ソードアートオンライン~混沌の暗殺者~
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圏内事件~始まり~
あれから、僕は両手剣使いとしてソロで攻略を進め、トッププレイヤーの仲間入りを果たした。
その途中で両手剣からの派生スキルの大剣スキルをマスターし、血盟騎士団に加入した。
初めて血盟騎士団の団長、副団長に面会したときは、興奮が抑えきれなかったが、驚いたことに、当の副団長様が、実は僕の従姉の明日奈だったのだ!!!!!
その後色々あって、僕は団長、副団長の補佐官となってしまったのである。
・・・で、今に至る。
10月6日 気温23度 湿度45% 天気快晴 ⇨⇨⇨⇨絶好の昼寝日和
と言うわけで、今日は攻略をサボり、だらけるべく、先日キリトさんに教えてもらった昼寝スポットに向かった。
目的地に着くと、もう先客がいた。
「早いですねキリトさん。」
「こんなに天気がいいんだから、早くからいない方がおかしいだろ。」
「まぁ、そうですね。では早速。」
しばらくねころがってボーッとしていると、アスナがやってきた。
「あんたたち何してるのよ。」
「昼寝だよ。アスナ、見りゃわかるでしょ。」
「何で昼寝なんかしてるのよ。ほら起きて、迷宮いくわよ。リョウくんあなた私の副官でしょ上官にだけ仕事させない!!」
「まあまあそんなに怒らずに、気持ちいいよ」
「ん~・・・・・・・・・んんーーー・・・・・・、じゃあ、5分だけだからね。そしたらすぐ迷宮行くからね」
「お!これでアスナもサボりの仲間入りか」
「うるさい」
なんだかんだいいながら芝生に横になると気づいたときにはもう寝ていた。
さすがにKob副団長様ともなると、忙しさの度合いが尋常じゃないらしい。
「いろいろ大変なんでしょうね。」
「気の済むまで寝かせてやるか。」
「ですね。」
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8時間後
アインクラッドの外周部からオレンジ色の夕日が見える頃になって、やっと目を覚ました。
「うにゅ」
うにゅ?大丈夫かなこの人
頭を振って眠気を飛ばし、同時に周囲も確認。
そして僕たちの存在に気づくと、
顔を瞬時に赤く染め⇒(羞恥)やや青ざめさせ⇒(苦慮)ダメ押しでもう一度赤くし、⇒(激怒)
「な・・・アン・・・・・・どう・・・・・・・・・・・・」
再び意味不明な言葉をつぶやく。
・・・・・・大丈夫かなこの人・・・
こんなことをしていてもらちが明かないので、先輩とともに最上級の笑顔でとどめの一言。
「「おはよう。よく眠れた?」」
アスナの右手が一瞬ピクリと震えた。 しかしさすがと言うべきか、レイピアをぬくことも、この場からダッシュで逃げ出すこともしなかった。
「・・・・・・・・・ゴハン一回」
「は?」
それはオゴれ、と言うことだろうか。だとするとあまりにも理不尽すぎる気が・・・・・・
「ゴハン、何でも幾らでも一回オゴる。それでチャラ。どう?」
ラッキィ—————!!
「57層の主街区にNPCレストランにしてはイケる店があるから、そこ行こうぜ」
「・・・・・いいわ」
57層主街区〖マーテン〗に到着した異色の三人は、キリトについて、メインストリートを歩いていた。
すれ違うプレイヤーたちがギョッと目をむいている。
そりゃあそうだろう。アインクラッドの中で5本の指に入るくらいにきれいなアスナが、男を連れていて、その相手が攻略組プレイヤーの中でも名高い不真面目ソロプレイヤーなのだ。目をむくな、という方がおかしい。しかも先輩楽しそう。
そうこうしているうちに、目的の店についた。
オゴッてもらえることなどそうそうないが、さすがに気が引けるので、ちょっと遠慮した。
が、先輩は鬼のようにガッツリと頼んでいた。
料理が来るまで他愛無い話していた。以外にもこの2人、仲が良いらしい。
と、
「きゃああああああ!!」
悲鳴!?
店の外からだ!!
「リョウ、アスナ、行くぞ!!」
「うん」
「了解です!」
店の外に出ると、男の人がぶら下げられており、お腹に槍が刺さっていた。
「早くそれを抜け!」
しかし、すでに遅く、男の人はポリゴンの破片となって、死んでしまった。
「っ!!」
圏内事件が始まった瞬間だった。
後書き
ましゃ✩が入室しました。
どうもこんにちは(こんばんは)。ましゃ✩です。遅くなりましたが、そういえば、「農業スキル」の説明を詳しくしていなかったので、この場でゴリゴリと掘り下げていきたいと思います。というわけで、あの超マイナーな農業スキルの持ち主であるリョウさんにお越し頂きましょう。どれどれ(._.)エイッ!!ポチっ。
リョウが入室しました。
「呼んだ?」
「農業スキルについて、詳しく教えてくれたまえ。」
「ワンワン。りょうかーい」
「ぴっ」
「説明しよう!!農業スキルとは、その名の通り、畑を耕し、農作物を育て、さらにおいしい作物を日々追究するというThe農業なスキルの事でアール!!」
「今までどんなものを作ってきたの?」
「えっとぉ、米とか、野菜全般かな?」
「おぉ!!というわけで、マイナースキルの持ち主、リョウさんでした!!ばいばぁーい」
「ありがとうございました!」
リョウが退室しました。
「時折こんな感じでやっていきたいと思います。よろしくお願いします。」
「では、これにて」
ましゃ✩が退室しました。
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