A級少女は異世界へ
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“適合者”
前書き
ネタ無いので飛ばします
~数ヶ月後~
「フユキッ!もっと魔力を解放しろッッ!!」
「ッ...だぁっっ!!」
フユキが右腕を横に思い切り振ると、そこから無かったはずの木々が覆い茂る
「...よしフユキ、今日は帰って良いぞ」
「...あざっした」
フユキはその場から去ろうとするが、魔力の使いすぎでもうフラフラだった
「!!……クソッ」
フユキは足がもたつきコケそうになる
「おっと...」
だが倒れる寸前でロスがフユキを支えた為に倒れる事は無かった
「!!...サンキューロス(苦笑)」
「いや…それよりフユキ、大丈夫か?」
「あ~?こんなのヨユー......Zzzz」
そう言ったフユキだったが、眠気に襲われ寝てしまった
「...余裕じゃないだろうそれは…まぁ、それもそうか……」
「おいロス!どうした...ってフユキ?どうしたんだ??」
「...今訓練が終わったらしいんだが、寝てしまった」
「今!?...チッ、またかよ」
リュクはロスのその言葉にイラつきを見せた
「あぁ...村長達は何故か魔法が使える者達程長く訓練をさせる...」
「......そのせいでルイがッ」
「……」
__________
此処は村の外れ、大人達の集会所
「村長...フユキの成長は計り知れません」
1人の村人、先程フユキに魔法を教えていた村人が村長にそう言う
「フム…ならば久々にやるか...''アレ''を」
「!!!」
その集会にはロイも参加していた
「最近は居ませんでしたからね、『適合者』が」
「まぁ、今回もどうなるかわからないけどな」
「いや、今回は可能性が大いにある...あやつは特別異常だからな...」
そう言って村長は不気味に笑い、酒を飲む
「...ロイ、お主は5日後、此処にフユキを連れてこい」
「!?...はい、仰せのままに」
ロイはそう言って村長に頭を下げた
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