ロクでなし魔術講師とWの戦士
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Fとの共闘/戦士で講師
俺の名はグレン=レーダス。アルザーノ帝国魔術学院で講師をやっている。
ある日、俺が生徒達と共に補習授業をしようとすると突如学院にドーパントという怪人が出現し、生徒達に襲いかかる!
奴らを倒すには今朝、俺が拾って着用しているドライバーというものを装着し、変身するしかないとフィリップとかいう奴に指示され、俺は…
『サイクロン・ジョーカー』
ジャキンッ!!
仮面ライダーWという奴へと変身したのだった。
W「うおっ!?俺ってばマジで変身してやがる!? 」
半信半疑だったがマジだったんだな
『まぁ初めてにしてはうまく変身できたほうだね。及第点をあげよう 』
うるせぇっての!!
『じゃあグレン、君の力で奴らを倒すんだ! 』
勝手なこと言いやがって
W「おい、このスーツは大丈夫なんだろうな!?相手はリィエルの一撃でも倒せなかった奴らなんだぞ!俺を変身させて実は外見だけ変わりましたなんてことだったらぶん殴ってやるからな!! 」
正直言ってまだこいつは信用できねぇ
『わかった。わかった。もし冗談だったら好きなだけ殴らせてあげるからさ 』
W「絶対だぞ! 」
バッ!
約束させた俺は怪人目掛けて向かっていくと
W「おらっ!! 」
ドカァッ!!
マスカレイド「ガガッ!? 」
俺の蹴りを食らったドーパントはぶっ飛ばされてしまった。
マジかよ!?相手はリィエルの一撃や白猫の魔術でも倒れなかったってのに俺の一撃で倒れるなんてどうなってるんだ!?
『今は考えるより倒す方が優先だよ 』
W「わかってるっての! 」
いちいちうるさい奴め
ドカッ!!ドカッ!!
その後、俺は生徒達に襲いかかっているドーパントを次々と蹴散らしていった。
システィーナ「大丈夫ルミア!? 」
ルミア「大丈夫だよシスティ、でもあの人は一体? 」
リィエル「強い 」
フフフッ!何だか今の俺ならセリカが相手でも倒せそうな気がするぜ
すると
ルミア「そういえば先生は!? 」
ルミアが俺がいないことに気付いた。
W「あ~ルミア、俺ならここに… 」
俺はルミアにそう伝えようとするが
『グレン先生なら大丈夫だから心配しないで 』
ルミア「は…はい 」
フィリップの野郎が回りに聞こえるくらいの声で喋りやがった。
っていうか何故邪魔をする!
『わからないのかいグレン、君の正体が知られると生徒達に危害が及ぶだろう 』
うぐっ!?確かにそうだよな
仕方がないか
そしてドーパントを一通り倒していると
『グレン、敵の数が多いことだし、ここは必殺技で一気に蹴散らせてしまおう 』
そんな手があるなら先に言えっての!
ガシャッ!
俺はフィリップに言われるようにドライバーを操作すると
『マキシマムドライブ』
マキシマムドライブとやらを発動させた直後
バッ!
俺は風に乗って高く飛び上がり!
W『ジョーカーエクストリーム!! 』
ドカカカッ!!
マスカレイド達『ガガーッ!! 』
怪人達を倒していった。
すると
?「ちっ!まさかこの世界に奴がいるなんてな 」
他の怪人とは違って黒マントを着た謎の奴がいた。
恐らくあいつが親玉だな
?「ここは一旦退かせてもらう 」
奴は逃げようとするが
W「逃がすかよ! 」
俺が逃がすはずがなかった。
俺は奴を追いかけようとするも
ルミア「やっぱり先生が心配だよ。早く探しに行かなくちゃ! 」
というルミアの声が聞こえてきた。
ヤバい!?ここで俺が現れなかったら色々とヤバいかもしれない!?
そして俺は
W「きょ…今日のところは勘弁してやるぜ! 」
サッ!
と、言いながらその場を去るのだった。
『その台詞、普通は負けてる側の言うことなんだけどね 』
W「うるせぇ!!とにかく変身の解き方教えろ!まさか一生このままじゃねぇだろうな!? 」
『わかったよ 』
シュパンッ!!
グレン「ふぅ、やれやれだぜ!? 」
生徒達から離れた俺は変身を解くと
ルミア「先生~! 」
俺を探しにルミア達がやって来た。
ルミア「よかった。無事だったんですね 」
グレン「ま…まぁな 」
だが幸せ的な感じはここまでだった。
システィーナ「先生!、どこに行ってたんですか!!講師なら生徒を守るのが役目でしょ!なのに何で外にいるんですか! 」
グレン「いや、その!? 」
白猫に説教されまくる俺であった。
言いたい!!
さっきまで俺が戦っていたんだぞって
『まぁ、これからもよろしくね相棒 』
ふざけるなぁ!!俺は二度とWなんかに変身しねぇからな!!
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