ラブライブ!サンシャイン!!×仮面ライダーゴースト ーAquors Gorstー
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第1章 英雄アイコンとレジェンドライダーアイコン
第19話 2つで1つの魂
前書き
お待たせしました。
今回はダイヤが久しぶりに新しいアイコンを入手します。
では、始まります。
眼魔世界にて・・・・・・
ユーゴ「黒澤姉妹相手に失態を犯したようだな、ユリン」
ユリン「申し訳ございません・・・・・・」
ユーナ「まさか、アイコンの中のパーカーゴーストが実体化するなんて、想定外だわ」
ユーゴ「奴らもなかなかやるということか・・・・・・」
ユリンは先ほどの失敗を報告し、ユーゴやユーナはアイコンのパーカーゴーストが実体化するということが想定外で、驚きを隠せない。
3人が話しているとき、同じ幹部のリヴァルがやってくる。
リヴァル「お話は聞かせていただきました」
ユーナ「リヴァル、何のようなの?」
リヴァル「ユリン様を追いつめた黒澤ダイヤという女、私が始末してまいります」
そう言った後、リヴァルは人間世界に転移した。
一方、人間世界では、ルビィがユリンと戦闘した日の翌日になっていた。
この日、放課後にラブライブに向けて練習を行う予定である。
いつもの場所で練習しようとしたが、果南が『家の近くの海岸で練習しないか』という提案を、メンバー全員が賛成し、学校から、ダイビングショップの近くの方の海岸へと移動した。
ダイヤ「1・2・3・4・5、千歌さん、ステップをもう少し大きく」
千歌「はいっ!!」
そのあとも練習は続き、日が傾いたところで、この日の練習を終える。
曜「千歌ちゃん、また明日ねー!!」
千歌「またねー!!」
ルビィ「また、明日」
ルビィは千歌、梨子、花丸の3人と一緒に帰宅する。
姉のダイヤは果南と少し話がしたいということで、ダイビングショップに残っている。
しばらく歩くと、ルビィが足を止め、それに気になった花丸がクモランタンの光を照らす。
花丸「ずら!!」
クモランタンを使用すると、目の前にヘキジャ眼魔が姿を現し、千歌や梨子、花丸にも視認できるようになった。
千歌「眼魔!?」
梨子「なんで、ここに眼魔が!?」
そこへ、別の場所からリヴァルが姿を現す。
リヴァル「今回はあなただけですか、黒澤ルビィ」
ルビィ「あなたは、リヴァル!!」
リヴァル「まあいいでしょう。どのみち、あなたを排除するのが目的ですし。ヘキジャ眼魔、黒澤ルビィを始末しなさい」
リヴァルはヘキジャ眼魔に指示した後、眼魔の世界へと転移する。
ルビィ「ルビィが、みんなを守る!!」
ルビィはゴーストドライバーを発生させ、右手にアクアゴーストアイコンを持ち、左の手のひらでアイコンのスイッチを押し、それをドライバーにセットし、カバーを閉じる。
《アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!》
ルビィ「変身!!」
《カイガン!アクア!レッツゴー!覚悟!マ・-・メ・イ・ド!ゴースト!》
ルビィの体を黒のスーツが覆い、アクアゴーストパーカーを纏った姿、仮面ライダーゴーストアクア魂となった。
ゴーストに変身したルビィはガンガンセイバーを取り出し、ヘキジャ眼魔に接近し、切りかかる。
ゴースト「はあっ!!」
だが、ヘキジャ眼魔は右腕の巨大な鉤爪で防御し、ゴーストのガンガンセイバーを振り払い、攻撃を加える。
ゴースト「きゃあっ!!」
さらにヘキジャ眼魔は口から火炎弾を繰り出し、ゴーストを吹き飛ばす。
火炎弾で吹き飛ばされたゴーストは、立ち上がろうとするも、再び巨大な鉤爪の攻撃を受ける。
千歌・花丸「ルビィちゃん!!」
ゴースト「まだまだ!!龍騎!!」
ゴーストは龍騎のアイコンのスイッチを押すと、すでにセットされているアクアのゴーストアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。
《アーイ!バッチリミナー!》
《カイガン!龍騎!周りはライバル!始まるサバイバル!》
仮面ライダーゴースト龍騎魂にチェンジすると、右腕にストライクベントのドラグクローを発生させ、龍の口から炎を放射し、再び立ち上がって近づいてきたヘキジャ眼魔にダメージを与える。
さらに、ソードベントの剣を右手に持ち、ヘキジャ眼魔に攻撃する。
ヘキジャ眼魔は火炎弾でゴーストに攻撃し、ゴーストはソードベントの剣で切り払う。
