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仮面ライダードライブ アクセル踏み込め

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第二十一章

「最上階でな」
「では倒してやる」
 ハートはダークドライブの姿になったスサノオに告げた。
「そこでな」
「ではその意気だ、三日後楽しみにしている」
 こう言ってだった、ダークドライブになっているスサノオは姿を消した。そして。
 戦いが終わってだ、ライダー達は変身を解いた。呉島はそのうえで泊達のところに来て言ったのだった。
「話は聞いた、三日後だな」
「ああ、俺達が戦ったビルでな」
「決戦だな」
「俺達は行くけれどな」
「無論我々もだ」
 呉島は自分から言った。
「共に行く」
「悪いな」
「これが仮面ライダーのやるべきことだ」
 呉島の言葉には惑いがなかった、それも一切。
「気にするな、だがその三日後の決戦に備えてだ」
「作戦会議か」
「それに入ろう、勝つ為には色々とやることもある」
 まさにというのだ。
「ではな」
「じゃあ署に来てくれるか」
「そのうえでだな」
「三日後のことを話すか」
「そうしようか」 
 こう話してだ、そしてだった。
 ライダー達は一旦特状課に入った、本願寺は葛葉達とハート達を見ると明るい笑顔で彼等に対して言った。
「役者、それも千両役者が揃ったね」
「そう言うんですか」
「うん、泊ちゃん達に君達もいてね」
 そしてとだ、葛葉に言うのだった。
「役者が全員揃ったよ」
「それじゃあ」
「これから宜しく頼むよ」
「はい、こちらこそ」
「激しい戦いになることは必定だけれどね」
 それでもと言う本願寺だった、そして。
 戦士達は作戦会議に入った、そのうえで。
 一旦建物の周囲と各階のマップが検証されロイミュード達一体一体に至るまでもが細かく検証された。それは呉島だけでなくベルトとブレンも主導したが。
 その采配を見てだ、西城は唸って追田とりんなに言った。彼等も会議と作戦に参加しているのだ。
「凄いですね、呉島さんって」
「ええ、確かにね」
「色々と上手だな」
「人を見る目に問題ありっていうけれど」
「ちゃんとした人が周りにいたらな」
「最高の力を引き出すのね」
「そんな人なんだな」 
 二人も見ていて感心した。
「ベルトさんとブレンさんも知恵を出してくれるし」
「光実君もな」
「他のライダーの人達も頭がいいし」
「これはかなり万全の作戦になりそうだな」
「作戦は全て完璧にしてです」
 そのうえでとだ、ブレンが彼等に話した。
「勝つものですから」
「だからですね」
「はい、細かい場所まで検証していきます」
 まさにと言ってだ、実際にだった。
 ライダー達は作戦を細かい場所まで決めていった、それはかなり徹底していてそれぞれの場所にどういったロイミュードが出るかまで何十ずつパターンまで考えられていた。
 そうしつつだ、光実は真剣に考える顔で言ったのだった。会議の場で。
「ロイミュードはとかく機械なので」
「その性質を考慮してだな」
「対策を考えていくといいですね」
 こうベルトに言うのだった。 
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