ハイスクールD×D 覚醒のAGITΩ
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第三章:月光校庭のエクスカリバーとトリニティ
ΩⅦ:捜索と敗北
夜になり、俺達はフリードを誘き寄せる為に教会に集まり、神父の格好をすることにした。
とゆうか悪魔である俺達が神父の格好をするって、大丈夫なのか?
「まさか、悪魔である僕達が神父の格好をする事になるなんてね。皮肉なもんだ」
まあ、木場にとっては複雑なところがあるだろう
「文句言うなって木場。これもフリードの奴を誘き寄せる為なんだからさ」
「…… そうだね、エクスカリバーを破壊する為なら… どんなことだってやってやるさ」
「翼、神父の服着てお前達は大丈夫なのか?」
「ええ、祝福されている神父服ならともかく
この服は、ただに衣装なので大丈夫です♪」
「あ、ああとりあえず大丈夫なんだな?」
「はい戦士様♪」
頼むからその口調やめてくれ
みんなからの視線が辛い
それから俺達はフリードを誘き寄せる為に、深夜の町を彷徨いた。
しかし、いくらたってもフリードは現れなかった。
今日はもうあきらめようとした時
「神父様の一団はっけ~ん♪ そいなら、さっさと死んで下さいな!」
どこかふざけたその声で、上から剣をもった逆十字架の神父服を着た奴がやって来た。
「フリード!!」
「おやおや~? どこのクソ神父かと思ったらイッセー君じゃあーりませんか~」
「…… どんな奴が来るかと思えば、こんなのが天才のはぐれ神父なのか?
まるでどこかに居るモブ見たいな奴だな」
「あぁん!? 俺様の何を聞いたか知りませんがクソ悪魔の時点で死刑確定なんだよぉ!!」
言葉に本当に品がないやつだな
まあ、倒す事に変わりはないか。
俺は思考を改めて、アギトに変身した
「おおっ!! 中々に面白い姿ですねぇ~ たがしかーし!!
俺様の天閃の聖剣《エクスカリバーラピットリィ》には敵わないもんね~」
フリードは真っ先に俺に向かってくるが、その進行を木場が創りだした魔剣で防いでいた。
「なぁ!? 邪魔すんな!! クソ悪魔のクソイケメンがぁ!!」
「あの時の決着!! ここで倒す!!」
すると鍔迫り合いをしていた二人は、高速で動きだし、上空で剣を打ち合っていた。
「ハァッ!!」
「チョイサ!! へっへ~ん、その程度の魔剣で、俺様のエクスカリバーに勝とうなんて百万年早ぇんだよぉ!!」
あれが、天閃の聖剣、能力は使用者の速さを引き上げる物なのか。
あの騎士ナイトの木場が速さで追いつくのがやっとの状態だ。
しかも動きだけではなく剣を振る速度も速い
木場が押されてしまうのかと思ったが、戦況は一人の男によって変わった
「伸びろ! ライン!」
突然現れたラインがフリードの足に絡み付き動きを止めた。
「おわぁ!? な、なんじゃこりゃあ!?」
そして、そのラインの先には、
「へへっ、どうだ!!!」
腕に着けた籠手からラインを伸ばしている匙がいた。
あれは、神器か?
「匙!? お前、神器セイクリットギアを持ってたのかよ!?」
「ああ!!黒い龍脈っていうんだ!! 翔一や兵藤だけにいい格好させるか!!」
あの神器もドラゴン系のものか微かだが龍みたいな形をしている
「…… 行きます。イッセー先輩!!」
「え!? ちょっと待って!! 小猫ちゃん!!?」
「……えい!」
え!? なにしてんだよ小猫ちゃん!?
見ると、小猫がイッセーを持ち上げて木場に向かって投げていた。
がんばれイッセー!
「木場ぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「!」
「受け取れぇぇぇぇぇ!!」
『Transfer!』
投げられたイッセーは赤龍帝の籠手を出して、
さっきまで溜めた力を、赤龍帝の贈り物を発動して、
木場に力の譲渡をした。
「受け取ってしまったものは仕方ない!! 使わせて貰う!! 魔剣創造!!!」
木場は魔剣を地面に突き刺し、魔力を開放。
無数の魔剣がフリードに向かっていくが…
「そんなクソなな攻撃ィ!!」
フリードはエクスカリバーで全て凪ぎ払ってしまった。
「隙ありぃ!!」
「させるか!!」
フリードは木場に接近するが、匙がラインで足を引っ張って体勢を崩させた。
「木場ぁ!! 先にエクスカリバーから破壊しろ!!」
「…… 不本意だが仕方ない。残る二本の使い手に期待しよう。」
木場がエクスカリバーを破壊しようとしたその時…
「ほう… 魔剣創造ソードバースか… 使い手によっては無類の強さを誇る神器セイクリットギアだな」
「「「!?」」」
第三者の声が何処からか聞こえてきた。
すると、奥から初老の男がやって来る。
「バルパーのじいさん!!」
なに!? じゃあこいつが…
「何をしている。さっさと片付けてしまえ。」
「悪いが、そうは行かないよ」
すると今度はゼノヴィア達がやって来ていた。
「バルパー・ガリレイ!! 神の名において、お前を断罪する!!」
「フン。 忌々しいミカエルの駒が! フリード!! 引き上げるぞ!!」
「けどよじいさん!! このベロが邪魔なんだよ!!」
「エクスカリバーに体に流れる聖剣の因子を集中しろ」
「体に流れる聖剣の因子… こうか!!」
光を増したエクスカリバーによってラインは切られてしまった。
「では、諸君… バイチャラば!!」
フリードは閃光弾を使って、バルパーと共にこの場から逃げていった。
「待て!!」
「逃がすか!!」
すると、木場とゼノヴィアとイリナはフリード達を追って行ってしまった。
『翼おまえは残れ、できれば戦力は、均等に分けたい』
「解りました、戦士様は?」
『木場と二人を追う』
「気おつけてください、もしかしたらフリード以上の
神父が居る可能性がいるかも知れません」
『了解、イッセー達もここにいてくれ、もしかしたら
伏兵が来るかもしれない』
「おう! 木場は頼んだぜ」
「…… 無茶だけはしないでください」
俺は、マシントルネイダーを呼んで
木場たちを追う
そして三人を追いかけていたら
川沿いの公園に着いた
ドガァァァァァンッ!!!!!
