A級少女は異世界へ
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ワールドトリガー編
“小南の理由”
「あの...小南先輩ってどうしてそんなに暁先輩に...?」
三雲は、何故か無駄に神瀬に対してはデレを見せているのかという事を疑問に思っていた
「ん?あぁ、アイツは一時期 暁に戦いを教わってたんだよ」
迅は三雲のその問いに軽く答えた
「えっ!」
「ほう...という事は暁の方が強いのか?(≡з≡)」
「まぁそうだな」
「...(一体暁先輩は何者なんだ...?)」
__________
「ジャガイモと人参切っといたぞ。
あ、人参いちょう切りで良かったか?」
「はい!...おぉぉ、流石暁さん、包丁の使い方上手いですね(≡∀≡)✧︎」
その頃の神瀬は、宇佐美の手伝いを淡々とこなしていた
「ん~?まぁそうだな、俺一人暮らしだから殆ど俺が料理するし」
「流石(≡∀≡)」
「そんな事言ってねぇで早く終わらせんぞ」
「はーい」
【数十分後】
「みんな~、シチュー出来たよー」
「おっ」
「じゃあ食べるかー」
「俺が作ってやったんだから残すなよなー」
神瀬は割と真剣に5人に忠告した
「勿論ですよっ!」
小南は目を輝かせながらそう言う
「暁先輩料理出来たんですね」
「あぁ?何言ってやがる京介、たまに料理持ってきてやってるだろ」
「俺基本家なんで」
「あ~、そういやそうだっけか?」
「暁さんの料理は美味いぞ」
「……」
木崎のその言葉に神瀬は無言で木崎の頭を撫でた
「「!!?」」ガタガタッ
神瀬が木崎を撫でると、周りが椅子から立ち上がる
「あの...暁さん...?」
「レイジいい奴」
「...ありがとうございます」
「暁?!俺も撫でて!」
「いや、私を!!」
「私も~!」
「俺も俺も(≡з≡)」
「おい空閑?!」
「……?」
「俺を撫でないとは何事ですか」
「何言ってんのお前ら...?;」
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