限りなく○○○に近いサイト
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対応を呼びかけ続けた日々の終わり
「如何でしょうか。事実確認、謝罪、削除依頼、終わりましたでしょうか? 難しいことでも、時間がかかることでもないはずです。当該メールを確認し、その宛先に謝罪、削除依頼を送るだけのことですから。木曜日の夜は明けておきますので、終わりましたらご連絡をお願いします」
「以前、○○さまの「力を貸してください」という呼びかけに、シンは「大したことは出来ませんが、毎日、更新を続けることでお力になります」とお返事したことがあるかと思います。その言葉通り、今、この状況でさえ、毎日、更新を続けております。あの時のお約束があるからです。そして、今、シンは新規投稿作として『バッドノベルス ビフォー/アフター』という、提案型の書き物を考えています。 まだ掲載前ではございますが、『其の一』をご覧ください。本来、ただのユーザーであるシンは、サイトの行く末など考えず、さっさと他のサイトに移ればいいだけの話しです。それでも、それをせず、何か「バッドノベルスに対する既存ユーザーの不満を解決する方法はないか」と真剣に考えて来ました。 その結果です」
「対処していただいているのでしょうか? 申し訳ありませんが、長くは待てません。個人情報の流出、という問題を、漏れた個人(シンを含む大勢)の危機ではなく、ご自身(運営さま)やバッドノベルスの危機である、としか考えておられないのではありませんか? 一番困って、不安を抱えているのは、自分のアドレスが他人の手に渡ってしまったシンを含める被害者です。そちらが被害者なのではありません。早急に対処してください」
「これが一般的な対処の仕方です」
例
1 発生日時
平成24年9月10日(月曜日) 午前9時57分
2 概要
○○○○へ、○○から周知依頼のあった「○○への適切な対応について」を電子メールで224件送信した際に、本来「BCC」と して送信すべきところ、誤って宛先欄に送付先すべてのアドレスを記載して送信したことから、相互に個人名または法人名を含むメールアドレスが読めるという情報流出の事態を発生させてしまいました。
送信後、○○担当者から指摘があり、メールアドレスの流出が判明しました。
3 対応
各○○の皆様には、お詫びとメールの削除をお願いする内容の文書をメールにより送付いたしました。
今後は、このような事態が発生しないよう、情報の取扱いについて、職員の研修、指導を徹底し、再発防止に努めてまいります。
何度かこうして問い合わせを送り、自分の思いを伝えてきたが、運営に届くことは、一度も、なかった……。
そして、最初の問い合わせから、半月以上が経ち――。
アドレス流出事故から、二ヶ月半以上が経った。
ユーザーであるおれに出来ることは、ただ問い合わせて、返事を待つのみ。
だが、運営は無視を続け、知らない振りを押し通し、それから一切返事を寄越さなかった。
もうこれ以上、待つことは出来ない、
おれは、小説にイラストを借りている作家の方に謝罪をし、こういう事情で表紙や挿絵を削除し、サイト内のクリエイタ―ズアートからも削除しなくては、今後、何が起こるか判らない、ということを説明して、解ってもらった。
「また、シンさんがいいと思われる時に、いつでも使ってください」
その方からは、そんな優しい言葉を頂いた。
そして、その後、おれが言ったその言葉が、まさに正しかったのだ、と思う出来事が起こったのだ。
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