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ラブライブ!サンシャイン!!×仮面ライダーゴースト ーAquors Gorstー

作者:ribbons00g
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第1章 英雄アイコンとレジェンドライダーアイコン
  第20話 バロン・ザ・ユーナ

 
前書き
久しぶりの更新になります。

前回の話で動き出したユーナ。今回も登場します。

では、始まります。 

 
ダイヤがダブルのアイコンを手にした2日後の放課後、Aquorsのメンバーは練習を終え、それぞれ家路についている。

花丸と一緒に帰っているルビィはその途中、とある高台で眼魔世界の制服を着たある女を見つける。

ルビィ(あれって、眼魔の世界の女の人!?)

ルビィ「マル。ごめん、先に帰るね」

花丸「う、うん。また明日ずら」

花丸と別れたルビィは、走ってその高台へと向かう。

一方、その女は高台から海の方を見ていた。

???「やっぱり、この世界の景色は美しい。でも、人間たちはその美しいものまで破壊しようとしている。私たちの手で完璧な世界に作り上げ、この美しき世界を、素晴らしい世界に変える」

そう語る女、その正体は幹部の1人のユーナである。

ユーナ「今こそ、父上の理想の世界を、この人間のせかいに」

ユーナが行動を起こそうとしたその時・・・・・・

ルビィ「待ちなさい!!」

ルビィの声に気付き、ユーナが振り向く。

ユーナ「あら、黒澤ルビィね。自分から来るなんて、探す手間が省けたわ」

ルビィ「ユーナ、あなたは一体、何をたくらんでるの!!」

ユーナ「すべては完璧な世界にするため。まあ、あなたが知ったところで、消される運命にあるんだけどね」

ルビィ「完璧な世界なんて・・・・・・仙人から聞いたけど、そのために私たちの世界を、あなたたちの都合のいい完璧な世界に変えるなんて、そんなことはさせない!!」

ユーナ「なら、あなたはこの世界や人間が不完全なままでいいのかしら?」

ルビィ「確かに人が死ぬのはつらいよ。でも、だからって、この世界を好き勝手にしていいわけない!!私が、ルビィが、あなたたちの野望を止める!!」

ルビィはゴーストドライバーを発生させ、右手にアクアゴーストアイコンを持ち、左の手のひらでアイコンのスイッチを押し、それをドライバーにセットし、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!》

ルビィ「変身!!」

《カイガン!アクア!レッツゴー!覚悟!マ・-・メ・イ・ド!ゴースト!》

ルビィの体を黒のスーツが覆い、アクアゴーストパーカーを纏った姿、仮面ライダーゴーストアクア魂となった。

ユーナ「愚かな女、今回は最初から本気で行くわよ」

そう言うと、ユーナは眼魔アイコンを取り出し、スイッチを押した。

《ウルティマ!》

眼魔アイコンがユーナの手から離れると、お腹のあたりまで落ちたところで光が発生し、ユーナは眼魔ウルティマに変身した。

そして、ユーナが変身した眼魔ウルティマはもう1つの眼魔アイコンを取り出し、アイコンのスイッチを押すと、左腕に装着されているプロトメガウルオウダーにセットする。

《ロード・バロン!》

《ローディング!》

すると、ユーナが変身したウルティマにロード・バロンのパーカーゴーストが纏い、眼魔ウルティマ・ロード・バロンとなった。

ゴースト「ユリンの眼魔と違う!?」

眼魔ウルティマ・ロード・バロン「さあ、私たちの力を思い知りなさい!!」

眼魔ウルティマ・ロード・バロンは『グロンバリャム』の長い剣を持ち、ゴーストに襲い掛かる。

対して、ゴーストはガンガンセイバーを取り出し、眼魔ウルティマ・ロード・バロンの剣の攻撃を防ぐ。

防いだ後、ゴーストは距離をとり、ガンガンセイバーをガンモードに変形させ、銃撃する。

しかし、銃撃は眼魔ウルティマ・ロード・バロンはグロンバリャムの剣で銃撃を防ぎ、反撃し、ゴーストを切りつける。

ゴースト「ぐっ!!」

ゴーストはガンガンセイバーを剣モードに戻し、接近攻撃を試みるが、攻撃を防がれては反撃されるという繰り返しで、眼魔ウルティマ・ロード・バロンの攻撃がゴーストにどんどん浴びせられる。

ゴースト「くっ、やっぱり強い!!でもまだ!!」

ゴーストはムサシのアイコンを取り出し、スイッチを押すと、すでにセットされているアクアアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!》

