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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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最終回 遂に終わりだ!大団円!!その一

                 戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
               最終回  遂に終わりだ!大団円!!
 日帝衆は自衛隊の助けを借りて敵の本拠地まで来た、そしてその手前での決戦は西郷一人で敵を消滅させ。
 本拠地を包囲した、西郷は包囲した敵の要塞を見て言った。
「遂にでごわす」
「はい、あの要塞をですね」
「今よりですね」
「攻めるでごわす」 
 こう大山と桂に答えた。
「総攻撃の用意でごわす」
「海もです」
「我等の艦隊が展開しています」
 海軍衆の山本と東郷が西郷に報告した。
「海からの総攻撃も可能です」
「ミサイル及びレーザー砲での」
「わかったでごわす」
「そしてです」
「空もです」
 源田とハルトマン、空軍衆の二人も西郷に言う。
「航空機、ヘリの用意が出来ています」
「総攻撃にかかれます」
「では元老」
「これより三軍を合わせてですね」 
「そうでごわす」
 西郷は再び言ってきた大山と桂、陸軍衆を率いる彼等にもまた応えた。そしてそのうえでその六人の元帥達に告げた。
「日帝衆三軍を合わせて総攻撃でごわす」
「了解!」 
 元帥達はそれぞれの敬礼で応えた、こうしてだった。
 日帝衆は総攻撃にかかった、そこには瞬もいてだった。
 西郷にだ、陸軍衆の敬礼をして言った。
「では私も」
「大将はでごわす」
「はい、先陣ですね」
「頼んだでごわす」
「わかりました、では」
「一番槍頼んだでごおす」
「承知しました」
 瞬はその手に刀を持った、そのうえで。
 あらためてだ、こう言ったのだった。
「敵の司令官の首挙げてみせます」
「敵の司令官はでごわす」
 ここで西郷は超能力を使った、まさに万能の能力の持ち主だ。
「要塞の司令部の奥深くにいるでごわす」
「そこにですね」
「チウリホ元帥でごわす」
 特撮で元帥と名前の付く敵に碌なものはいないという、アニメも然り。
「敵の首領に媚を売って今の地位を得た者でごわす」
「小者ですね」
「そうでごわす」
 やはり敵の元帥だけはある。
「大将が首を取る様な男ではないでごわすが」
「一番槍はですね」
「任せたでごわす」
「それでは」
「おいおい、ここまで出番ねえぞ」
「日帝衆ばかり目立つなよ」 
 いつもの声がしてきた、そして。
 主役の二人が出て来てだ、こう言うのだった。
「俺達に手柄挙げさせろ」
「前回やっとそこそこボーナス貰えたんだからな」
「もっと稼がせろ」
「日帝衆ばかり目立ったらボーナス貰えないだろ」
 実に即物的なことを言う二人だった、そして。
 二人はそれぞれその手にボタンを出してだ、そのうえで。
 そのボタンを押した、すると。  
 人工衛星からのビーム、そして。
 ミサイルの総攻撃でだ、敵の司令部は破壊された、西郷はそれを見て言った。
「敵の元帥は死んだでごわす」
「生体反応消えたか」
「そうなったんだな」
「モデルになった人は二年で巨人の監督を辞めたでごわすが」
 誰がどう見ても解任だった、晴天の霹靂であったが三年契約の筈が二年でそうなったという呆気ない結末であった。 
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