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ハイスクールD×D 覚醒のAGITΩ

作者:天の道
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第五章:冥界合宿のヘルキャットと 熾鏡龍神
  AwakeningⅤ:現れた黒姉/新たな刺客

どうも翔一だ。今俺たちオカ研メンバーはちょっとした集まりのパーティーに来ている。
本来ならパーティーは約二十日前のパーティーだけだったんだが、
あの時俺が不良上級悪魔もゼファードルを気絶させたおかげで仕切り直しとゆう
名目でまたパーティーが開かれていた。このパーティーには若手悪魔とその眷属
さらに熾天使の間カエルさんとガブリエルさんが来て、さらには北欧の勢力のお偉いさん
そして魔法協会の《黄金の夜明け団(ゴールデン・ドーン)》からそこの会長さんが来るらしい。

「あーこうゆう場はなれないぜ」

「私もですイッセーさん」

「さすがにきついな…」

俺が会場の隅で飲み物を飲んでいるとイッセー達が来た

「まったくイッセー眷属ならしっかりしたらどうだ?」

「うっせー俺はただの一般庶民だからこうゆうのはなれていないんだよ」

ま、前回とは違いへ終わのパーティを過ごしています。

「ちょっとよろしいでしょうか?」

誰かが声をかけて来た

「確かあんたは、あの変態フェニックスの…妹だったか」

「レイヴェル・フェニックスですわ!まったくこれだから下級悪魔は……」

なんかよくわからない子だな…

「すまないな、それでお兄さんのほうはどうなのかな?」

「兄なら、あなたと赤龍帝に負けてからふさぎ込んでいますわ。
でも才能ばかりに頼っていた兄にはいい薬ですわ」

「容赦ないな。一応アイツの眷属なんだろ?レイヴェル」

この子実の兄貴が負けたのに厳しいな、なんかこの子がライザーの姉になってもおかしくないな。

「今はお母様の眷属ですわ。お母様が自分の駒とお兄様のを交換なさったの。ですが今はフリーの『僧侶』ですわ。お母様はゲームをしませんから」

あー何か聞いたことあるな。
(キング)』の間だけで駒同士を交換できるやつだな。
確か同じ駒なのが絶対条件らしが。

「と、所でえ、えーと」
「ああ、まだ自己紹介してないな。俺は龍華翔一。好きに呼んでくれて構わない」
「え…………お、お名前でお呼びしても宜しいのですか!?」

……ん?何か嬉しそうだな。
いや、俺の勘違いだろう。俺案外見下されてたからな。

「で、では、遠慮なく、イッセー様と呼んで差し上げてよ」

「様付けか…まあいいか。別にいらないよ」

「いいえ、これは大事な事です!」

まぁ……そういうものなのか?

「よろしくなレイヴェル」

こうして挨拶を返したが、なぜかレイヴェルの顔が真っ赤になっていた
なぜだろうか?

「こ、コホン!ではイッセー様。今度お会い出来たら、お茶でも如何かしら?わ、私で良ければ、手製のケーキをご用意差し上げてよ。で、では!」

レイヴェルは丁寧に一礼すると、去っていった。

そしてしばらくパーティーを楽しんでいると小猫ちゃんが何処かへ行こうとしていた

「イッセー、ちょっと来い」

「ど、どうしたんだよ!」

「小猫ちゃんが何処かへ行った」

「そうなのか!なら追いかけないと!部長たちも読んで…」

「やめといたほうがいい、下手に会場から人がいなくなると騒ぎになるだから俺たちで行くぞ」

「わかった翔一!」

こうして俺と一世は小猫がえれべたーを使ったのを見たので
俺たちも隣のエレベーターに乗り込むと部長も乗ってきた

「部長なんでここに?」

「あなたが急いでどこか行くのを見たからよイッセー。それよりも二人とも
急にどうしたの?血相変えて?」

「それはですね部長…」

イッセーが部長に説明しそして話しが終わると

「わかったわみんなで探しましょう」

こうして俺、イッセー、部長は小猫の行方追った

翔一視点




小猫視点

私、塔城小猫は森の中を走っている。
私の今まで生きてきた中で最大級のトラウマ…… 黒歌姉さま。
力に溺れ、自分の主を殺してはぐれ悪魔になった姉さまは、実の姉であり
私にとって恐怖の対象でしかなかった。

