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『残骸』

作者:零那
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『選択』



目の前に罪人が居るとして。

正義を振りかざして拳掲げることは、正直、誰にでも出来る。

でも、多くの誰かにとっては正義だけど、僅かな誰かにとって其の正義が悪だとしたら?

逆に、僅かな誰かにとっては正義だけど、多くの誰かにとって其の正義が悪だとしたら?

何もかもがうまくいかない、正義なんてそんなもん。
正義の定義なんてヒトツじゃないから尚更難しい。

間違えると立ち直れないのは、拗らせた風邪のよう。

完璧じゃないからこそ成長も出来る。
けれど、変化を望むと綻びが生じる。
どう変わることが正しいのか...

信念や正義ってのは貫いてこそ。
けれどそれを疑い出せば貫くこと出来ない。
手も足も削ぎ堕とされたけど、感情も思考も残ってる。

さて、罪人をどうしよう...


 
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