| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダードライブ アクセル踏み込め

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二十章

「人間ではない」
「おのれ・・・・・・」
「言い返す言葉がないな、ではだ」
 ゴルトドライブの身体のあちこちから炎が噴き出していた、チェイサーはそのゴルトドライブの様子を見てまた言った。
「地獄に落ちろ」
「無念・・・・・・」
 忌々しげにこう言ってだった、ゴルトドライブは。
 派手に爆発をしてその中に消え去った、二人のライダーの戦いは彼等の勝利に終わった。
 そしてだった、ドライブとシーフロイミュードとの戦いも。
 ドライブの決定的な一撃でだ、シーフロイミュードは吹き飛ばされ。
 ドライブに身柄を拘束されてだ、こう告げられた。
「これで終わりだ!」
「くっ、糞!」
「刑務所に戻るんだな」
「まだだ、まだ私は」
 あがこうとした、だが。
 そのシーフロイミュードに向けてだった、何処からか雷が飛んで来てだった。それを見た霧子が思わず叫んだ。
「進ノ介さん!」
「!」
 霧子のその言葉にだった、瞬時に。
 ドライブはその場から跳んでかわした、すると。 
 シーフロイミュードにその雷が直撃してだった、彼を瞬時に焼き尽くした。
「お母さーーーーん!」
 これが最後の言葉でだった、シーフロイミュードも消え去った。それを見てだった、ドライブは身構えつつ言った。
「スサノオか」
「わかったか」
「ああ、あんたのことはもう聞いている」
 既にとだ、突如として出た声に答えた。
「俺達人間と戦っている神様だな」
「如何にも」
 その通りとだ、スサノオの声は答えた。
「私がスサノオだよ」
「やっぱりそうか」
「それでだが」
「あんたの目的はもうわかっている」
「そう、君達と戦うことだよ」
「それでその戦いで俺達を見てだな」
「楽しませてもらっている」
 まさにという返事だった。
「常にな」
「やっぱりそうか」
「そして君達に告げよう」
「これからあんたと直接戦うんだな」
「三日後にな」
 まさにその時にというのだ。
「また会おう、そしてだ」
「その時にか」
「君達の力を見せてもらおう」
「よし、見せてやる」
 ドライブもこう応える。
「そしてあんたに堂々と勝ってやる」
「そうしてもらおう」
「戦いの場所は何処だ」
 ここでだ、ベルトがスサノオに問うた。
「一体」
「そうだな、あのビルで待っている」
「俺達がハート達と一緒に戦ったその場所か」
「その通りだよ」
 まさにそこだとだ、スサノオはドライブに答えた。
「私はその最上階で待っている」
「またあれを用意しているのか?」
 もうロイミュード達は全て倒していた、それでだった。
 ハートもだ、スサノオに対して問うたのだった。
「ゴルトドライブの様に」
「まさか」
「それはないか」
「私はこの姿で待っている」
 ここでスサノオの姿が出て来た、それは。
 ダークドライブだった、その姿で出て来て言うのだった。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