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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )

作者:cipher
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第19話 紅に染まらなかった海

Side マリュー・ラミアス

ノイマン
「海へ出ます。
紅海です。」

トール
「あーぁ!」

カズイ
「あっ!」

マリュー
「少しの時間なら交代でデッキに出ることを許可します。艦内にもそう伝えて。」

トール
「やったぁ!」

ミリアリア
「あはっうふ…。」

ナタル
「マードック曹長!ソナーの準備はどうなっているか?」

サイ
「…」

マードック
『今やってまぁさー。ボウズが最後の調整中です。もう少し待って下さい。』

ナタル
「急げよ。それと、自分より上の階級の者をボウズと呼ぶのはどうかな。」

フラガ
「え?」

ナタル
「規律の乱れる元だ。注意しろ!」

チャンドラ二世、トノムラ
「あはぁ。」

光輝
「ナタル、ボウズでいいよ。
地球軍ではないし。それにキラ君は人との間に距離を置きたがる。
ボウズ扱いされた方が、気楽にやれる。」

ナタル
「はい。」

マリュー
「でも何で、キラ君達に任せたの?」

光輝
「戦場で何があるか、分からない。
今回はザフト軍のソナーが入手出来た。
試行錯誤で繋げるのは、クルー達にもいい勉強だ。」

Sideout



~~回想~~

アークエンジェルクルーと明けの砂漠団員達が酒を片手に談笑していた。
ここはタッシルに近い旧レジスタンスの基地である。

アークエンジェルクルー、明けの砂漠団員
「あっはっはっはぁ!お月様だぁ!!」
「「おおー!」」


Side マリュー・ラミアス

サイーブ
「明けの砂漠に!」

マリュー
「勝ち取った、未来に!」

フラガ
「じゃあそういうことで!」

ナタル
「ゴホッゴホッゴホッ!」

マリュー
「プハー!」

サイーブ
「はっはっは…。」

フラガ
「何でお前は酒を飲まない。あーー、飲めないのだなぁ。」

光輝
「未成年だ!」

マリュー
「あっ、そうだったわね。
貴方に接していると年上に思えてくるわよね。」

光輝
「俺に惚れるなよ。」

サイーブ
「はっはっは…。」

フラガ
「でも、まだ大変だなぁ、あんた達も。
虎が居なくなったって、ザフトは居なくなった訳じゃない。
奴等は鉱山が欲しいんだろ?直ぐ、次が来るぜ。」

サイーブ
「その時はまた、戦う。戦い続けるさ!俺達は。
俺達を虐げようとする奴等とな!」

光輝
「こら!戦うな。
自分や家族、仲間を守るんだ。
同じ戦いでも命を守ると思えれば戦い方も変わる。」

ナタル
「守る…。」

ヤルー
「父さん!戦士を(たた)える祈りをするって、長老が。」

サイーブ
「うむ。」

長老
「アジブ・シャムセディン、アフメド・エル・ホズン、アル・ガウアリ、
シュタイン・オーファー、タンドム・ロンナ、ステファン・リンドベルガ、
ロバジ・アサド…」

フラガ
「戦い続ける、か。」

長老
「ロバン・タルコフ、ハルファ・ビン・ラード、ウサル・ハラハ…」

Sideout



次の日、アークエンジェルが出港の準備をしている。



Side マリュー・ラミアス

カガリ
「だから私を連れて行けと言っている!
あんた達よりは情勢に詳しいし、補給の問題やら何やらあった時には、力になってやれるしな。」

マリュー
「…でも。」

カガリ
「無論、アラスカまで行こうってんじゃないし、地球軍に入るつもりもないが、今は必要だろ?」

フラガ
「君が、かい?」

カガリ
「ぁいや…、だからその…、いろんな助けがだ!」

マリュー
「助けって言われても…。」

フラガ
「女神様ね。」

カガリ
「ん…ともかく、私はアークエンジェルと共に行くぞ!もう決めたからな!」

フラガ
「…で、あの子、ほんとは何者なの?」

キサカ
「…」

フラガ
(カガリの事は秘密なんだろうが、なんで俺達がこんな三文芝居を…)

光輝
(カガリは女優になれないなぁ)

