大乱闘!スマブラウォリアーズ!!
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3バトル「大乱闘開始!」
いつものような日々を過ごすスマブラ(スマッシュブラザーズ)好きな高校生・赤座真理雄(あかざ・まりお)
そんな彼はある日、サムスとクッパが戦っている現場に居合わせ、真理雄を庇ったサムスがクッパの攻撃を食らってフィギュアとなり、謎の機械・スマブライザーを残していった。
そして偶然にもマリオのスマブラフィギュアを手に入れていた真理雄はスマブライザーを使い、スマブラライドをしてマリオと一体化するのだった。
一方、とある施設にて
任天堂博士「サムスが倒されたのは残念だが代わりの戦士であるマリオが誕生したのはよかった 」
伝説のスマブラ8戦士の一人であるマリオが誕生して喜ぶ博士であったが
研究員「大変です博士! 」
任天堂博士「どうしたんだ? 」
慌てた様子で博士を呼ぶ研究員
研究員「先程出現したマリオですが、生体反応が感知されました!? 」
任天堂博士「何だって!? 」
フィギュアにされたとはいえマリオ達に生体反応があるわけがない
つまり今現れたマリオは誰かと合体しているのだ。
任天堂博士「まさかそのようなことが!?とにかく直ちに現場に向かうぞ! 」
研究員「了解! 」
任天堂博士達が真理雄が戦っている現場に向かっている頃、現地では…
マリオF(フュージョン)「俺ってばホントにマリオと合体したんだな!? 」
未だに信じられないがマリオと合体したことに興奮しまくる真理雄
マリオF「よーしっ!サムスの弔い(とむらい)合戦だ!お前なんて俺が倒してやるぜ! 」
バッ!!
別にサムスは死んだわけではないが、サムスを倒したクッパに向かっていくマリオ
すると
ゴガガァーッ!!
ひょこっ!!
クッパはまるで『お前の相手なんてこいつらで十分だ!』とばかりにクリボーとノコノコをマリオに差し向けた。
マリオF「ザコ共め!お前らなんてこいつで十分だ! 」
スッ!
マリオは右手を構えると
マリオF「ファイアボール!! 」
ボボッ!!
マリオは右手からファイアボールを繰り出した。
キキィッ!?
ファイアボールを食らい、倒されるクリボーとノコノコ達
所詮はザコである。
マリオF「どんなもんだい! 」
ザコを倒し、得意気になるマリオ
そんなマリオに天罰が下ったのか
ゴガァッ!!
ドカァッ!!
マリオF「がっ!? 」
マリオは突っ込んでくるクッパに気づかず、攻撃を食らってしまった。
マリオF「いててっ!?つい油断しちまったぜ!?ダメージも多少は減っているとはいえ本当に食らうんだな 」
もはやこれはゲームではなく本当の戦いである。
マリオF「反撃開始だぜ! 」
ダッ!
マリオはクッパ目掛けてダッシュすると
ゴガァッ!!
ボオォーッ!!
マリオF「食らうかっての! 」
びょんっ!!
サッ!
吐いてくる炎をジャンプでかわし
マリオF「そりゃっ!! 」
ドカァッ!!
クッパの顔面目掛けて蹴りを繰り出した!
マリオF「どんなもんだい! 」
ゲームならば体力が満タンでない限り、クッパの反撃はないのだろうが
ガシッ!!
マリオF「へっ? 」
クッパはマリオの攻撃を受けた直後だというのにマリオをつかむと
ブォンッ!!
マリオF「おわぁっ!? 」
ドカァッ!!
そのままマリオを投げ、壁に激突させた。
マリオF「ゲームとは全然違うってことかよ!攻撃を受けた直後に投げるだなんて反則だろうが! 」
と、ここでマリオはあることに気がついた。
マリオF「あれっ?よく見ると%ってのが表示されている。この数値が高くなると変身が解けるんだったよな 」
先程、マリオが言った通りである。
マリオF「今の俺のダメージは30%。まだ少しはいけるけどこれ以上こんな感じで攻撃してたらヤバイな 」
そう感じたマリオは
マリオF「すぐにでも倒してやるよ! 」
ダッ!
クッパ目掛けて突っ込んでいくと
マリオF「そっちがゲームじゃできない方法を使うってんならこっちだって! 」
バッ!
マリオはクッパの目の前でジャンプすると
ガシッ!!
クッパの背後に回って頭の角をつかみ
マリオF「カーフ・ブランディング(仔牛の焼印押し)!! 」
ドォーンッ!!
ゴガァッ!?
某アメリカ超人の得意技を繰り出した。
※ゲームでは絶対にできません
マリオF「(クッパはさっきまでサムスと戦い、その直後に俺と戦っている。ダメージはかなりのはずだ。あとはぶっ飛ばせば…) 」
そう思ったマリオは
ガシッ!!
マリオF「マリオの投げ技といったらこれでしょ! 」
クッパの背後に回り、尻尾をつかむと
マリオF「ジャイアントスイング!! 」
ブォンッブォンッ!!
渾身の力でクッパを投げ回し
マリオF「そらよっ! 」
パッ!
マリオが手を離したことによって
ゴガァーーッ!?
キランッ☆
投げ飛ばされたクッパは星になった。
マリオF「イヤッホー! 」
クッパを倒し、調子に乗ってアピールまでするマリオ
すると
♪~♪~♪~♪~
マリオF「んっ? 」
マリオの耳にどこかで聞いたような音楽が聞こえてきた。
マリオF「これは…プリンの… 」
バタンッ!!
マリオは突如聞こえてきたプリンの歌声によって眠ってしまい、マリオは気を失ったのだった。
その直後
キキィッ!!
バタンッ!!
突如黒いワゴンが出現し、黒服、グラサンの男達が現れると
スッ!
バタンッ!!
ブロロンッ!!
倒れているマリオをワゴンに乗せ、そのまま走り去るのだった。
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