ONEPIECE~[夢の冒険家]凍結
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第2話魔神vs光
前書き
初の戦闘シーンです。
第2話魔神vs光
~バンside~
今の俺の目的を簡潔に伝えよう。
1奴隷の解放、2世界レベルのクラスに魔神の力が通用するかどうか。
1は絶対しなければいけないこと。2は完全に興味本意だ。
まぁ、とりあえず殺ってみるしかねぇか。えっ、やるの漢字が違うって、そんなの気にしちゃダメダメ~。
俺は戦闘態勢をとり、魔神の紋様が俺の額にあらわれる。
バ「じゃあ、やろうか。」
ドーン
バ「痛って~、なかなかやるじゃねぇか。」
俺は黄猿の光速の蹴りを両手で受け止める。
黄「それぐらい出来ないと大将は務まらないんでねぇ。それより君、何者だい?
あっしの光速の蹴りを初見でとめられたのは君が初めてだよ。
バ「名前だけ教えてやるよ。俺の名は[バン]。何者にも俺を殺すことは出来ねぇのさ♪」
このセリフ、言ってみたかったんだ。そして俺は、愛刀「虚空」をとりだす。そして切りつける。
黄「おっと!、危ないねぇ。」
かわされはしたが少し頬をかすったようだ。今ので覇気使えるのバレちゃった。
黄「君~どうやら覇気を使えるみたいだねぇ。ロギアのあっしに傷をつけたのが良い証拠だょ~」
バ「エンチャント、ヘルブレイズ!」
黒い炎の刃が黄猿を切りつける。だが今のは少し不意討ちをした。
そりゃ、光人間だぜ?不意打ちでもしなきゃ当てられねぇよ。
黄「お~今のは効いたよ。何かの能力者かい?」
バ「自分で考えな。おらっ、神千切り!」
~フィッシュ·タイガーside~
よし、奴隷を全員解放した。後は俺とやつが逃げるだけだ。
いや待て、やつは一体何者なんだ。何故見ず知らずの俺を助けてくれるんだ。
いや、そんなことは後で聞けばいいか。今はここから逃げることが最優先だ。
そして俺はやつのもとへ走り出した。
~バンside~
おいおい、まだかよ。タイガー君早くしてくれよ。俺もう怠いんですけど。
タッタッタッタ
タ「おい、奴隷は全員解放したぞ!」
バ「よし、じゃあ俺たちもとっととトンズラだ!」
タッタッタッタ
黄「このあっしが逃がすとでも。「八咫鏡」」
バ「うお、いっきに近づいてきやがつた。」
黄「この技は少し被害範囲は大きいけど、
まぁ、悪を滅するためだったら少しの犠牲も必要だよねぇ。」
バ「お前!まさか!」
黄「八尺瓊勾玉」
~???side~
~数分前~
タ「よし、ここで最後だ。お前たちも逃げるんだ!」
?「あなたは何故妾たちを助けてくれるのじゃ!?」
タ「·········俺自身が、そうだったからだ。」
タ「もうそんなことは後でいい。それより先に逃げろ!俺の仲間が海軍を足止めしてくれている。」
?「·····分かった!」
タッタッタッタ
?「姉様、本当にあいつを信じていいの?」
?「そうよ、あんな見ず知らずの男なんて。」
?「信じるか信じないかの問題ではない。これが最初で最後のチャンスじゃ。
死ぬ気で逃げきるんじゃ!」
?「「ええ!」」
タッタッタッタ
タッタッタッタ
?「何?あの光は?」
?「そんなこと気にしている余ゆ、う、は」
?「「姉様、危ない!」」
~バンside~
あの野郎!まだ逃げ切れてねぇ奴隷がいるのに。
俺達をこのマリージョアもろともぶっ飛ばすつもりだ。
バ「フィッシュ·タイガー、まだ逃げきれていない奴隷は何組だ!」
タ「1組だけだ!」
バ「分かった!お前も危険だから隠れておけ!俺は俺で何とかする!」
タッタッタッタ
頼む。間に合ってくれ。
~???side~
「「姉様、危ない!」」
ドーン
私は、この光景に驚いた。私を背にかばってくれたのは血の繋がった姉妹たち····
·········ではなく、さらに二人を上からかばってくれた、
名も知らない男だった。
~バンside~
バ「グハッ!」
黄「この攻撃を食らってまとも立っていられるとはねぇ。でもこれで終わりだよぉ。
そんな役立たずの奴隷さえかばわなければよかったのにねぇ。」
イラッ
バ「てめぇ、今なんていった。」
黄「おぅ、まだ喋る元気があるのかい。」
バ「いいから、俺の質問に答えろ!」
黄「そんな役立たずの奴隷さえかばわなければよかったのにねぇ、って言ってよぉ。
バ「そうかい、じゃあてめぇは絶対殺す!!」
黄「しかし、そんな傷でどうやってやるんだい。」
バ「バカが、何の策も無しにこんなことするわけねぇじゃねぇか。」
そういうと、俺の魔力が尋常じゃないほど高まっているのが分かる。
黄「何かヤバそうだねぇ。今日はトンズラしちゃおうかな。」
バ「逃がすか。」
俺はやつの後ろへ一瞬で回り込む。さすがにやつでもこれには虚をつかれたようで、少し出遅れる。
これが俺の使える最大の技。今まであたえられたダメージを倍にして返す技。
「うおぉぉぉ、[リベンジカウンター]」
ドーン
~END~
後書き
???sideってもう誰だか分かりましたよね。
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