サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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ヒカリ:「ねぇサトシっ」
サトシ:「ん?」
ヒカリ:「有線、聴いてもいい?」
サトシ:「えっ?、、あぁ、いいぜっ」
カチッ(有線)
サトシは有線のボタンを押した。
ヒカリ:「リビングにはテレビあるのに
部屋には有線しかないのよねっ」
サトシ:「いいじゃないか有線でっ。
何を聴くんだ?」
ヒカリ:「えぇっとね、、、」
ピッピッピッ
ヒカリは有線の番号を調節した。
有線:「こんばんはっ、今夜も、
ドゴームradio(レディオ)の時間ですっ
お送りするのは、、、」
ヒカリがかけたのは、ドゴームレディオという
音楽番組だった。
サトシ:「ドゴームレディオ?」
ヒカリ:「歌番組よっ♪あたし、
これ好きなんだっ。素人の人が
自分で作った曲を投稿してるのよっ?
それで採用された人の歌が流れるの!」
サトシ:「へぇーっ」
ヒカリ:「あっ、サトシ興味ないわね?」
サトシ:「だって俺、
歌はあんまり聴かないし、、」
ヒカリ:「そうなの?、、まぁ、
何となくそんな気がしたけど
とにかくっ、この番組から
有名になる人はいっぱい居るんだから!」
サトシ:「ふーん」
有線:「本日のテーマはこちら、
”自分の譲れないもの”です。
今夜も様々な方からオリジナルソングが
寄せられてきました♪
では今夜も、ベスト10の方いってみましょう♪
先ず始めにお送りするのは、、、」
サトシ:「ヒカリも応募すればいいじゃんっ」笑
ヒカリ:「あたしは音楽より
ファッション系の方が好きだもんっ」
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜(有線)
サトシ:「俺どっちも興味ないやっ」
ヒカリ:「サトシはポケモン一筋だもんね!」
サトシ:「俺はポケモンがいればいいよっ」
ヒカリ:「でも、サトシって以外に
歌上手だったりして♪」
サトシ:「そうかな?じゃあ俺が応募するよ!」
ヒカリ:「気が早いわよっ笑
そうだ!今度サトシの服選んであげるわね!」
サトシ:「俺、服よりポケモン図鑑が欲しいな!」
ヒカリ:「もうっ(タメ息)
でも、あたしもポケモン図鑑欲しいなぁー、、」
ナゾノクサ:「ナゾ〜〜!」
サトシ:「あ、戻ってきたみたいだぜっ!」
スッ(立ち上がり)
ガチャッ(ドア)
サトシ達が話をしていると、
ナゾノクサとイーブイが戻ってきた。
ナゾノクサ:「ナゾッ!ナゾナゾッ♪」
イーブイ:「イブイッ♪」
ヒカリ:「おかえりー♪探検は楽しかった?」
ナゾノクサ:「ナゾッ♪」
イーブイ:「ブイブイッ♪」
サトシ:「楽しかったみたいだな!」
ヒカリ:「そっか♪、、、
じゃあナゾノクサ達も戻ってきた事だし、
あたしも部屋に戻るわね♪」
サトシ:「あぁ!俺もそろそろ寝るから、
また明日な!」
ヒカリ:「うん!おやすみサトシっ♪」
サトシ:「おう!」
ヒカリはナゾノクサ達を連れて部屋に戻り、
サトシは歯を磨き布団に入った。
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜(有線)
サトシ:「今日は有線でも聴いて寝ようかな」
サトシは有線をつけたまま寝る事にした。
♪♪♪〜〜♪♪〜
サトシ:「カントー新時代計画、、、
絶対阻止してやるっ」
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜♪♪〜、、、
有線:「お送りしたのはチホさんで、
”ピクニックには傘が必要”でした♪」
サトシ:「、、、zzz、、zzz、、、」
有線:「さて今夜のテーマ”譲れないもの”
続いて第1位は、、、」
サトシ:「zzz、、、zzz、、、zzz、、、」
有線:「タケシのパラダイスreturns(リターン)です!」
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