Sideout



~~回想終了~~



Side ミリアリア・ハウ

ミリアリア
「ああー!気持ちいいぃ!」

トール
「地球の海ぃ!すんげー久しぶりー!」

甲板上のクルー達
「「あっはっ。」」
「はっほー!」

カズイ
「でもやっぱ、なんかぁ変な感じ。」

トール
「そっか、カズイは海初めてか?」

カズイ
「うん。」

トール
「ヘリオポリス生まれだったもんなぁ。」

カズイ
「砂漠にも驚いたけどさぁ、何かこっちのが怖いなぁ。深いとこは凄く深いんだろ?」

トール
「ああ。」

ミリアリア
「怪獣が居るかもよぉ?」

カズイ
「ええ!」

トール
「何言ってんだよ、ミリィ。」

Sideout



Side マリュー・ラミアス

キサカ
「しかし呆れたものだな、地球軍も。
アラスカまで自力で来いと言っておいて、補給も寄こさないとは。
水や食料ならどうにかなるだろうが、戦闘は極力避けるのが、賢明だろうな。」

マリュー
「ハァ…。」

ナタル
「だが、インド洋のど真ん中を行くと言うのは、こちらにとっても厳しいぞ。
何かあった場合には、逃げ込める場所もない。」

キサカ
「ザフトは、領土拡大戦をやっているわけではないんだ。
海洋の真ん中は、一番手薄さ。あとは運だな。」

光輝
「トゥアハー・デ・ダナンは潜水艦だ。
水深が深い方がいい。
敵情報を元に、網を張っている。
アークエンジェルの動きもトレース出来ているしな。」

Sideout



Side キラ・ヤマト

キラ
「うぅ…。」


~~回想~~

バルトフェルド
「だあぁ待ちたまえ!彼まで邪道に堕とす気か!?」
「何でこれを鯨石と言うのかねぇ。これ、鯨に見える?」

光輝
「ならどうやって勝ち負けを決める?」
「どこで終わりにすればいい?」
「敵である者を、全て滅ぼして!…かね?」

バルトフェルド
「まだだぞ!少年!」
「戦うしかなかろう。互いに敵である限り!どちらかが滅びるまでな!」

~~回想終了~~


キラは初めての生死を掛けた戦いで、感情を整理出来ないでいた。


キラ
「あぁっ!く…くっ…くっ…くぅ…」

カガリ
「なんだ、お前もデッキに出てたのか。」

キラ
「…ハァッ…」

カガリ
「…お前、泣いてたのか…?
待てよ!」

キラ
「ぅ…」

カガリ
「…ハァ。」

キラ
「あぁ…え?あっ…ちょ…ちょっ…」

カガリはキラに抱きつき、背中を擦っている。

カガリ
「よしよし。大丈夫だ。大丈夫だから。
…大丈夫だ。大丈夫。」

キラ
「ぁぁ…」

カガリ
「落ち着いたか?」

キラ
「あー、うん。」

カガリ
「あぁ…ご、誤解するな!泣いてる子は放っておいちゃいけないって…、
ただ!そう言うことなんだからな!これは…」

キラ
「あー、うん。」

カガリ
「お前さぁ、なんかいろいろおかしすぎ。」

キラ
「え?」

カガリ
「大体なんでお前、コーディネイターなんだよ。」

キラ
「え?」

カガリ
「あー…、じゃないじゃない。なんで、お前コーディネイターのくせに地球軍に味方しているんだよ?」

キラ
「やっぱおかしいのかなぁ。」

カガリ
「おかしいとか、そういうことじゃないけどな。
けど、コーディネイターとナチュラルが敵対してるからこの戦争が起きたわけで、
お前には、そういうのはないかってことさ。」

キラ
「君には?」

カガリ
「私は別に、コーディネイターだからどうこうって気持ちはないさ。」

キラ
「…僕も。」

カガリ
「ただ、戦争で攻撃されるから、戦わなきゃならないだけで。」

キラ
「僕も。」

カガリ
「ん…。」

キラ
「あはは。
コーディネイターだって同じなのに。みんなと…。」

カガリ
「だがお前達は、私達よりずっといろんなことが出来るだろ?
生まれつき。」

キラ
「ちゃんと練習したり、勉強したり、訓練したりすればね。
コーディネイターだからって、赤ん坊の頃から何でも出来るわけじゃないよ。」

カガリ
「ああ、そりゃそうだよな。」

キラ
「確かに、怖い病気にはかかんないし、何かの才能とか体とか、
いろいろ遺伝子を操作して生まれたのが、僕達だけど、
…でもそれってナチュラルの、と言うか、夢だったんじゃないの?
みんなの…、だから僕達は…。」

カガリ
「まぁそうだよなぁ…。」

キラ
「なのに…、なんで。」

光輝
「手順を間違えたのさ。」

キラ
「あっ、コウキさん。
手順?」

光輝
「そう手順。
最初に病気などの、遺伝子治療から入れば問題なかった。
人をコーディネートしようと考えたから、混乱や嫉妬、妬みが起きた。
妬みは、人を向上させるのに必要な感情だ。人は良くなろうとする。
ただ、嫉妬は諦めている。
だから、コーディネイターを憎み、ナチュラルを(さげす)む。
ジョージ・グレンは言った、調整者・コーディネイターと。
自分ことを思い上がっているんだ。
調整者ならんとすれば、人を見下したりしてはいけない。」

