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ハイスクールD×D ~熾鏡符のAGITΩ~

作者:天の道
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第一章:体育館裏のホーリー/暴走する熾鏡龍
  MirrorⅧ:待ち受ける罠/イッセーに託したもの

 
前書き
残念ながらディオドラをお仕置きするのはまだだ。

え?なぜかって

あいつをボコるために必殺技ゲージを溜めているところだからだ

そしてカブト・ハイパーフォームになってパーフェクトゼクターで奴を塵に変えるんだ!












 

 
「チクショォォォォォ!!!」

転移して最初に聞いたのはイッセーの叫びだった
まあ、仕方ないだろうアーシアのことは大切にしていたし、翼は親友だと思っているからな。

俺も冷静でいるが本心はあの腐った性根を持った奴を殺したいぐらい怒っているんだがな
今は冷静でいないと、足をすくわれるからな

「キャッ!?」

「うーん、良い尻じゃな。若さゆえの張りがたまらんわい」

悲鳴が聞こえて見てみると、オーディンの爺さんが朱乃さんのスカートを捲っていた。
こんな時に何悠長なことやってるんですか…

瞬間、ゴウッと風が吹き、スパーーーーーン! と音がする。
爺さんははいつの間にかロスヴァイセさんとラケルにWハリセンの攻撃をくらって
ラケルに踏まれる態勢で抑えられていた…

とゆうかお二人さんそのでっかいハリセンどこから出したんだ?

『オーディン様?今の状況わわっかていますか?次はハリセンではなく
神器の一撃をお見舞いしますよ♪…フフッ♪』

「そうですよオーディン様…次は私の特製の全属性・全精霊の魔法フルバーストを
お見舞いするので覚悟してくださいね♪」

「すまんすまん。もうせんから、とりあえず放してくれ…」

なんかラケルとロスヴァイセさんたち笑っているけど…目が笑っていない…
女性って怒らせると怖いもんだな……俺もみんなは怒らせないようにしよう

「クソジジィ!どっから…… ってあんた、その鎧は!!」

どうやらイッセーがラケルの存在に気付いたようだ

『あら、あなたが今代の赤龍帝の兵藤一誠様ですか?
私はラケル、ラケル・マルメイア。今代の金龍君をやらせていただいていますわ
以後お見知りおきを」

なんか前にも思ったが、すごくいいところ育ちに見えるんだよな…ラケル

「「「「「「金龍君!!!???」」」」」」

皆よく驚くな…まあ確かにイッセーのライバル的存在が現れたからな
それにしても赤と白が男で金と銀が女か…なんかこう思っているのもなんだが
バランスいいよな

『やあ、ドラちゃん♪久しぶりだね』

『お前も相変わらずだな…とゆうかその呼び方いい加減にやめてくれ…』

『え~なんで変えなきゃいけないのかな?別にいいじゃない♪呼び方ぐらい』

『た、頼むからやめてくれ////!!!』

『う~ん・・ならドラリーン♪でいいよ』

『ううっただでさえあの一軒で心が折れそうなのに、こいつまで…
俺の心はもう限界だ………!!!』

『やっぱりドライグ弄りは楽しいな♪』

なんだろうか…この緊張感なさすぎる会話…四天龍の喧嘩理由にこいつが
原因の一つなんじゃないかと思えてきた…それと頑張れドライグ

「ま、まさか。イッセーと翼を狙って!!」

「今はそんな悠長なことしてる場合じゃないだろう!」

「は!? そ、そうね。翔一の言う通りだわ。オーディン様!どうしてここへ?」

「うむ。簡潔に言うと、禍の団(カオスブリゲード)にゲームが乗っ取られたんじゃよ。
今、運営と各勢力の面々が迎え撃っとる」

部長に爺さんが説明していた時だった。

「相手は北欧の主神だ!討ち取れば名が揚がるぞ!」

旧魔王派の奴らが一斉に魔力弾を放ってきた。
これはまずいな…

しかし、爺さんは慌てず、杖を一突きすると、放たれた魔力弾は全て霧散した

「ほっほっほっ。取り合えずこいつをアザゼルの小僧から渡すように言われてのぅ。
全く年寄りを使い走りにするとは… あの若造、少しは年寄りをいたわったらどうかのう…」