パーティーの最中、黒歌姉さまの気配を漂わせた使い魔を見て、私は一目散に駆け抜けた。

そして……

「久し振りね、白音。あれだけで来てくれるなんて、お姉ちゃん嬉しいわ♪」

「……… 黒歌、姉さま……!」

目の前の木の上で、黒歌姉さまは、薄く笑いながら私を見下ろしていた。

「姉さま。これはどういう事ですか?」

「怖い顔しないで。悪魔さん達がパーティーしてるっていうから、気になって来ちゃったにゃん♪」

そう言って姉さまはウィンクする、その仕草一つ一つが、私の恐怖を掻き立てる。

「ハハハハ、こいつもしかしてグレモリー眷属かい?」

すると、木陰から、孫悟空の末裔という禍の団(カオスブリゲード)の美猴が現れた。
不意に、美猴の視線が私の後ろに向けられる。

「気配消しても無駄だぜぃ。俺っち達みたいに仙術知ってると、気の流れて分かっちまうからな」

そう言うと後ろから、部長とイッセー先輩が出てきて驚いた。

「よう、クソ猿さん。ヴァーリは元気かよ?」

「まあねぃ。そっちは… 多少強くなったのかねぃ」

やはり仙術を知ってると相手の事が分かってしまう。
私にも出来ない事は無いけれど……

「なんでここにいるんだ? テロか?」

イッセー先輩、いくらなんでも直球すぎませんか…

「いんや、今回俺っち達は非番だぜぃ。したら黒歌がパーティーの見学に行って中々帰ってこないから、こうして迎えにきたわけ、OK?」

「美猴、誰、この子?」

「赤龍帝だぜぃ」

美猴が姉さまにイッセー先輩の事を伝えると、一瞬表情を変えて、再び笑う。

「ふぅ~ん。これがヴァーリを退けたおっぱい好きの赤龍帝?」

先輩のエロさ加減はテロリストまで伝わっているんですか、なんか悲しくなってきました。

「おや?カテレアを倒してヴァーリと対等に戦ったアギトさんはいないのか?」

「あれ翔一は?部長知りませんか?」

「私にもわからないわ。途中まで一緒だったのは覚えているけれど」

「なぁ~ 帰ろうぜ黒歌。俺っち達はパーティーに参加出来ないんだし」

「そうね。けど、白音はいただくにゃん」

姉さまから、視線が送られる。
それだけで私の体は恐怖に反応し、動かなくなる。

「この子は私の眷属よ。指一本触れさせないわ」

「それは私の妹。私には可愛がる権利があるわ」

空間の空気がピリピリしたものに変わっていくのが分かる

「めんどいから殺すにゃん♪」

黒歌姉さまはそう言い放った

小猫視点終了




イッセー視点

俺イッセーは今小猫ちゃんのお姉さんと美猴と対峙していた
しかも翔一はどこかではぐれるし状況は最悪だ。でも小猫ちゃんは絶対助ける!

「さ、白音。こんな眷属は忘れて、私と行きましょ?」

小猫のお姉ちゃん黒歌が小猫ちゃんに手をさしのべ小猫ちゃんは応じようとする

「小猫ちゃん!いちゃだめだ!ここにいろ!」

「いいんですイッセー先輩私がお姉さまのほうに行けば引いてくれます
ですから私のことは捨ててください!!」

小猫ちゃん…でも俺は…!!
俺が説得を続けようとするが部長が口を挟む

「小猫あなたは私の眷属、私の家族よ、勝手に私から去ることは許さないわ!!」

部長…

「黒歌あなたははぐれになる前に自分の主を殺しそして小猫を見捨てた
そして捨てられた小猫は何を見てきたと思う?最初は行く当てもなくさまよい
さらには処分命令だって出されそうになったのよ、私がお兄様から小猫を預かる際
初めて小猫を見たとき驚いたわ。まるで感情がなかった、そして周りの自分以外の存在を
恐怖の対象でしか見ていなかった…だから私は小猫を眷属にする際決めたの
楽しいものをたくさん見せてあげよって。…そしてここまで感情をとりもどしてくれた。
あなたは小猫に何かしてあげた?いいえしてない。だから
今更小猫を連れて行こうなんて冗談にもほどがあるわ!
この子は白音じゃない。搭城小猫私の眷属乃『戦車』であり私の大切な家族よ!!!」

これだから部長はサイコーです!!一緒ついていきます!!
そして小猫ちゃんも続いて言い放つ

「行きたくない…私はお姉さまのもとへは行かない…私は搭城小猫、
リアスグレモリー様の眷属です!!!」

「そうだな、なら俺は小猫ちゃんと部長を守るぜ!」

そう守れなきゃ意味はない!あの時翔一に庇ってもらったことが
俺を変えてくれたんだ!ここで女の子守れなきゃ男が廃るぜ!

「じゃあ死んで♪」

黒歌がそう言い放った瞬間

ゴオォォォォォォッ!!!!