すでに戦闘は、始まっており木場とゼノヴィアが戦っていた
そしてぼろぼろのイリナが倒れていた
『おい、大丈夫か!?』
「ご、ごめんエクスカリバーとられちゃった・・・」
まずいな早く応急処置しないと命の関わるな
俺は、すばやく応急処置を済ませ二人のところに向かう
「…翔一君」
「来たのか」
『大丈夫か二人とも』
二人は、そこまで重傷を負っていないが
木場だけ光のダメージみたいな傷を複数負っていた
「誰だ?貴様」
声の主方へ向くとそこには。十二枚の堕天使の翼を展開した
目つきが悪い男が浮いていた
『お前に名乗る名前は、ないそれよりも
パルパーとフリードはどこにいる』
「奴等なら今ごろ駒王学園に向かっているだろう」
まずいなまさか入れ違いだったとは
一応翼がいるが、
『なら貴様を倒す』
「ふん、下級悪魔ごときがこの堕天使幹部コビカエルに
勝てるのか?」
まさかあのコビカエルだとは、このオーラ本物だな
「では… こちらから行くとしよう」
コカビエルは手に光の槍を持ち、俺に向かってきた。
俺は、すばやくフレイムフォームに変身して
コビカエルの一撃をフレイムセイバーで受け止める
重いな、今まで戦ってきた相手よりも
段違いに強い
「フハハハ!!! 中々のパワーと剣だ。では……」
そう言うとコカビエルは大量の槍を出し、俺に投げつけた。
「耐久力はどうかな?」
『フン!ハア!』
俺はフレイムセイバーで飛んでくる光の槍を弾くが
数が多く、このままじゃジリ貧で
追い込まれる。
『クソッ!なら!』
俺は、持っているフレイムセイバーの鍔の角を展開
刀身に炎を纏わせ刀身を三倍近くにする
『ハアァァァッ!!!』
炎を纏わせたフレイムセイバーを横薙ぎに
振るい飛んできた光の槍を全て壊した
「ほう、攻撃力は凄まじいな」
『あいにく、そう簡単にやられるわけにはいかないからな』
だが、さすがに疲れるな。あれだけの大技を出すのは、
とりあえず俺は木場たちに
『二人ともイリナをつれて逃げろ』
「君だけじゃ不安だ僕も・・」
『いいから行け!、お前には、もっと優先するべきことが
あるだろうが!』
「く、でも・・」
『いいから行くんだ早く!!』
「解った絶対に帰って来るんだよ!」
そう言うと、木場はゼノヴィアとイリナを連れて逃げていった。
「仲間を逃がすか、ずいぶん愚かだな」
『黙ってろ』
そうして俺とコビカエルは戦いを続行した
数分後
『ハァ、ハァ、』
俺は体力が尽きようとして膝を付いていた
「つまらん… もう少しやると思ったんだかな… 魔王の妹共は楽しませてくれるといいんだが」
『行かせると…… 思ってんのか…』
俺は、再び立つ
「安心しろ、直ぐに始末してやる」
コカビエルは巨大な光の槍を創りだした。
「なに、寂しがる事はない。直ぐに貴様の仲間も送ってやる」
そう言うとコカビエルは槍を投げつけた。
ドカァァァァァァァァァン!!!!!
俺は、何とか避けることができたが爆発の衝撃で
後ろに吹き飛ばされる
『グハアッ・・・』
ドボオォォォォン!!!!
俺は川に投げ出されそして俺は川に沈んでいき
そこで意識が飛んだ
後書き
どうも天の道です。
最後あたりのネタ解りました?
そう!原作である仮面ライダーアギトによくあるシーン
川や池へのダイビングです。
これをどうしてもやりたくて、構想を練るのに
時間がかかりました。でも書けてよかったです。
そしてだんだんエクスカリバー編も終わりが見えて来ました
次回は、イッセーと翼が活躍します!
では、次のあとがきで
感想、リクエストどしどし送ってください!!!
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