『オーディ…ンッン!ジジイ。小言が多いですよ』

「おぬし今わしのことジジイと言い直したな!?」

確かに小言が多いな…

そしてオーディンの爺さんは人数分の通信機をグレモリー眷属に渡した

俺は既に貰って右耳のほうに付けている

「ほれ、ここはこのジジィと金龍君+αに任せて神殿まで走れ」

『ここは私たちが引き受けます。早く仲間の救出に行ってきてください翔一さん』

「オーディン様!なんで私だけ+αなんですか!・・でも頑張って下さい!皆さん」

「でも爺さん達だけで大丈夫かよ!」

イッセー…… 仮にも主神だぞ?
俺たちよりかわはるかに強いからな

「なーに、ジジィもたまには運動せねば体が鈍るんでな。
さーて、テロリストの諸君。この老いぼれは強いぞい」

そう言うと、じっちゃんは神々しいオーラを放つ槍の様な物を出して……

「――― グングニル」

一帯が吹き飛んだ。

すごいな、これが北欧の最高神の実力か…

「ほれ、さっさと走らんかい」

「ありがとうございます!! オーディン様!」

「爺さんくれぐれも、ぎっくり腰になるなよ?年だからな」

「余計なお世話だ!ささっと行けい!」

俺はイッセーに走りながらあるものを渡す

「イッセーこれをつけとけ」

「ん?なんだこれ。指輪?」

「これは俺の力で作った『代償身代わり指輪』だ
万が一お前が命を削って戦わなければならないときに自動的に発動する
だが、制限時間があるから気を付けろ」

「ああ、ありがたく受け取っておくぜ」

俺はなんでこの指輪を作ったか…それは神滅具(ロンギヌス)のことで調べているときに
覇龍の詳細を知って、恐らくこのゲームアーシアにもしものことがあって
イッセーが覇龍化する危険性を考えて、オーフィスとティアと共に作った指輪だ

俺の進化の力でまず理性を固定し、オーフィスの無限一時的なの力で覇龍の代償を肩代わりをし
ティアの力でその力をコントロールする仕組みだ…しかし俺の都合上
イッセーと翼の分の二個しか生成できなかったしかも再度使用は危険すぎるため
二個がちょうどいいと思った、これで、イッセーの覇龍化による暴走と命は問題なくなったが
あとは翼だけだ

そしてオーディンの爺さんとラケル、ロスヴァイセさんに礼を言って、俺達は神殿へと走った。

入口に着くと、通信機からアザゼル先生の声が聞こえてくる。

〔こちらアザゼル。お前ら、無事か?〕

先生達は大丈夫だろうか…

〔言いたい事もあるだろうが、まずは聞いてくれ。
今現在、テロリストの襲撃を受けている。各勢力が協力して撃退している所だ
それに翔一のよこしたちょっと迷惑な助っ人もいるしな〕

通信の要点を纏めると、旧魔王派の奴らが今回の黒幕で、
ディオドラはそれに乗っかった形で事を起こしたらしい。
まあ俺もこうゆうことになるとは予測していたが

「先生、アーシアと翼がディオドラに連れ去られたんです!」

〔何? そうか。お前達の事だ、帰って来いって言っても聞かないだろ……
今回は限定条件なんて物はない。思う存分に暴れて来い!!〕

「わかってます。それと先生大丈夫でしたか?」

〔まったくあのインドラに説明するのに時間がかかちまったよ!〕

「まあ、納得たならそれでありがたいです」

やはりアザゼル先生に任せてよかったな…俺の手間も省けた~いいか

〔最後にこれだけは聞いてくれ。ゲームは停止しているためリタイアはない。
助ける手段は無いから肝に銘じておけ。…… 気を付けろよ〕

そう言ってアザゼル先生は通信を切った。

そうだな、俺達に後戻りは無い。
なら、突き進んで二人を助け出す…これしかないしな

「小猫、アーシアと翼の気配は?」

部長が小猫ちゃんにサーチするように促した。
小猫ちゃんから猫耳と尻尾が飛び出し、神殿の奥を指差した。

「彼処からアーシア先輩と翼先輩とディオドラ・アスタロトの気配を感じます」

ディオドラ…あいつはッ最初からきな臭かったがここまでになるとは
覚悟しとけ…ディオドラ・アスタロトこれからお前は地獄を見ることになるからな!

