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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜

作者:ドリ男
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282

PM21:00


ダイニングMUSASI
専用駐車場にて




サトシ:「よし、降りようっ」



サトシはコジロウの店に到着した。




ヒカリ:「お腹減ったわーー!」


ガチャっ(ドア)



駐車場に車を停め、サトシとヒカリは
車から降りた。



カツラ:「、、、」



ヒカリ:「あれ?、、
カツラさん降りないわね」





サトシ:「カツラさん、行きますよ?」




カツラ:「、、、」


スッ(手)(ジェスチャー)




サトシ:「カツラさん、、何してるんだ?」




ヒカリ:「”開けろ”って言ってるんじゃない?」




サトシ:「え?」



サトシはドアを開けた。



ガチャッ



カツラ:「、、、ご苦労」



サトシがドアを開けると、
白いスーツにサングラス、白のハットで
杖をついているカツラが降りてきた。



サトシ:「カツラさん、どうして
杖ついてるんですか?」




カツラ:「、、、」




サトシ:「カツラさん?」




カツラ:「あまり名前で呼ぶなっ。
”シルフ組”の奴らにバレるじゃろうがっ」



サトシ:「え?」



カツラは急に態度が変わった。



カツラ:「早いとこシルフ組との
抗争にケリをつけなくてはならんがのっ」



サトシ:「シルフ組?抗争?」




ヒカリ:「サトシっ」(小声)



サトシ:「え?」



ヒカリ:「スイッチ入っちゃってるわ。
きっとヤクザに成り切ってるのよっ」(小声)



ヒカリ:「仕方ないから付き合って
あげましょっ」(小声)





サトシ:「え〜〜」(小声)




カツラ:「早く取り引きの店に行くぞっ。
わしを案内するんじゃ」




サトシ:「、、、はいっ」








ヤクザに成り切ったカツラに
サトシは付き合っいつつ、3人は
コジロウの店に向かって歩いた。



 
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