」

「目が・・・・・覚めたか?」

「天道・・・・・」

「もう少しゆっくりしておけ。再生が早いと言ってもお前の怪我はひどい」

「どれくらい寝てた・・・・・・・」

「半日だ。だが」

「行か・・・・・なきゃ・・・・・」

「蒔風!!!!」

ゴロリ、と蒔風がベッドから落ちる。
そこで蒔風は状況を始めて把握した。

ここは天道の家だ。
「奴」との戦闘で倒れた蒔風はここに運び込まれたようだ。

「「奴」はこうしてる間にも他の世界に・・・・・」

「その体で行っても死ぬだけだ!!!」

「世界に行くたびに二週間ほどの空白があるから・・・・・その間に・・・・・体力は・・・・・」

「怪我はどうなる!!」

「治るが・・・・・そこまでは・・・・・・な」

「だったらここである程度は治せ。せめて血液量は回復させろ」

「う・・・・・・・」

天道の言葉に蒔風が言い返せなくなってしまう。
そもそもこのまま天道を振り切る体力も無いのだ。

従うほかないだろう。









―――そうして二日後―――





「ありがとな。マシにはなった」

「礼はいらん。早く行け」

「蒔風!!がんばれよ!!!!」

「「うぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!兄キィィィイイイイイイ!!!!!」」

「あの二人は大丈夫か?」

「大丈夫だろう」

「じゃあ・・・・な」




こうして蒔風が足早にゲートをくぐる。

次の世界では「奴」が活動しているかもしれない。
この休息が吉と出るか凶と出るか・・・・・・





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時代は古代中国!!三国時代!!!!
だが少しだけ違う外史の世界・・・・・

少しだけ違う三国志の世界にいるのは天の御使い。

国名は「蜀」
すでに「魏」「呉」は併合済み。

そこに降り立つ翼人


「こっからが大変だぞ!みんな!!!」


まったくもってその通り。
この世界はこれからが大変だ。





to be continued
 
 

 
後書き
【仮面ライダーカブト】

構成:"ライクル"80%
   "フォルス"10%
   "LOND"10%

最主要人物:天道総司

-WORLD LINK- ~WEPON~:ガタックにハイパーゼクター&蒔風にハイパークロックアップ付加(今回発動不可)

-WORLD LINK- ~FINAL ATTACK~:蒔風の十五天帝に「ハイパーマキシマムタイフーン」を付加、二人で攻撃


アリス
「結局「奴」がクロックアップについていけたのは何でですか?」

描写しきれなかったのでここで言いましょう。
擬態天道です。
でもそれらしいシーンを出せなかったのと、蒔風フルボッコだったので精一杯でした。


アリス
「そしてやっぱりいいとこ兄貴(笑)
 そういえばなんで蒔風最後にああ呼ばれてたんですか?」

それは次回の番外編で!!



アリス
「次回、番外編!!!」

ではまた次回







蒔風「輝ける一ページを・・・・・・」

 
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