ゴースト「一気に決める!!」
すると、龍騎の契約モンスターである『ドラグレッダー』が現れ、ゴーストが構える。
そして、ドラグレッダーと共に空中に舞い上がり、ドラグレッダーが放つドラグブレスを纏って飛び蹴りを叩き込む攻撃『ドラゴンライダーキック』を放つ。
ゴースト「はあああああああああああああああああああああああああっ!!」
ドラゴンライダーキックがヘキジャ眼魔にヒットすると思われたとき、1人の幹部が左手でゴーストの右脚を持つ。
ゴースト「えっ!?」
???「その程度で・・・・・・」
その幹部はゴーストの右脚を上に振り払い、左足で攻撃し、ゴーストを蹴り飛ばす。
梨子「何!? あの女」
ゴースト「あ、あなたは!?」
???「初めましてと言うべきかしら? 黒澤ルビィ」
ゴースト「その服装、あなたも眼魔なの!?」
???「そう言ったら、どうするの?」
ゴースト「あなたを、倒す!!」
ゴーストはその幹部に攻撃しようとするも、攻撃を簡単に回避され、反撃を受けて吹き飛ばされてしまう。
ゴースト(この幹部、ユーゴやユリンと同じぐらい強い)
???「ヘキジャ眼魔、後はあなたがとどめを刺しなさい」
そう言った後、その幹部は目玉の紋章を発生させ、その場から消えた。
幹部が消えた直後、ゴーストはヘキジャ眼魔の猛攻を受け、ダメージが蓄積し、変身を強制解除されてしまう。
ルビィ「ううっ・・・・・・」
千歌・花丸「ルビィちゃん!!」
梨子「ルビィ!!」
千歌たち3人はルビィのもとに駆け寄り、ヘキジャ眼魔はルビィたちに接近する。
梨子「嫌、来ないで。まだ、死にたくない」
ヘキジャ眼魔が千歌たちを襲おうとしたとき、コンドルデンワーのガジェットがヘキジャ眼魔を攻撃し、ヘキジャ眼魔はよろける。
そこへ、ダイヤと果南が走ってやってきた。
千歌「果南ちゃん!!ダイヤさん!!」
果南「みんな、大丈夫?」
梨子「私たちは大丈夫だけど、ルビィが・・・・・・」
果南「ルビィ・・・・・・」
ダイヤ「よくもルビィを・・・・・・許しませんわ!!あなたは、私が倒してあげます!!」
ダイヤは右手をお腹のあたりにかざし、ゴーストドライバーを発生させ、右手でアイコンのスイッチを押すと、右手からアイコンを離し、離れたアイコンがドライバーにセットされると、左手でカバーを閉じる。
《アーイ!バッチリミロー!バッチリミロー!》
ダイヤ「変身!!」
《カイガン!スペクター!レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ!ゴースト!》
ダイヤの体を黒のスーツが覆い、スペクターゴーストパーカーを纏った姿、仮面ライダースペクターとなった。
スペクター「覚悟しなさい、眼魔!!」
スペクターはガンガンハンドを構え、ヘキジャ眼魔に攻撃をする。
しかし、ゴースト同様、右腕の巨大な鉤爪で攻撃を防ぎ、鉤爪の反撃を受ける。
さらに追撃で、火炎弾の攻撃も受けてしまい、吹き飛ばされる。
千歌「だめだわ、あの爪の攻撃は・・・・・・」
スペクター「武器での接近戦がだめなら!!」
スペクターはヘキジャ眼魔に向けて銃撃する。だが、ヘキジャ眼魔はその銃撃を右腕の鉤爪で防ぐ。
スペクター「くっ、やはりだめね・・・・・・」
スペクターはガンガンハンドを投げ捨て、ヘキジャ眼魔に接近する。
それに対し、ヘキジャ眼魔は右腕の鉤爪の攻撃でスペクターに攻撃した後、口から火炎弾を放ち、スペクターを吹き飛ばす。
梨子「そんな・・・・・・」
果南「ダイヤ・・・・・・」
ヘキジャ眼魔はとどめを刺そうと、スペクターに接近を開始する。
スペクター「私はあきらめない。ルビィを、メンバーを、みんなを眼魔から守る!!姉妹、そしてメンバーの絆と想いは、あなたたち眼魔に断ち切れるものじゃありませんわ!!」
そして、スペクターは立ち上がり、パンチ攻撃を浴びせると、投げ捨てたガンガンハンドを再び持ち、ガンガンハンドでヘキジャ眼魔を突き飛ばし、ダウンさせる。
その時、ダイヤの強い思いにこたえたのか、黒を基調としたUSBメモリーがスペクターの目の前に現れる。
スペクター(USBメモリー、もしかしたら・・・・・・)
スペクターはそのUSBメモリーに目玉の紋章を描く。すると、パーカーゴーストが現れ、ポーズをとると、横に仮面ライダーWの姿が現れる。
パーカーゴーストがドライバーに吸収されると、周りが黒で目玉の部分が緑色の『R11』のアイコンが現れた。
