サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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特別遊撃部隊帝国華撃団空組後編1
「「「帝国華撃団空組ですか?」」」
「ああ、空組は邪神巫女に対抗する為の部隊なんだ?」
「それはどういう意味や?」
「ああ、それはね・・・」
「イヨは様々な時代へ跳ぶ事ができる奴なんだ」
「「「えええーーー時間移動が出来るんですか?」」」
「ああ、簡単に言えばね、だから前司令は、特別遊撃部隊帝国華撃団空組を結成し、イヨの襲来から様々な時代を守っていたんだが、今から15年前、邪神巫女は、確かに異世界で、空組と、異世界の帝国華撃団が、イヨを消滅させたはずなんだ」
そして、大神は奇跡的に残っている記録装置を起動されると、映っていたのは、真宮寺直哉が邪神巫女の超魔装機兵真王に捕まっているところだった。
「「「あ、あれは、真宮寺直哉君?」」」
「まさか貴女から出てくるとは思いませんでしたよ。邪神巫女イヨサン」
「フン、そろそろ私も貴様等と、決着をつけたくてな」
おやイヨさん、口調が違いますが、どうしましたか?」
「こちらが素なのでね」
「ですが、その新王で私達に勝てるつもりですか?」
桜花がイヨに、たずねた
「フン、これは武蔵に眠っていた新王ではないぞ?小娘」
「何ですって!!」
「こいつは私専用の超魔装機兵真王さ」
「さあ勝負だ!!我が宿敵・・・・・と、帝国華撃団空組、そしてこの世界の帝国華撃団よ、私がお前たちを消滅させてくれる」
「「そんなことはさせません。私たちは必ず貴女に勝ちます」」
「その声は二人の真宮寺さくらか、面白い私もお前の存在によって、計画が狂ったのだからな」
「そのお礼をさせてもらう」
そして、ついにイヨとの決戦が始まった。
戦いは、互いに譲らず拮抗していたが、その状態に業を煮やしたイヨがある手段を繰り出した。
「見るがいい帝国華撃団」
「「あ、あれは、直哉君!!」」
二人のさくらが、同時に真王の額当たりにいた直哉を発見する。
「お母さん、お父さん僕を捨てないでよ。」
「もう俺たちはお前のりょうしんじゃねえ、何処へでも消えろ、この化け物」
「何で僕の事化け物て言うの?どうしてお父さん」
「もうお前は、人殺しなんだよ。お前奇妙な力使って何人町の人間を殺したと思ってやがる、500人だぞ、500」
「僕そんなの知らないよ。お願いだから誰か助けてーーーー」
!!「こ、これは、直哉君しっかりして、これはもう昔の事だから思い出しちゃ駄目ーー」
「フン貴様はわかるよな。この世界の真宮寺さくらよ」
「どういうこと?さくらちゃん」
「皆さん聞いてください。今私達に見えた映像は、直哉君の心のトラウマとなった出来事の映像です」
「そうじゃ今こいつはトラウマの記憶を我の力で、思い出させている」
「そして直哉の闇をお前の力で封印してるのだろう真宮寺さくらよ」
「ええ、直哉君の中に眠る闇の力は特殊な術で封印しているんです」
「なんちゅう奴や、人の嫌な部分を使うとはな」
「はやてちゃん・・・」
「フン、貴様達はもう真王に攻撃は出来まい、行け真王ファイナルビックバン」
「「「「「きゃああああ」」」」」
帝国華撃団空組と花組は、真王の必殺技を喰らい被害がかなり深刻だった。
「フン、まだ動けるか?双武弐式、そして光武よ」
「「当たり前です。私たちは、負けるわけにいかないんです」」
「さくらさん」
・・は、驚いていた。二人のさくらの霊力の異常な高まりに。
「いくわよさくらちゃん」
「はい、さくらさん」
「「破邪剣征・桜花放心」」
二つの桜花放心は、真王の額周辺の直哉には、優しい光となって、直哉を包み込んだ。
「何だと!!」イヨは驚いていた。桜花放心が自分の体を消滅させている事に。
「そして、イヨと真王は、爆発を起こしその反動で空組も、元の世界に戻った
そして、記録映像は終わった。
「如何だったかな三人とも?
「確かにこれは、大神さんの言うとおり、消滅してますね」
なのはが、そう言う。
「そうなんだ、だが奴はこの時代で活動しているんだ、見知らぬ機械群と共に」
「成る程、事情はわかりました。大神さんしかし協力の件は、保留とさせてください」
「それは、何故だい?」
「大神さん私達も組織の人間なんですよ、強制的に何にも説明なく連れて来られて、協力しろですか、余りに無責任ではないですか?」
「それに部隊の子達にも、伝えなければなりませんし」
そう言ってはやて達は、支配人室を出て行く。
「ああ、またやったなあ」
「俺は、何度しても、あの人みたいに出来やしない」
とぼやく大神だった。
そのころはやて達は、直哉たちの居る食堂に来た。
「お兄ちゃん」
「姉さん」
「なのは、フェイトちゃん、話は終わったの?」
「「うん一応」」
「一応?どういう事はやてちゃん?」
直哉は、はやてに理由を聞く。
はやては直哉に事情を話す。
「成る程ね、それではやてちゃんは、返事を保留したんだね」
「そうや、それに、うち個人的に、邪神巫女イヨが悪もんとは、思えないんや」
「成る程ね、はやてちゃんも、同じような経験してるから、出てくる言葉だよね?」
「そうや、お兄さん如何したらいいんや?」
「なのはやフェイトも同じ気持ちなの?」
直哉がなのはと、フェイトに確認する。
「「うん私達も迷ってるの」」
「おいおい・・・」
「じゃあ皆さん今からこの世界のイヨが、確認された時代に行きましょう」
その時、桜花がとんでもない事を言ってきた。
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