転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション
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海王星【ネプトゥーン】作戦の危機
前書き
フルアーマーガンダムの数が多くなっていますが それは三ヶ月もあれば それだけ再設計で作れたりするので。 問題ないと思っています。
元々500機は普通に有ったので・・・それの補修パーツや改造パーツなど話加えると・・・やはりこのぐらいの数になりますね、
ベクトラ一巻で 100機ほど普通につめるので。
東ドイツ軍ならびに政府としては、ノイェンハーゲン要塞陣地からもかなりの兵力を引き抜いていたのだ。
オペレーション【海王星】作戦の為に、本来の歴史であれば、ノイェンハーゲン要塞陣地辺りもBETA梯団によって壊滅した上に、基地も跡形も無く爆発消滅するはずが。
三ヶ月前のユニコーンならびに、火星軍の介入によって、逆にBETA梯団を完全に跳ね除けた上にノイェンハーゲン要塞陣地辺りも今現在は東ドイツ陸軍が完全に掌握している支配地域になっていた。
故に忠実の歴史よりも東ドイツ側はかなりの戦力をこのオペレーション【海王星】作戦の為にさまざまな戦線から引き抜いていた。
その引き抜かれた小隊の中に戦術機の適性検査に落ちた少女兵士ヴィヴィエン・シュバインシュタイガーの姿とその兄貴分役のクルト・グリーベル曹長達の姿が昨日奪還したてのうちの一つである。
上陸拠点の整備などに借り出されていた、実際に戦闘地域よりも離れてはいるが、それでも戦車隊やミサイル車を普通に配備していることからも、この強襲地点はすでにオペレーション【海王星】作戦成功の為の軍事拠点化を目指す為にも
ジャマな撃破された戦術機などの破片や、パーツまたはAー6の様な水陸専用機の残骸がまだこの地点に多数置かれている状態なのだ。
だからこそ、彼らにも最低限度の武装は持たされてはいるが・・・これで戦車級・突撃級を倒せるかという微妙である武装なのだが、上からは・・・ここを今後の反抗拠点の1つにしたいらしく。
そのためであれば戦術機に乗れない人間は幾らでも昨日の戦いのBETAの生き残りがいるかも知れない
場所へ平気で出せるのが上層部であった。
それに忠実と違うのは東ドイツ軍があんまり消耗していないことが挙げられる、これにより予備戦力も今次作戦に出せるのだから・・・余り東ドイツ側を見下す国連側ならびに西側もいないだろう。
「それにしてもだ、 おい・・・部隊の連中はまだ、BETAの生き残りとは出会っていないんだな??」
クルトの質問にヴィヴィは簡単に答えたのだ、
「はい、問題はありませんここまで海岸から・・・200は離れましたが・・・まだあってはいません
やはり、昨日のわが軍最強といわれるあの戦術機中隊の1小隊と海軍の強襲部隊によって全て排除されたと見るべきではないでしょうか?」
確かに・・・昨日のアレだけの攻勢に出た人類側にBETAもあわてたのか・・・多少の援軍を出してきたが・・・結局はその中隊が引き上げた直後に作戦にかかわっていた全艦艇の砲撃によって・・・援軍は綺麗さっぱり地図の上から消えていたのだ。
それを裏付けるように・・・周辺地域も被弾もなにもしてない戦術機大隊や他の国々の中隊なとがその砲撃後を飛び回り、残存BETAの発見は無かったのだ。
だからこそ、その彼らが・・・今朝になるまで間に寝ないで作り上げた海王星作戦の第2段階で採用された、
欧州連合軍とアメリカ軍が来るべき西欧諸国での決戦に備えて構想していた
対BETA戦ドクトリン「アクティヴ・ディフェンス」
それはBETA梯団を引き込み、包囲し、同時かつ多方から攻撃を仕掛けることで進撃を遅滞させるとともに、集団を分割させ、
その間隙に地上部隊と戦術機部隊を中心に機動打撃を行うことで各個撃破するというものであったがやはり時間圧倒的に足りないのだ。
確かに戦力は忠実の歴史と比べると二倍以上あるが・・・それでも自走砲や戦車隊・ミサイル隊などの配置転換・・・さらには補給物資を集積する場所に確保・・・
時間が足りない中・・・何とか・・・日が開ける前に・・・形はとりあえず完成はしたが・・・だが後方の支援体制ははっきりといえば・・・何もかも足りない状態なのだ。