巨大な火の球が黒歌達に当たり、炎で包み込んだ。
それを放ったのは……

「リアス嬢と兵藤一誠が森に向かったと報告を受けて急いで来てみれば、結界で封じられるとはな…」

最上級悪魔の竜王、タンニーンのおっさんだった。

「しかし、それもこれまでだ」

「ナイスだぜ! タンニーンのおっさん!」

確かに黒歌達は炎に包まれた。
けど… 本当に終わったのか?
俺にはまだ心配が残っていた、

『愚かよのお…ここで安心するのは早いと思うのじゃが…』

「「「「!?」」」」

突然炎の中から黒歌と美猴ではない女性の声が聞こえる
そして炎から無数の狐のような尻尾のようなものが出てきて
そして周りの炎を吹き飛ばす。

「なんだあの尻尾!?」

「まさか妖怪!」

そして炎が消えそこから何本のも切る根のような尻尾を生やした
真っ黒のセーラー服を着た女性がいた。
すっごい美人だけどそれ以上に何かやばい気がする!

『無事か? お前達』

「まさか、お前が出張って来るとはねぇ…」

「…… 一体何しに来たにゃん。羽衣狐…」

黒歌が表情しかめるそしてその女の人は生えていた尻尾をしまう

「そんな怖い顔をしないでくれるか?黒歌。わらわはただヴァーリに
黒歌は調子に乗ると面倒事しか起こさないから見張ってくれ、とお願いされただけじゃ
それにわらわにもちょっとした用事があってのう。」

「おい! そこの美少女さん!お前何者だ!?」

俺はまず目の前にいる正体不明の女の人に名前を聞いた

「ほう? 名乗る時は自分からと教わらなかったのか?」

「俺はグレモリー眷属の兵士(ポーン)!兵藤一誠だ!」

「ほう…おぬしが赤龍帝か… なら名乗らない訳にはいかないのう。」

女性話再び尻尾を生やしそこに座るかのようなポーズをとりながら答えた。

「わらわは、羽衣狐申すもの。現在は禍の団(カオス・ブリゲード)に所属しておる
妖怪じゃ、よろしゅうな赤龍帝の兵藤一誠」

禍の団(カオス・ブリゲード)の新たな刺客!?もう冗談じゃないぜ

「よろしくなんてしたくないぜ!赤龍帝の籠手(ブーステットギア)!」

俺は羽衣狐の方に向かって行く

「待ちなさい!? イッセー!」

イッセーは部長の警告を無視して羽衣狐に向かう、しかし羽衣狐はなぜかかすかに笑っていた

「何が可笑しい!コノヤロー!」

「すまないのう、こんな情熱的な男を見るのは久しいのでのう」

「笑っていられるのも今のうちだ!!」

そう言ってイッセーは神器で殴りかかるが……

「いい動きじゃが、まだまだじゃ………それ」

羽衣狐はまた尻尾をはやしその一本でイッセーの拳を止めてしまう

「なっ!?」

「悪い一撃では無いのう…… だがまだまだ甘いぞ若造」

イッセーは羽衣狐の尻尾の薙ぎを喰らい大きく吹っ飛んだ

「イッセー!?」

「イッセー先輩!?」

「手加減はしたからのう、対して怪我は大きくないはずじゃ
じゃが次の一撃は手加減しないからのう」

羽衣狐がイッセーに再度攻撃を仕掛ける

「クッ!!」

イッセーは回避しようとするが間に合わない。
そしてこの場にいる全員がイッセーへの直撃を確信したとき

「「「「イッセー!!!」」」」

その場にいた部長たちがイッセーの名前を叫んだ
しかしイッセーは無傷だった

「あれ、なんで俺無事なんだろう……翔一!」

イッセーが戸惑いながら前を見るとそこには
羽衣狐の一撃を片足でで止めている翔一の姿があった

「すまないな遅れて。どうやらギリギリ間に合ったみたいだな」

「「「翔一(先輩)!!!!」」」

「やっと来てくれたか翔一おっせーんだよ!」

「すまないな、あの結界を突破するのに時間がかかった」











 
 

 
後書き
どうも天の道です。
今回の話はリアス、小猫、イッセーがメインを貼っていました
さすがに翔一だけがずっとメインを貼るのはちょっとバランスが崩れるからです。

そして改めてこの小説の読み方ですが
…視点が来たら基本そのキャラクターの視点で物語は進みます
そしてそのキャラクタープラス三人称視点も入ってきます
この三人称視点は、他のキャラクター視点でも発生します。
以上で説明は終わります。

そしてここに読者への皆様への謝罪ををさせてください
度たびタイトルと章名を変えてしまいすみません…
これはたまに私が仮設定と本設定を間違えてしまっているからです。

そしてもうこのことが起きないように善処していくので
これからも私の小説を見てくれる皆さま頑張っていくのでお願いします

そして次回!なんとアギトが別のライダーの能力を覚醒させます!
ヒントは、カードです予想しながら待っていてください。

そして私の更新期間ですが最低でも十日に一話は更新します


では次回の後書きで…



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