東方陰陽伝
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第1話 少女との出会い
前書き
今回はいよいよ霊夢が出てきます!
裕翔(今いる場所はっと)
周りの状況確認。俺が今いるここは神社だということが分かった。
???「ちょっとアンタ、なに勝手に人んちに上がり込んでんのよ」
と神社の中から女の子が出てきた。俺と同い年くらいだろうか、黒髪に大きな赤いリボン、脇が露出しているのが特徴的だった。
裕翔「ごめん、俺転生者だから右も左も分からなくてさ。俺は秋音裕翔。君は?」
霊夢「私は博麗霊夢。こんな格好してるけど、巫女をやってるわ。」
自覚はあるんだね・・・
裕翔「そっか。宜しくな、霊夢」
俺が握手を求めて手を差し出すと、霊夢は何故か急に頬を赤らめるて、手を差し出す。
霊夢「こ、こちらこそ、よろしく、ね。裕翔。(初めて異性の手を触った初めて異性の手を触った初めて異性の手を触った初めて異性の手を触った・・・)」
裕翔「どうしたんだ霊夢?急に顔を紅くして。熱でもあるのか?」
と、俺が霊夢のおでこに触ろうとすると
霊夢「な、何でもないわよ!(コイツ天然だぁ・・・)」
と、反発を受けてしまった。まぁ初対面の人のおでこに触ろうなんてバカのすることだよなぁ。
霊夢「それよりアンタ、転生者何でしょ?もしかして、スペルカードとか弾幕ごっことか、まだこの世界の事何も知らない?」
裕翔「スペルカード?弾幕ごっこ?なんだそりゃ?」
霊夢「はぁ〜やっぱりね。いいわ。めんどくさいけど、今回だけ特別に私が色々教えてあげる。感謝しなさい。」
裕翔「あぁ。ありがとな、霊夢。」
そうして幻想郷のことについて色々教えてもらった。あとは、この幻想郷において一番大事とも言える、スペルカードと弾幕ごっこについてだけである。
霊夢「いい?弾幕ごっこって言うのは、人間が妖怪と対等に戦うことができるようにするために作られた遊びの事。そしてその上で一番重要になるのがスペルカードよ。スペルカードって言うのは、要は必殺技ね。使うか使わないかだけで戦況が大きく変わったりするわ。ただし、使用時に必ずカード宣言をしなければならないの。だから相手によっては、自分のスペカを攻略されちゃって不意討ちを食らったりするわよ。」
裕翔「へぇ〜、やっぱりメリットが大きいものにはデメリットが付き物なんだな。」
霊夢「そうね。あ、まだ見せてなかったけどこれ。」
裕翔「これは?」
霊夢「スペルカードの素となるお札よ。自分の作った技の情報をこのお札に流し込む感じで想像してみて。」
裕翔「自分の作った技の情報をお札に流し込む・・・、出来た!」
霊夢「それじゃぁ、あとは実践してもらうのが一番なんだけど〜、相手がいないわね〜。」
裕翔「お前が相手すれb霊夢「めんどくさい」(コイツ本当に巫女かよ・・・)」
???「お〜い霊夢〜!暇だから来てやったぞ〜!」
すると突然、ほうきにまたがって空から女の子がやって来た。金髪のロングヘアーで、黒と白を基調としたカラーリングをした服を着て、頭に大きな黒いとんがりボウシをかぶっている。その様子は、まさに『魔女』そのものだった。
霊夢「おっ、ちょうどいい所に来たわね。」
???「ん?ちょうどいいって、何がだ?」
霊夢「紹介するわ。コイツ、裕翔って言うの。」
裕翔「秋音裕翔です、よろしく。」
魔理沙「オレは霧雨魔理沙だ!こちらこそよろしくな、裕翔!」
裕翔「よろしく!」
霊夢「早速で悪いんだけど、魔理沙にはこいつの弾幕ごっこの相手をしてもらうわ。こういうのは、教えるより実際にやった方がいいと思うし。」
魔理沙「なるほどな。でも、だったらお前が相手をすれb霊夢「めんどくさい」(コイツ本当に巫女かよ・・・)」
あれ?なんかデジャヴ・・・
魔理沙「まぁいいや!裕翔!初心者でも何でも、俺はいつでも本気で行くからな!」
裕翔「あぁ、望むところだ!」
魔理沙「そうだな、俺に地面に尻をつかせたらお前の勝ちってことでいいぜ!」
裕翔「なめられたもんだな。初心者の実力、見せてやるよ!」
霊夢「それでは、弾幕ごっこ開始!」
こうして、俺と魔理沙の弾幕ごっこが始まったのだ。
後書き
はい!どうだったでしょうか東方陰陽伝第1章第1話!
なんかプロローグよりも文が短くなった気がするのは気のせいでしょう!
僕としては納得行くような感じにまとまったのですが、皆さんが楽しめるかどうかが一番大事なので、また、至らぬ点がございましたらご指摘、ご指導、よろしくお願いします!それでは!
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