《カイガン!ムサシ!決闘!ズバッと!超剣豪!》

仮面ライダーゴーストムサシ魂にチェンジし、ガンガンセイバーを分離させ、二刀流にする。

眼魔ウルティマ・ロード・バロン「愚かな・・・・・・」

ゴーストが眼魔ウルティマ・ロード・バロンに攻撃しようとしたとき、眼魔ウルティマ・ロード・バロンはガスの様な気体の状態になり、それにゴーストにまとわり、ゴーストを木や柱に叩きつける。

ゴースト「ぐっ、うっ、きゃあっ!!」

木や柱に叩きつけられたゴーストは地面に落下し、眼魔ウルティマ・ロード・バロンは元の姿に戻る。

眼魔ウルティマ・ロード・バロン「そんなものかしら? 黒澤ルビィ」

ゴースト「くっ、ムサシでだめなら!!」

ゴーストはウィザードのアイコンを取り出し、スイッチを押すと、すでにセットされているムサシのアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミナー!》

《カイガン!ウィザード!指輪の魔法!最後の希望!》

仮面ライダーゴーストウィザード魂にチェンジし、構える。

ゴースト「さあ、ショータイムよ!!」

ゴーストは右手を眼魔ウルティマ・ロード・バロンの方に向けると、バインドの魔法を繰り出すが、眼魔ウルティマ・ロード・バロンはグロンバリャムの剣で、バインドの魔法で現れた鎖を切り払う。

ゴースト「!!」

眼魔ウルティマ・ロード・バロン「その程度の攻撃、私には効かん!!」

眼魔ウルティマ・ロード・バロンはグロンバリャムの剣を、ゴーストに連続で浴びせ、攻撃で飛ばされたゴーストは高台から落ちてしまう。

高台から落ちたゴーストは地面に叩きつけられた後、変身が強制解除され、ルビィの姿に戻る。

ルビィ「うっ・・・・・・」

変身を強制解除されたルビィは、そのまま意識を失った。

ルビィが意識を失った後、高台から飛び降りてきた眼魔ウルティマ・ロード・バロンが着地すると、着地していた近くに落ちていたウィザードのアイコンを拾う。

眼魔ウルティマ・ロード・バロン「これが、ライダーのアイコン。黒澤ルビィを消せば、彼女が持っているアイコンをすべて手に入れることができる」

ウィザードのアイコンを拾った眼魔ウルティマ・ロード・バロンはグロンバリャムの剣をルビィに向け、とどめを刺そうとする。

眼魔ウルティマ・ロード・バロン「消えなさい、黒澤ルビィ」

眼魔ウルティマ・ロード・バロンが持っているグロンバリャムの剣がルビィに突き刺さろうとしたその時、コンドルデンワ-のガジェットが眼魔ウルティマ・ロード・バロンに襲い掛かる。

眼魔ウルティマ・ロード・バロン「うっ!!」

さらにウィザードのアイコンを持っていた手をコンドルデンワ-の攻撃を受け、ウィザードのアイコンを手放す。

眼魔ウルティマ・ロード・バロン「しまった!!」

コンドルデンワ-がウィザードのアイコンを拾い、別の場所へと逃げていく。

眼魔ウルティマ・ロード・バロン「くっ、せめて、黒澤ルビィだけでも!!」

眼魔ウルティマ・ロード・バロンはウィザードのアイコンをあきらめ、ルビィにとどめを刺そうとしたとき、今度は姉のダイヤがやってきた。

ダイヤ「待ちなさい!!」

眼魔ウルティマ・ロード・バロン「ちっ、黒澤ダイヤ、また邪魔を!!」

ダイヤ「あなたに、ルビィをやらせませんわ!!」

ダイヤは右手をお腹のあたりにかざし、ゴーストドライバーを発生させ、右手でアイコンのスイッチを押すと、右手からアイコンを離し、離れたアイコンがドライバーにセットされると、左手でカバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミロー!バッチリミロー!》