待ってろよ!二人とも必ず助ける
俺達は、神殿に続く長い階段を走り始めた。





数分後俺たちは神殿に到着して、中に突入した。

神殿の中は広々とした空間で、広間がずっと続いており、巨大な柱が並んでいた。
そして…… 目の前にはディオドラの眷属と思われる人影が十名ほどいる。

〔やー、リアス・グレモリーとその眷属の皆〕

広間にディオドラの声が響く。
俺の事を言わなかったのは、見下しているのか、それとも怒らせる為か……
まあ、ここまで悪に堕ちた小心者がやることだくだらない理由だろう

〔さあ、遊ぼう。中止になったレーティングゲームの代わりだ〕

ゲームの代わりか……こいつ本当に強いかどうか目を疑う、言っとくが俺以外にも
イッセーと木場はより禁手を使いこなし、ゼノヴィアは俺のフレイムセイバーを完全にものに
しているからな…だがそんな遊びをしなくても、普通に戦えばいいのに
ゲーム化…か。まったくこれだかあいつみたいなタイプは嫌いだ

「い私の眷属がどれぼどのものか、刻み込んであげるわ」
いわ。貴方の戯れ事に付き合ってあげる。

「いいんですか部長?相手の提案を呑んでも…俺は一向にかまいませんが」

イッセーの言う通り、俺もそう思うが……ここはあえて奴の策に乗ってあいつの
あの歌をを不機嫌な顔にしてみたいけどな。
だが一番の理由はおそらく…

「応じておいたほうがいいわ。あちらには…… アーシアと翼を人質にとっているんですもの」

その通りだなあいつは頭はどうかしているからな

〔さて、ルールの説明の前に……そこの邪魔な戦士君には別の処に言ってもらおう〕

「どうゆうこと………っ!!??」

ディオドラに言葉の意味を聞こうとした瞬間、俺の足元に魔方陣が現れ、
俺はどこかに飛ばされた






イッセー視点

今、翔一が目の前で消えた…一体何が起きたんだ!?

「ディオドラ!! 翔一君何処にやった!!」

〔あっはっは!! さーて、何処だろうねぇ~〕

木場がディオドラに叫ぶが、ディオドラは笑うばかりで答えない。

「てめえ…… バカにするのもいい加減にしろよ!」

「落ち着いて下さい。イッセー君」

「落ち着いていられませんよ朱乃さん!翔一が消えたんですよ!?」

「…… 落ち着いて下さい、イッセー先輩」

「ぐほっ!?」

ディオドラにイライラいていたら、小猫ちゃんに殴られちまった…… 効くぜ……

「大丈夫です。翔一先輩は別の神殿に飛ばされたみたいです。安心して下さい」

そう言えば翔一が消えたのに小猫ちゃんが取り乱していない。
仙術で翔一の居場所が分かっていたからか。

〔果たしてそう簡単にいくかな?〕

「どういう事かしら?ディオドラ」

〔彼らを転移させた場所には羽衣狐の協力者が二人いるからな〕

「!? なんですって!!」

ディオドラの解答に部長が驚く。

確か羽衣狐って翔一が苦戦したあの妖怪の女性か?
しかもあの強い奴の協力者か…恐らく強いだろう

〔あの邪魔者の事は放っておいて、僕達は僕達で始めようか?ゲームをさ〕

そして、俺達グレモリー眷属とディオドラの、アーシアと翼を賭けた戦いが、始まった……



















 
 

 
後書き
どうも天の道…です

書き終わったの夜中の04:11です…眠い
とゆうことで後書きは以上です…

また次回の後書きで…・zzzzzz

翔一「感想などどんなことでもいいのでください。この寝ている作者の励みになるみたいなので」

イッセー「でも作者この展開書くのに三時間ぐらいパソコンの目の前でシャーペンと
用紙を持ちながら展開を考えていたみたいだぜ?だからこれからも応援してくれな!」

作者「(人''▽`)ありがとう☆」

 
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