チートな筈なのにそんな気がしない
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実験の時間だゴラァ!
前書き
あんまし話は進みません
フォレスガロとのゲーム当日、俺達はフォレスガロの本拠に向かった。
本拠には植物が生い茂り、ジャングルのようなイメージを抱かせる。
そして門柱には契約書類が貼られていた。
《ギフトゲーム名:ハンティング》
プレイヤー一覧
久遠飛鳥
春日部耀
ジン・ラッセル
クリア条件
本拠に潜むガルド=ガスパーの討伐
ゲームテリトリー内に配置されているホスト指定の武具で討伐
契約により、指定武具以外での攻撃は無効となる
宣誓上記を尊重し、誇りと御旗の下ゲームを開始致します
フォレスガロ印
ジンが契約書類を見て焦るが、そんなことは関係無くゲームは開始される。
ゲームに参加しない俺と十六夜は2人で話をしていた。
「このゲーム、勝つと思うか?」
「勝てるだろ。ま、勝てなかったら俺はこのコミュニティを抜けるけどな。」
「そういえば世界の果てに行ったらしいな。どうだった?」
「なかなかいい所だったぜ。デケェ滝も見れたしな。」
「そうか。」
さてと、ここらでストーリーを円滑に進めるとしますか。
「黒ウサギ。」
俺は黒ウサギを呼ぶ。
「どうされましたか?ナナシさん。」
「万が一を考えて怪我人を治療する準備はしておいた方がいいんじゃあ無いのか?」
「成る程、念のためにしておきましょうか。」
その後ギフトゲームは原作通りの結果となった。唯一違う点を挙げるならば耀の治療がかなりスピーディーに出来たことだろう。
フォレスガロのギフトゲームから数日が経った。
俺はノーネームの本拠から少し離れた場所にいた。ここで能力の詳しい情報を得ようと思ったのと自分の素の能力を最低限確認しようと考えたからだ。
様々なことを試した結果、幾つかのルールが見つかった。
1.倍増するモノは一回の能力の使用に対して1種類の事柄である。
このルールは、身体能力と言う大まかな指定では能力が発動せず、ジャンプ力といったようにその点のみを対象とするようなもののみ能力が発動したことから言える。
2.1度に倍増できるのは5つまでであり、それから能力を発動したときは1番最初の倍増が無効となる。
3.同じ箇所を倍増させることはできない。
これは例えば、パンチ力を1度倍増させた後にそれを重ね掛けするようなことは出来ないというものだ。なので1度10倍を使った後にもう一度同じ箇所を10倍して100倍にするということはできない。
4.倍増させた後に解除した場合はその倍の数×10分はその倍率を出せない。また、同時に同じ倍率を使用した際にはその回数を掛ける。
10倍を同時に2回使用した場合、次に10倍を使用するには10×10分×2=200分間のインターバルを必要とする。
まとめてみると案外面倒なルールがあった。特に4は厄介だ。まあ、能力の持続時間には特に縛りがないことが唯一の救いだ。
次に身体能力だが、リリに偶然あったので彼女にも協力してもらった。迷わず協力をしてくれる彼女はやはり最高だ。
おい、誰だロリコンと言ったのは。
さて、身体能力はいかほどか
多分100メートル走:15秒
ジャンプ力:50㎝くらい
うん、測れない。考えてみれば専用の器具もなしにどうすればよかったのか。何?測った記録も曖昧?リリが一生懸命目測で測ってくれたものをそんな風にいうんじゃない。殺すぞ。
リリにはお礼をいった。その時に頭を撫でたら少し照れていた。可愛い。ロリコ)ry
おい、誰だ)ry
今回の結論、リリは可愛い。はっきり分かんd…
おっとこのままでは野獣な先輩に襲われそうだ。
後書き
主人公のロリコン疑惑は作者のせい
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