ダイヤ「変身!!」

《カイガン!スペクター!レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ!ゴースト!》

ダイヤの体を黒のスーツが覆い、スペクターゴーストパーカーを纏った姿、仮面ライダースペクターとなった。

眼魔ウルティマ・ロード・バロン「黒澤ダイヤが、スペクター・・・・・・」

スペクター「行きますわよ、眼魔!!」

スペクターは眼魔ウルティマ・ロード・バロンに接近しようとする。

しかし、幹部の1人であるユリンが突然現れ、スペクターと眼魔ウルティマ・ロード・バロンの間に割り込む。

ユリン「黒澤ダイヤ、姉上の邪魔はさせないよ」

スペクター「あなたたち、姉妹だったの!?」

ユリン「あなたがそれを知る必要はないわ。姉上、私が黒澤ダイヤを始末します」

眼魔ウルティマ・ロード・バロン「任せたわ、ユリン」

ユリン「黒澤ダイヤ、いや、スペクター。この前の借りは返させてもらうわ」

そう言うと、ユリンは眼魔アイコンを取り出し、アイコンのスイッチを押す。

《ウルティマ!》

眼魔アイコンがユリンの手から離れると、お腹のあたりまで落ちたところで光が発生し、ユリンは眼魔ウルティマに変身した。

そして、ユリンが変身した眼魔ウルティマはもう1つの眼魔アイコンを取り出し、アイコンのスイッチを押すと、左腕に装着されているプロトメガウルオウダーにセットする。

《フリーズネオ!》

《ローディング!》

すると、ユリンが変身したウルティマにフリーズネオのパーカーゴーストが纏い、眼魔ウルティマ・フリーズネオとなった。

眼魔ウルティマ・フリーズネオ「スペクター、黒澤ルビィと一緒に消してあげるわ!!」

眼魔ウルティマ・フリーズネオは氷の弾をスペクターに向けて放つ。

対して、スペクターはガンガンハンドを取り出して銃撃し、相殺する。

しかし、能力は眼魔ウルティマ・フリーズネオの方が高く、スペクターに反撃の機会を与えず、攻撃を加える。

スペクターと眼魔ウルティマ・フリーズネオが交戦しているとき、眼魔ウルティマ・ロード・バロンがルビィに向けて、剣を刺そうとする。

スペクター(いけない!!)

それを見たスペクターは眼魔ウルティマ・ロード・バロンに向けて、ガンガンハンドで銃撃し、攻撃を防ぐ。

眼魔ウルティマ・フリーズネオ「また、姉上の邪魔を!!」

眼魔ウルティマ・フリーズネオはスペクターに攻撃に高エネルギーの破壊光線を放とうとしたその時、周りに煙が立ち始める。

眼魔ウルティマ・フリーズネオ「な、何なの!?」

スペクター「これって・・・・・・」

仙人「今じゃ!!ルビィを連れて退くんだ!!」

そのすきに、スペクターはルビィのもとに近づき、ルビィが持っているフーディーニのアイコンを借り、すでにセットされているスペクターアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミロー!》

《カイガン!フーディーニ!マジイイジャン!すげぇマジシャン!》

仮面ライダースペクターフーディーニ魂にチェンジすると、ルビィを抱え、離脱する。

その後、煙が晴れると、その場所にいるのは、眼魔ウルティマ・フリーズネオと眼魔ウルティマ・ロード・バロンのみとなった。

眼魔ウルティマ・フリーズネオ「誰よ!!目くらましという卑怯な手を使ったのは!!」

眼魔ウルティマ・ロード・バロン「まあいいわ、次は必ず仕留めてやるわ!!黒澤姉妹!!」

その後、眼魔ウルティマ・ロード・バロンと眼魔ウルティマ・フリーズネオは目玉の紋章を発生させ、眼魔の世界へと転移した。 
 

 
後書き
第20話現在の所持アイコン

ルビィ:アクア、ムサシ、エジソン、ロビン・フッド、ビリー・ザ・キッド、ベンケイ、フーディーニ、クウガ、龍騎、ジョーカー、ウィザード、ドライブ
ダイヤ:スペクター、ファイズ、ゼロノス、ダブル、ウォーター
ユーナ:(ウルティマ)(ロード・バロン)
ユーゴ:英雄アイコン×2、フォーゼ、(ウルティマ)
ユリン:(ウルティマ)、(フリーズネオ)
リヴァル:英雄アイコン×4

ルビィの残り日数:あと64日

今回登場したオリジナル眼魔
・眼魔ウルティマ・ロード・バロン
 眼魔の世界の幹部の1人であるユーナが変身した眼魔ウルティマに、ロード・バロンの眼魔アイコンをプロトメガウルオウダーにセットすることで、ロード・バロンのパーカーゴーストを纏った姿。
 仮面ライダー鎧武に登場するオーバーロード、ロード・バロンの力を得ており、グロンバリャムの長い剣や量子化の様な気体の状態にして攻撃することもできる。
 なお、ロード・バロンの眼魔アイコンはユーナのみ所有している。

ユーナが眼魔ウルティマに変身しました。

なお、ユーナやユリンでは追加の眼魔アイコンが異なります。

ユーナの圧倒的な力に敗れたルビィ、果たして、幹部に勝つことができるのか?

次回をお楽しみに

なお、今回より所持アイコンに眼魔アイコンも対象にします。

目印はカッコ内に書かれているアイコンです。 
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