杉本鈴美の救済ルート
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
原作開始前
第4話
前書き
主人公は鈴美が地味に能力使った事に気づいてません
「ここ.....は.......?」
気が付くと、どこかで見た事がある場所にいた。どこまでも続いているような真っ白い空間で一人立っていた。
先程までの記憶があまり思い出せない.......
すると、後ろのほうから女の人の透き通るような声が聞こえた
「どうやら杉本鈴美を救えたようね....」
その声が聞こえた瞬間記憶を思い出した
自分も話し掛けようと声を出そうとするが、何故か声がでない。
「ああ、ごめんなさい。ここでは貴方が声を出すことはできないわ。
それと今回は別に喋りに来たわけじゃあないのよ。
貴方に少し、渡すものがあるの。遅れてごめんなさいね」
もしかしてスタンドのことだろうか......
「そう、正解よ。名前は自由に決めて貰って構わないわよ
能力は「物質を操る能力」よ
パワーは「A」だけど、その他は貴方の成長次第ね 」
そのスタンドの能力をもっと詳しく聞こうとするとやはり声がでない。
何とか声を出そうと四苦八苦している内に、頭上からミシミシとなにかが割れていく音がした。
「あら、もう時間切れのようね......貴方を現実世界で待っている人がいるみたい
さぁ行ってらっしゃい.........」
辺りが光りに包まれていった....
...................................................................
........おお、真っ白い天井が見える..
「ここは....病室..か...?」
力を籠めて病室のベッドから起き上がると横の机が目に入った
果物などがカットされたものが置いてある...
誰かが看病をしてくれたのだろうか ?
鈴美は一体どうなったのだろうか.....?
俺がヘマをしていなければあの事件で鈴美は両親を失うことはなかった。
俺がもっと早くスタンド能力を覚醒していれば...
「俺にもっともっと力があれば...........くそっ!!! 」
そう悔やんでいると、ドアが開き、女の声が聞こえた。
「そんなことはないわ.......」
鈴美がドアの前に立っていた。
「......鈴美」
「私の両親はアイツに殺されたわ。
それは本当に悲しかったし、頭がおかしくなりそうだった。
でも、久ちゃんが守ってくれたし、私には久ちゃんがいる。
それだけで私は大丈夫。 」
鈴美が俺を抱きながら呟いた
「私は久ちゃんが居るだけでいいの.....」
「痛い痛い痛いってばッッ!!?傷にッ傷にッ当たってるッッ!!」
「ごッごめん.!!..」
「.........あ....後、胸も......」
「ご........ごめん....だけど久ちゃんのも...ね ? 」
「「..............................」」
後書き
これくらいなら大丈夫かな ?
ページ上へ戻る