カガリ
「ふ~ん、賢いなお前。」

キラ
「あぁ…?」

光輝
「賢いんじゃない、賢くなろうとしているのさ。」

Sideout



Side マルコ・モラシム

クルーゼ
『バルトフェルド隊長戦死の報に、私も大変驚いております。
地球に足つきを降ろしてしまったのは、元より私の失態。複雑な思いです。』

モラシム
「ふん!」

クルーゼ
『オペレーション・スピットブレイクで、私も近いうちに地球へ落ります。
その折りにはどうか、モラシム隊長にも、いろいろとお力をお貸し頂きたく思っております。』

モラシム
「ふんっ!はっ!クルーゼめ。こんな通信を送ってくること自体が、下手な挑発だぞ。
まぁーよかろ。乗ってやろうじゃないか。
その足つきとやら、インド洋に沈めてやる。ふん。」

Sideout



Side マリュー・ラミアス

パル
「違うよ!そうじゃないってば。パッシブソナーは基本的には…」

チャンドラ二世
「いやーそんなことないって!」

トノムラ
「ちょっと!五月蠅いよ。」

チャンドラ二世
「あー!これかぁ。」

パル
「だからそれ触るなって!

ミリアリア
「うふふふ…。」

サイ
「ハァ…。」

カズイ
「レ、レーダーに反応!」

マリュー
「ぇ?」

パル
「また民間機とかじゃないのか?

早い!」

チャンドラ二世
「これは!
攪乱酷く、特定できませんが、これは民間機ではありません!」

マリュー
「総員、第二戦闘配備!機種特定急いで!」

パル
「総員、第二戦闘配備!繰り返す!総員、第二戦闘配備!」

光輝
「モラシム隊だ。
カーペンタリア基地所属で、グーン隊やディン隊を擁する。
機種はディンだな。
海中からグーンも来るぞ。
海中にはボズゴロフ級潜水空母クストーもいる。」

Sideout



Side ムウ・ラ・フラガ

マードック
「…」

フラガ
「ザフトは居ないんじゃなかったの?」

Sideout



Side マルコ・モラシム

モラシム
「よーし!足つきを確認した!グーン隊、発進準備!」

クストー、モンロー艦長
「グーン、発進準備。」

クストーオペレータ
「グーン、発進準備。」

Sideout



Side マリュー・ラミアス

サイ
「ライブラリー照合…」

ミリアリア
「あ…」

サイ
「ザフト軍、大気圏内用モビルスーツ、ディンと思われます!」

マリュー
「ん…。

総員、第一戦闘配備!フラガ少佐、ヤマト中尉尉は搭乗機へ!」

ナタル
「艦長!ストライクは…」

マリュー
「空も飛べなけりゃ泳げもしないってことくらい知ってるわ。
でも、なんとかしなきゃ…。」

ナタル
「ぅ…。」

トノムラ
「ディン接近!10時、4時の方向です!」

ナタル
「ミサイル発射管、7番から10番、ウォンバット装填!
てぇ!
イーゲルシュテルン起動!」

ミリアリア
「スカイグラスパー1号、発進位置へ。
スカイグラスパー、フラガ機。進路クリアー。発進どうぞ!」

フラガ
『よっしゃぁ!出るぞ!』

光輝
「カガリをバルキリーに乗せ、発進させろ。」

マリュー
「いいの?」

光輝
「あのじゃじゃ馬娘。
第一戦闘配備と聞いて格納庫あたりをチョロチョロしているさ。
ディンの装備ではバルキリーを落とせない。
レジスタンスのときは戦闘出来なくて、ストレスが溜まっている。
いざとなったら、リモートでコントロールするから安心してくれ。」