本来ならばこの作戦で使用される戦車隊は有に一万は軽く超えている、ミサイル隊でも3万両はあり、
自走砲にいたっては・・・五万を超えるはずだったが・・・
だが蓋を開けてみれば 戦車の配備は3000がいいとこである、ミサイル隊は2000であり、
とどめに自走砲にいたっては・・・1000しか配備されてはいないという事情があったりする。
これは各国にしてみても・・・なにも戦いはこの一線で決まるわけではない・・・当然この強襲地点の確保の為の戦力も運んできているのだ。
つまり今の段階で全戦力をBETAの撃退のみに使うのは得策ではないと政治的に判断されたのだ。
だからこそ、ヴィヴィとクルトのように多少の武装を運べる軽車両に兵士を乗せて、このような戦場後地に送り出して、一種のバロメーターにしようとしているわけである。
実際に兵士と兵器ではコスト的な問題も絡むために・・・どうしても兵器優先になりやすいが・・・
実際に戦場を知っている兵士に言わせれば・・・
「兵器なんて幾らでも作れるだろう? どうせ壊れる為に作られているのだ兵器だ、それよりもそれを扱う兵士がいなくなれば 兵器なんて無用の長物となるぞ」
という考えで行動しているのだから、整備泣かせなのは間違いではないが、だがこの考えもなにも間違えではない。
実際に優秀な兵士がいなければどんなに優秀な兵器であってもその性能を生かせずに撃破または死亡してしまうのだから。
だがこうしている間にも、ヴィヴィとクルトがいる部隊が調べた半径にBETAがいないとわかると大型の母艦や工作船団が海岸に近づいて・・・護衛の戦術機大隊も合流して・・・
無事にこの強襲地点の基地化を開始していく中、平行して、物資を地上に下ろしていくのだ。
この現状卸艇る物資のほとんどは、現作戦によって使われる戦略物資なのだ、実質弾薬関係がたんまり入っているために、人が食べるものなんてものは・・・基本的に母艦か工作船団の中に存在している調理場を利用して、食べ物を食べている。
たが・・・すでに第二プランの作戦が進行している前戦の戦場にいる兵士達は普通に軍用のレーションを食べて・・・戦術機や戦車・ミサイル・自走砲など乗ったり、そばに張り付いていたりするのだ。
また第666戦術機中隊は昨日の事もあり後方に配置転換されていた、幾ら優秀であったとしても上の命令もまともに聞かない兵士は前戦には入らないのだ。
これは第二プランに写ったときに隊長のアイリスが他の隊長達の会議によって正式通達された時に聞かされた言葉であったが、実際には違っていた。
すでに十分すぎるほどの戦果を第666戦術機中隊は最新鋭機で行っており、この戦闘データは十分に東ドイツ側にしてみれば利用価値があったのだ、
実際的には国連に加盟しているほかの国々がこれ以上は第666戦術機中隊に戦果を上げないように上から圧力がかかった結果の政治的配置転換でもあったのだ。
そうでなければ下手すると今回はレーザー種がいるかも知れないのだ・・・それなのにレーザーヤクトを一番得意とする部隊を後方に待機させている意味は、はっきりといえば無いに等しい行為であることは。
隊長のアイリスと政治将校のグレーテル等は普通に察してはいたが、やはりテオドールや一部の部下達にしてみれば、自分達の力を過小評価されているのではないかと思えるほどの扱いであったからだ。
すでにテオドールたちがいる戦場よりさらに前戦と呼べる場所では他の国の戦術機がBETA旅団の周りを飛び回り、突撃級を中心に各個劇していく、現状は足の遅い戦車級は普通に戦車砲やミサイルそして自走砲の砲撃などで撃破できているからこその戦い方であったが・・・
だが・・・一時間後・・・その均衡が・・・一気にBETA側に傾いたのだ。
そうレーザー級30体ほどと平行して要塞級一体が戦場に一気に現れてしまったのだ。
当然・・・いいままで砲撃を可能にしていたミサイル・砲撃などがレーザー種の攻撃によって打ち落とされていく・・・
しかもこれは想定外のようだったようにさらには援軍として・・・突撃級が一万追加であらわれたのだ。
ただでさえ、何とか均衡にしていた戦力が一気にBETA側傾いたことで、少しづづではあるが、戦線が押し戻されていく・・・こうなってしまうと・・・もう戦場そのものが大混乱していた。
そう地球の軌道上にいた超巨大な母艦の存在を戦場にいた全ての人間は忘れていた。
