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ドリトル先生の名監督

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第六幕その三

「そうしてるよ」
「そうだよね」
「先生今は日本酒だけれどね」
「日本酒も好きだしね」
「そっちを飲んでるよね」
「うん、それでも糖分には気をつけないと」
 日本酒はというのです。
「危ないんだ」
「それじゃあ」
 トートーが言います。
「御飯にお酒をかけるのは」
「よくないかしら」
 ガブガブも言うのでした。
「そういうのは」
「糖分と糖分だから」
 チーチーも頭の中で考えるのでした。
「それじゃあね」
「かなり悪い?」
 ホワイティもこう考えるのでした。
「そういうのは」
「そうなのかしらね」 
 ポリネシアは自分の隣にいるホワイティに応えました。
「その組み合わせは」
「御飯には色々かけるけれど」
 ダブダブにしてもそうした食べ方は大好きです」
「日本ではね」
「それは駄目なのかな」
「御飯にお酒をかけるのは」
 チープサイドの家族が言うことは。
「力士さんそうして御飯食べるっていうけれど」
「よくないのかしらね」
「まあ僕達はしないけれどね」
 老馬は自分達のことをお話しました。
「先生もトミーもね」
「ううん、どんな味なのかな」
 ジップはアルコールは苦手ですがこう想像しました。
「御飯にお酒かけたら」
「まあ気になるね」
「そうだよね」
 オシツオサレツは今も二つの頭でお話します。
「そうした御飯の味も」
「気になるね」
「いや、あまりね」
 先生が皆にお話します。
「食べるべきじゃないよ」
「御飯にお酒かけて食べるのは」
「よくないんだ」
「そうなんだ」
「栄養的に」
「まさに糖尿病になるね」
 この病気も挙げた先生でした。
「近道だよ」
「じゃあ御飯にお酒をかけて食べるのは」
「絶対によくないんだね」
「力士さん達にとっても」
「そうなんだね」
「だから僕もこの食べ方はしないし」
 先生自身にもです。
「相撲部の皆にもお話しないとね」
「糖尿病になるから」
「だからなんだね」
「御飯に日本酒をかけて食べるのは」
「止めてもらうんだね」
「最近しない人が多いらしいけれどね」 
 その力士さん達でもです。
「それでもね」
「したらね」
「身体によくないから」
「だからだね」
「力士さん達にもそれは止めてもらう」
「若ししていたら」
「明日にでも言うよ」
 監督としてです、そうするというのです。 
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