サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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セキチクシティ〜孵化施設付近にて〜
サトシ達は、孵化施設の敷地外にある
空き地に到着した。
ガチャッ(コンテナのドア)
ヒロシ:「2人とも、着いたよっ」
サトシ:「やっと外だぁ〜!」
ヒカリ:「みて!太陽だわ!太陽が
あたし達に微笑んでるわ!」
サトシとヒカリは
コンテナ内での出来事に触れられないよう
テンションを上げた。
カツラ:「では、作戦開始と行こうかの」
カツラ達の作戦はほぼ、以前ヒロシが解いた
通りになった。
カツラ:「先ずサトシ君、先に孵化施設に
浸入して、ヤマブキ1号が到着したら
連絡をっ。そしてポケモンが収まり次第、
ヤマブキ1号に乗ってる社員を遠くに
誘き寄せるんじゃ」
サトシ:「はいっ」
カツラ「ヒカリちゃんはサトシ君の連絡が
入り次第、トラックが敷地内に入れるように
警備員の注意を逸らし、安全圏に入ったら
無線機の緊急ブザーを鳴らしとくれっ。
事が終わり次第、ワシからの
緊急ブザーが折り返しで鳴ったら
遠回りで戻ってくれば大丈夫じゃから」
ヒカリ:「はいっ!」
カツラ:「ヒロシ君はエレクの指示に
集中しとくれっ」
ヒロシ:「わかりました」
カツラ:「ではサトシ君、ヒカリちゃん、
気をつけて行って来るんじゃっ」
サトシ:「はいっ!」
ヒカリ:「はーい!」
サトシは孵化施設の掃除作業員に変装し
孵化施設の敷地に浸入、
ヒカリは孵化施設の正門付近で
待機する事にした。
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