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学生活

作者:初2号
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十一話 テスト前には娯楽を

山崎「うおっしゃぁぁぁぁぁ!もう完璧だ!全教科赤点無し確定だ!」

山崎は、ハイテンションだ
今回のテスト範囲を全て一から十まで完全完璧に細かく解説し山崎に勉強を教えた

「ここまで丁寧に教えてやったんだ、これで赤点取ったって知らんからな」

長い勉強が終わり調子に乗り始めた山崎に向かって言う
山崎は覚えるのは苦手だが1度覚えたら忘れることが『あんまり』ないと、山崎本人が言っていた
それを信じて教えたのだ、これで赤点取ったらしばらくの弄りネタになるだろう

山崎「これだけ勉強したんだ!赤点取ることないだろ!教えてくれた三人に感謝するぜ!」

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_次の日_


雪美「山崎君…昨日勉強した所忘れてないよね?」

朝食を作り食べているときに不安そうな顔をした雪美が聞く
すると山崎はパンを頬張りながら「あぁ!もひろんだへ!」と答え、ちゃんと覚えてるようだ
このまま来週のテスト期間まで覚えてればいいのだが…

山崎「もう完璧だしどっか四人でぱーっと遊び行かね?」

ミカ「あはは!ミカも遊びに行きたい!」

雪美「外出か…まぁ気分転換程度になら…」

「本当に完璧であれば問題はないか」

山崎「んじゃ!どっか行こうぜ!」

_________________

「そんで?遊びに行くって言ったけど午後までゲーセンで暇潰しとか?」

目の前の大きな建物…ゲームセンターの前で山崎に問いかける
すると山崎はどや顔で

山崎「ここはな…ただのゲーセンじゃない!他のゲーセンにはまだ置かれていない最新のゲームが置かれていたり五百円でフリータイムのすごく安いかも知れないカラオケがあるんだぜ!」

山崎は、ものすごくどうでもいい情報は簡単に覚えられるようだ

雪美「ねぇ…山崎君…もしかして来週設置予定のキチガイバスターズのアーケード版は…」

さっきの話に食いついた雪美の質問に山崎は、ふっ…と笑い

山崎「一昨日設置されて!限定カードもゲットしたぜ!しかもまだこのこと知られていないから限定カードまだ売ってるはずだぜ…」

その返答を聞いた瞬間、雪美の姿が消えた…プラスで山崎もダッシュでゲーセンの中に入っていく、俺とミカはその後を追うように歩きながらゲーセンの中に入る
他のゲーセンよりやや大きめの内装で入り口側にUFOキャッチャーが大量にあり奥の方にアーケードゲームがあるようだ
この建物の隣にある別館にカラオケがあるらしい
とりあえずミカを連れて雪美達が向かったであろうアーケードコーナーに向かう
雪美と山崎は最新?のキチガイバスターズリターンアーケードと言うゲームをやっていた
二人ともすごい集中力で横にいるのに気づかない

?「あ、おめぇら朝っぱらからゲーセンに遊びに来てんのか」

後ろから声をかけられた、聞き覚えのある声で、振り向くとそこには鎖雅と陽炎の姿があった

「珍しいですね、先輩方が仲良くしているなんて」

珍しく仲良くしてそうに見えたので聞いてみる
すると二人とも笑顔で

鎖雅、陽炎「格ゲーとレースゲーの決着つけにきただけだ!」

鎖雅「クソ野郎が…毎回ダブルKOとかマジねぇわぁ…」

陽炎「毎回同じタイムでゴールしてきやがって何を言うんだ…てめぇ…」

この建物が吹き飛ぶんじゃないかと思ってしまう
それぐらい二人とも仲がすごい事になっている
先輩達が勝負しに行くのを見送り、ミカに問いかける

「俺ら何すればいいんだ?」 
 

 
後書き
キチガイバスターズとは、キチガイハンターとは全くもって別なゲームである
キチガイハンターはキチガイのようなモンスターばっさばっさ狩っていくゲームであり、キチガイバスターズは完全完璧なキチガイ(変人)を力を合わせて倒すと言うシンプルなゲームである
キチガイバスターズは今の所1、2、3と続くシリーズ物である、しかしシリーズ物の意味がないくらい鬼畜なゲームなのでクリア出来る人はほとんどいない
だが、最新作のリターンが出るとネットで話題になっている作品でもある 
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