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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第五十四話 杉山大佐!囲碁色々!!その三

「彼氏持ちに手を出したら怖いだろ」
「後でな」
「修羅場になるぞ修羅場に」
「リアルでしたらな」
 このことは本当のことだ。
「俺達そんなの嫌いだからな」
「修羅場なんて何がいいんだよ」
「だからだよ」
「それはしないさ」
「安心しろ、安心」
「相手いる娘には手を出すかよ」
 それこそ絶対にというのだ。
「ましてや人妻とかな」
「作中何度も言ってるがリアル不倫は怖いからな」
「作者も経験ないけれどな」
「そうした修羅場はな」 
 そこまでもてないからだ。
「フランス書院の展開なんて夢だぜ」
「あの出版社はやたら多いけれどな」 
 人妻ものがだ。
「特に義母多いけれどな、あそこ」
「若い義母なんてそうそういるかよ」
 そもそもである。
「義母と息子だのな」
「そんなの一番ないからな」
「確かに興奮する人はするが」
「自分の親父の奥さんだぞ」
「ちょっと考えられないだろ」
「リアルだろな」
 そうしたシチュエーションは本当に夢だ。
 そしてだ、諏訪部君も言う。
「そうなんだよね、現実だとね」
「そうだよ、彼氏持ちに手を出すとかな」
「人妻なんか余計にだよ」
「家庭裁判所沙汰になると」
「慰謝料怖いぞ」
 かなり取られる。
「しかも会社とか学校にばれてな」
「後ろ指刺されまくるぞ」
「家庭持ってたら家庭も崩壊だよ」
「ダブル不倫なんてもっての他だぜ」
 失楽園など果てはあの作品よりも酷い結末になる。
「だから読者も気をつけろよ」
「略奪愛は最悪になるからな」
「スクールデイズは覚悟しろ」
「刺されることすらな」
「あの作品の主人公ね」 
 諏訪部君もその作品について知っていて言う。
「凄い最期だったよね」
「アニメもだしな」
「ゲームでも実際刺されて死ぬエンドあるしな」
「サマーデイズでも先が怖いエンドあるしな」
 修羅場になってである。
「クロスデイズじゃゲイにもなってるしな」
「作者あのルートがシリーズ全体の正エンドだって思ってるんだよな」
「刺されるだの何だのな」
「お断りだろ、絶対に」
「刺されたい人なんていないよ」
 また答えた諏訪部君だった。
「そんな人は」
「そうだよ、そんなのな」
「絶対に嫌だぜ」
「ハーレムはよくてもな」
「そっちはお断りだぜ」
「ハーレムは中学生から熟女まで」
「人種民族問わずだ」
 世界中から美女を集めてというのだ。
「毎日オットセイになるんだよ」
「それが俺達の夢だ」
「ううん、あからさまだね」
 そこまで話を聞いてだ、諏訪部君も頷く。
「ハーレムとかオットセイとか」
「駄目か?それ」
「ハーレムエンドは」
「これやっぱり最高だろ」
「漢の究極の浪漫だぜ」
 それこそというのだ。 
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