スペクター「新しいアイコン、みんなを守るために、私に力を貸して!!」
スペクターはアイコンのスイッチを押すと、すでにセットされているスペクターのアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。
《アーイ!バッチリミロー!》
《カイガン!ダブル!2人で1人!ガイアメモリ!》
仮面ライダースペクターダブル魂にチェンジし、構える。
スペクター「さあ、お前の罪を数えろ!!」
決め台詞のポーズをとった後、ヘキジャ眼魔に接近し、パンチやキック攻撃を浴びせ、ヘキジャ眼魔はダウンする。
スペクター「これで決める!!」
スペクターはドライバーのレバーを引いて押し込む。
《ダイカイガン!ダブル!オメガドライブ!》
スペクターは高く飛翔すると、空中で縦に2回転し、ヘキジャ眼魔に『ジョーカーエクストリーム』を放つ。
スペクター「ジョーカーエクストリーム!!」
ジョーカーエクストリームはヘキジャ眼魔にヒットし、ヘキジャ眼魔が爆発すると、ヘキジャ眼魔のパーカーゴーストを纏った眼魔アサルトも爆発した。
そして、ヘキジャ眼魔の眼魔アイコンは砕け散り、消滅した。
ヘキジャ眼魔を倒し、スペクターは変身を解除する。
《オヤスミー!》
変身を解除したダイヤは、ルビィたちのもとに駆け寄る。
ルビィ「お姉ちゃん・・・・・・」
ダイヤ「ルビィ、本当に心配しましたわよ。まったく、あまり無茶はしないように」
果南「前にこう言ったの覚えてる? 何かあったら、みんなを頼りにしなさいって」
ダイヤ「私たちは姉妹で、仲間だから。頼りにしていいのよ」
ルビィ「お姉ちゃん」
ダイヤたちが話しているとき、ユルセンがルビィの近くへ現れる。
ユルセン「全く、ルビィは仲間を守るために、自らを犠牲にして、一時はひやひやしたぜ!!」
花丸「あっ、ユルセンずら」
果南「千歌ちゃん、一緒に捕まえない?」
千歌「いいね、賛成!!」
ユルセン「おい!!だから、俺様を鬼ごっこの逃げる役にするな!!」
ユルセンは数時間、千歌、果南、花丸の3人に追いかけられたのだった。
その様子を、先ほどの幹部が陰で見ていた。
???「やるわね。また、新しいアイコンを手にするなんて」
そこへ、ユリンが幹部の近くにやってくる。
ユリン「奴らを甘く見てはいけないということかしら? 姉上」
ユーナ「まあ、この程度の勝利はくれてやってもいいけどね」
実は、先ほどゴーストを妨害したのはユリンとユーゴの姉であるユーナだったのだ。
ユーナ「黒澤ルビィ、そして黒澤ダイヤ。奴らは私たちの手で倒す。ユリン、そのためにも、このアイコンをあなたに託すわ」
ユーナはフリーズネオの眼魔アイコンをユリンに渡す。
ユリン「ありがとうございます。姉上。これで、私もまた、あいつらと戦えます」
ユリンがフリーズネオの眼魔アイコンを受け取った後、ユーナが目玉の紋章を発生させ、ユーナとユリンは眼魔世界へと転移した。
後書き
第19話現在の所持アイコン
ルビィ:アクア、ムサシ、エジソン、ロビン・フッド、ビリー・ザ・キッド、ベンケイ、フーディーニ、クウガ、龍騎、ジョーカー、ウィザード、ドライブ
ダイヤ:スペクター、ファイズ、ゼロノス、ダブル、ウォーター
ユーゴ:英雄アイコン×2、フォーゼ
リヴァル:英雄アイコン×4
ルビィの残り日数:あと65日
今回登場したオリジナル眼魔
・ヘキジャ眼魔
仮面ライダー鎧武に搭乗するヘキジャインベスの姿をした眼魔。
能力はヘキジャインベスと変化はない。
ダブルのアイコンが登場し、ついにユーナが動き出しました。
とはいえど、眼魔には変身していませんが・・・・・・
ストーリーがさらに展開しそうですね。
ここで、重大な発表があります。
この『ラブライブ!サンシャイン!!×仮面ライダーゴースト ーAquors Gorstー』ですが、ストーリー本編にエグゼイドを登場させることにしました。
とはいっても、登場はまだ先ですが、どこかの話で登場させます。
ブレイブやスナイプなどのライダーも登場予定です。
エグゼイドが加わると、眼魔との戦いもさらに激しくなりますね。
最後にルミナゼロさん、お気に入り登録ありがとうございます。
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それでは、また次回の話で会いましょう。
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