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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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二人の直哉の思い出3 平行世界へご招待中編1


「直哉ここが本当に並行世界なのか?」

カンナが直哉に聞いた。

「ええ、カンナさん、ここは間違いなく並行世界です」

「僕たちの世界は13年なのに、ここは15年の12月ですからね」

「わ、本当だね直哉君」

「さくらちゃん少し離れて、歩きにくいよ」

「嫌だよ、直哉君」

「さて皆さん。もうすぐ大帝国劇場ですよ」

「ねえ、さくらちゃん」

「何?直哉君」

「この世界の帝都、軍人が多いね」

「そう言われたらそうね」


「只の旅行では、終わりそうにない気がするから気をつけてね」

「うんわかったよ、直哉君」



千明に案内され、大帝国劇場に着いた、紫藤直哉たちは、真宮寺直哉のいる。支配人室に向かうのだった。


「直哉君いるーー」

「いるよ千明お姉ちゃん」

「じゃあ入るよ」

「いいよ」

千明達は支配人室に入った。


「やっほー小さい直哉君。久しぶり」

「久しぶりだねアイリス」

「直哉さん久しぶりですね」

「すみれさんも、お元気そうで安心しました」

「直哉君。今度真双焔武を見せて」


「いいですよ紅蘭さん」

「元気そうで、安心したわ、直哉」

「マリアさんも」

「直哉元気だったか?」

「はい、カンナさん」

「直哉君、良かった、またお話が出来て」

さくらはそう言うと、真宮寺直哉を抱きしめた。


「ちょさ、さくらさん何を・・・」

「直哉君これは、黙って帰った罰ですよ」

「ええーーー」


そして、時が過ぎ・・・


「さくらちゃんそろそろ、離してあげてね、直哉君が気絶寸前だから」

「・・・・・」

「ハッごめんね直哉君」


そう言ってさくらは、少年直哉を離した。


「ぷはーー助かったありがとうございます。なおやさん」

「こちらこそ呼んでくれてありがとう。帝国華撃団。総司令真宮寺直哉君」


「「「「「ええーーーーここの直哉も総司令ーー」」」」」」


「ええ、ですけど、米田司令も居ますけどね」

「「「「「「そうなんだ」」」」」」

「「「「えええーーあの子も総司令なの?」」」」

なのは達も驚いていた。


「そしてその世界で、僕達は2つの事件に遭遇したんだ」

「「「「2つの事件?」」」」


「そうよ、これから話す事は、私達の世界でも起こるかも知れないのよ」

そして直哉が喋りだす。

「わーい歓迎会だ」

隊員達は喜んでいた。


「じゃあ直哉君。皆を楽屋に案内するよ」

「はい、千明お姉ちゃんお願いします。あ、直哉さんと、さくらさんは、残ってくださいもう少し、お話があるので」

「「はい」」

そしてさくらと、紫藤直哉以外のメンバーは、千明と共に楽屋に向かった。


「それで直哉君僕達二人に話があるのは、もしかしてこの世界の帝都に軍人が多く街にいた事と、なんか関係してるのかな?」

「ええ、流石ですね直哉さん、そこまでわかるなんて」

「そりゃあね、さくらちゃんが僕の名前を呼ぶたびに、軍人たちが反応するからね」

「ええ、そこで二人に、ご相談があります。二人もご覧の通りこちらの帝都は再び、陸軍のクーデターが発生するかもしれません。現に、僕たちの帝国華撃団は、陸軍上層部の横槍で、余り派手に動けない状態なんです」

「成る程、簡単に言えば、君達の動けない部分を僕達に動いてもらいたいと言う事かな?」

「はい、有り体に言えばそうですね、現に大神さんを呼び戻しているので、その間だけ僕達に、力を貸してください」

「さくらちゃんどうしょう?」

「直哉君。もう決めてるんでしょう、そうじゃなかったら神武と桜武を持って来ないでしょ」

「それじゃあ」

「ええ、真宮寺直哉司令、私共の力で良ければ協力させていただきます」

「ありがとうございます。紫藤直哉司令」

ただし直哉君が、僕達も指揮するのが条件です」

「え、何故ですか?直哉さん」

「当然じゃないか、ここは直哉君の世界なのだから」

「わかりました直哉さん」

それじゃあ僕たちは、楽屋に行かせて貰うよ」

「はい楽しんでくださいね」

そして紫藤直哉とさくらは支配人室を出て行った。


楽屋・・・

「皆食べる前に話があるんだ、聞いてくれる?」

「何でしょう直哉さん?」

「お話直哉お兄ちゃん?」

「神武と桜武の事かいな」

「何だ?」

「実は、こちらの帝国華撃団からの要請を受けて、私達も依頼があれば、出撃する事になりました」

「やはりですか」

「マリアさんは、反対ですか?」

「いえそういう事ではなく、こちらの帝都の状況を見たら、その可能性が高いと思ったんで」


「成る程」


そして歓迎会が始まった。

歓迎会終了後、突如緊急出撃を知らせるサイレンがなったのだった。

そして直哉たちの元に、もう一人のさくらが、やって来た。

「直哉さん。皆さん、すいません謎の敵がこの帝劇に向かってます。場合によっては出撃要請するかもしれないので、地下司令室に来てください」

「そして僕達は、平行世界で戦うことになったんだ」









 
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