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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第五十五話 最終編スタート!敵は宇宙人!!その十四

「諦めないことだ」
「その通りですね」
「じゃあまだですね」
「やるべきですね」
「戦わないといけないですね」
「そうだ、戦いはまだこれからだ」
 打ち切りの話である。
「はじまったばかりだ」
「まだ最終編第一話」
「そうですしね」
「まだ続く」
 少なくとも次回もある。
「敵も増援が地球に向かってきている」
「半島上空にですね」
「一直線に」
「宇宙船でだ」
 話がSFになってきた、元々その要素のある作品だが。
「宇宙船ミツヤマーンでな」
「ああ、あの球団代表ですね」
「原さんと仲悪かったっていう」
「文章が一回読んだだけではわかりにくい」
「そうした人でしたね」
「史上最強球団代表だったという」
 尚これは北朝鮮の機関紙の誇大広告ではない、某夕刊フジという作者が断定する百八十五万流のタブロイド紙の煽りである。
「左遷されてどっか行きましたね」
「あの頃の巨人はまさに悪の枢軸状態でしたね」
 オーナー、監督と合わせてだ。当時の監督は山梨出身だったので武田信玄のコスプレをしていたこともある。
「いや、二年連続Bクラスでしたね」
「あの時の巨人戻って欲しいですね」
「二度と球界再編なんか起こさなければ」
「弱い巨人最高ですよね」
「この作品中では万年どころか億年連続最下位だがな」
「この作者の作品じゃ絶対ですね」
「巨人は最下位ですよね」
 それが日本の為になるのだ。あえて言わせてもらうと巨人の敗北を見て多くのアンチ巨人の心ある国民達が奮起する。その頑張りが日本をよくするのだ。巨人が最下位であり続ければ日本は間違いなく未曾有の黄金時代となる。巨人は負けることで国民を元気にさせるのだ。科学的根拠?そんなもの知るかと書いておく。
「で、そのミツヤマーン号をですね」
「今から撃沈すればいいんですね」
「そこに一億乗っている」
 一億のジャビット星人達がだ。
「ではな」
「はい、やります」
「今からその宇宙船沈めます」
「沈めてボーナスゲット」
「一万×一億貰います」
 ざっと一兆である。
「一兆ゲット!」
「やああああああああああああってやるぜ!」
 某矢尾一樹さんの様に叫び。
 二人はその宇宙船に対してだ、今度は要塞を呼んで宇宙への攻撃を仕掛けようとした。だがここでもだった。
 西郷は宇宙に向けてだ、右腕を突き出して叫んだ。
「日帝流秘奥義金剛!」
 右腕から光の帯が放たれて。
 宇宙空間にいたその宇宙船を貫いてだった、宇宙船は瞬時に爆発四散した。攻撃を放った金剛は瞑目する様にして言った。
「おはん達の動きは読んでいるでごわす」
「お流石です元老」
「お流石ですじゃねえ!」
「手前等いい加減にしろ!」
 ジャスティスカイザーの二人は西郷と瞬のところにワープしてきて抗議した。
「さっきの宇宙船俺達が狙ってたんだぞ!」
「沈めたら一兆貰えたんだぞ!」
「それを勝手に沈めやがって!」
「俺達の一兆返せ!」
「いきなり言ってるのよあんた達」
 瞬は抗議する二人に冷静に返した。
「いきなり出て来て」
「理由はかくかくしかじかだ!」
「わかったな!」
「ええ、わかったわ」
 そのかくかくしかじかでわかったのである。 
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