マードック
『コウキがバルキリーに乗ってもいいってさ。』

カガリ
『やった!ありがとうコウキ!』

ミリアリア
「バルキリー、発進位置へ。
バルキリー、カガリ機(仮)。進路クリアー。発進どうぞ!」

カガリ
(仮)(カッコカリ)ってなんだよ!カガリ、バルキリー発進!ヤッホ!』

マリューは頭を押さえている。

光輝
「ああいう奴は抑え込まずに、褒めて伸ばすんだ。
題してカガリ、レディー化計画ってね。」

「「…」」

トノムラ
「あ?ソナーに感あり。4、いや2。」

ナタル
「なに!?」

トノムラ
「このスピード…、推進音…、モビルスーツです!」

ナタル
「なんだと!水中用モビルスーツ…?」

トノムラ
「ソナーに突発音!今度は魚雷です!」

マリュー
「回避!」

ノイマン
「間に合いません!」

マリュー
「くっ!推力最大!離水!」

ノイマン
「くっ…」

マードック
『うわっあっ…、何やってやがんだ。』

Sideout



Side キラ・ヤマト

キラ
「駄目だ…、ここからじゃあ。マードック曹長!」

マードック
『なんだぁ!』

キラ
「第8艦隊からの補給にバズーカがありましたよね?」

マードック
『あー?あったがどうした?』

キラ
「用意して下さい。海に降ります!」

マードック
『降りる!?降りるたって!ストライクはなぁ?』

キラ
「分かってます!でも、なんとかしなきゃ!」

光輝
『キラ君、指定座標のポイントに降りるんだ。
ミスリルの援護がある。』

キラ
「はい。分かりました。
ええい!」

Sideout



Side マリュー・ラミアス

ナタル
「ストライクが海へ入る!バリアント、中てるなよ。」

マリュー
「ミスリルの援護って?」

光輝
「撒き餌たっぷり群がる魚♪ ぶっこめ針に餌付けて♪ 日がな一日釣り糸垂らしゃ♪
今日は大漁万々歳~ つーたかたった~ つーたかたった~」
(ナデシコ艦長、ミスマル・ユリカ:作詞作曲ってか)

マリュー
「えっ?」

光輝
「いや、何でもない。こっちの話だ。
相手は水中用モビルスーツ。
海面から浮上しているアークエンジェルは攻撃しにくい。
そこへエサがあれば、喰いつく。
何せ特上のエサだからな、ストライクは。
指定座標のポイントには網がある。
実際は魚雷にネットを入れてあって、攻撃艇が待機している。
これが本当(ホント)のグーンの生け捕りだ。」

「「…」」

Sideout



Side マルコ・モラシム

モラシムには、海中にいるグーンのパイロットの声は届かない。

ハンス
(ふん!宇宙用の機体で!)

グーンパイロットA
(水中のグーンに勝てるものか!)

グーンパイロットA
(何?)

ハンス
(ぬぉぉ!このぉ!)

モラシム
「とりゃぁ!

ええい!グーン隊は何をやっている!」

ハンス
(動かない)

モラシム
「ハンスのグーンもやられたか。
はぁ!
ええぃ一旦退く!」

Sideout



Side マリュー・ラミアス

マリュー
「あれ、海中で爆発したわよ?」

光輝
「偽装の為、別の魚雷を爆発させている。
ザフト軍はモビルスーツ運用を誤っている。
海中では水の抵抗が大きく。
手や足をつける意味が分からん。抵抗が増えるだけだ。
水陸両用なら意味があるかもしれないが。
上陸作戦は空中用にディンがある。
海中では航続距離が短くても、隠密性と高速な潜水攻撃艇が優っている。
コストパフォーマンスでも余分な機能はいらないし。
開発者は宇宙にいて、現場の声が届かないのかな。」

マリュー
「そうよね…。
操縦も複雑だろうし…。
せめて海上から敵施設破壊するしか思いつかない。」

カガリ
『コウキ見てたか、ディンを一機撃墜させたぞ。』

光輝
「カガリ見てたぞ。凄いな!
初めて、バルキリーの実戦で一機撃墜させるとは、驚いたよ。」

カガリ
『やったぞ!帰投する。』

マリュー
「コウキのバルキリーって、自動照準よね。」

光輝
「しぃー、カガリには内緒だ。
あの娘は褒めると伸びるタイプだ。」

「「…」」

Sideout



Side ニコル・アマルフィ

ニコル
「では!」

ユーリ・アマルフィ
「うん…。」

ロミナ・アマルフィ
「今度も無事で…。」

ニコル
「はい。行って参ります。」

ニコルは両親と別れの挨拶をし家を出た。

アスラン
「ニコル!」

ニコル
「あー、アスラン!この間は、ありがとうございました。」

アスラン
「いやぁ、いいコンサートだったね。」

ニコル
「ラクス・クライン嬢の飛び入り参加には驚きましたが。
僕の演奏中、寝てませんでした?」

アスラン
「ぇ…そ、そんなことはないよ。」

ニコル
「ほんとは、もっとちゃんとしたのをやりたいんですけどね。」

アスラン
「今はなぁ…、このオペレーション・スピットブレイクが終われば、情勢も変わるだろうから。」

ニコル
「ですね。でも、今回はけっこうゆっくり出来ましたね。」

アスラン
「ああ。」

ニコル
「僕、降下作戦初めてなんです。」

アスラン
「俺だってそうだよ。」

ニコル
「あ、そうか。」

Sideout


プラントから一隻のナスカ級が出立した。

 
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