しかもだ、かつての地球連邦軍で最強といわれた第13独立部隊・・・通称ロンド・ベル隊のエースと司令官がこの戦場を黙って見過ごすはずは無かった・・・
元々上に書いたように独立した部隊なのだ、つまり地球に勝手に降下するのも問題ないということで簡単に降下する為に全体にビームシールドをはる指示を出すブライト司令。
「現時刻を持って、ロンド・ベル隊は地球に降下して、BETAとの戦いに本格参戦する、大気圏突入用意しろよ、全体にビームシールドを張ることを忘れるなよ、張り忘れをしたら、船体のダメージ等を個人で調べてもらうぞいいな」
「ならブライト、俺は先にハンガーまだ降りてνガンダムかホワイトゼータを戦場の戦況を見極めて使うとする」
アムロ・レイはこの部隊の中ではトップクラスの腕前である、しかもニュータイプの素質も併せ持っているのだから・・・たまったものではないだろう。
それにだこのベクトラ級は・・・イザという時の為にすでにジェガンタイプだけでも60機があり、
ゼータガンダムが12機 ZZガンダムは6機、νガンダムが一機 と成っている。
後はモビルスーツを戦場に運ぶ為にもドダイタイプや換装によってMSの基本性能の向上や武装の充実を行っていた。
伊達に三ヶ月間なにもしていないわけではなかった。
それにだ、確かにZガンダムやZZガンダムなどは・・・整備製や製造コストが色々とジャマになっていたが・・・だがそれは作られた当時であった、現在の火星軍の軍事技術力であれば、可変機の整備製も殆ど量産機と大差ないほどに・・・抑えられて作られた機体であった。
だがこそ多少厄介なのは、サイコミュなど特殊パーツを使った機体だったのだが・・・
その辺も三ヶ月もあれば十分に消耗パーツも含めて、ルナツー並びに、ロンデニオンコロニーでも作れる生産ラインはあるので、問題にはならなかった。
さらにはフルアーマーガンダムにいたっては・・・ルナツーとロンデニオンに半分づづ分けられて、
元々第一世代機として作られた上に、コア・ブロックシステムを採用していたことからも、ガンダムの限定量産機として量産されただけであり、
すでにこのタイプのガンダムは300機ほどは宇宙限定仕様機に改造していたのだ、
他には地上限定用としてガンダム6号機のデータを元に400機は改造をされている。
残りは200機ガンダム7号機として再設計機として作り返している最中なのだ。
そしてフルアーマーガンダムとしてまともに残るのは100機程度であった。
これに関しては、そもそも地上のハイヴを攻略をしたら自動的に月面が戦いの部隊になるためにどうしても宇宙空間などで限定的に戦える機体の方が、火星軍にしてみれば、圧倒的に需要があったのだ。
実際に地上限定機として量産型ガンタンクも量産計画に含まれてはいたが・・・
だがそれならばロトの量産化計画の方がまだましではないかということも上げられるからだ。
事実ロトはガンタンクの用に通常は戦車モードで移動できるが、宇宙空間でも人型に変形できる上に
宇宙空間でも普通に戦えることからも、結果的にはロトの量産化計画が今ではルナツーでは開始されていたのだ。
そもそもロトは兵士をその内部に五人以上は運べることを主目的として作られた、モビルスーツと戦車の間の子供なのだから、 確かに陸上限定ならば量産型ガンタンク系列が優秀ではあったが、
だが逆にコロニーや小惑星などに潜入して破壊工作する為の機体としてはその巨体がジャマをして使い勝手が悪かったために・・・一時期は特殊部隊用にジェガン等を改造して配備もしていたが。
それではコストの問題もあり、結果的に・・・ガンタンクのコンセプトを小型化にした上に・・・兵士まで乗せれるロトシリーズが特殊部隊には人気が出ているのだ。
だからロトも基本はルナツーのMSの製造ラインで量産型ガンタンクと共に平衡して作られており
三ヶ月で両方とも合計で500車両は新たに量産されたのだ。
しかもロトは宇宙にも適応可能なためにルナツーの主要な場所には配備されることが決定済みなのだ。
これは一年戦争時にシャアの部隊によってルナツーの電源部分に爆弾を取り付けられて、爆破されたことで一時期は・・・ルナツーの主要部分が使えなくなったことからも。
それを阻止する為に緊急時以外も普通に配備されていたのだ。
また陸上で活動する為にも陸上戦艦ビックトレー級やヘビートレー級がそれぞれ3隻づづ量産化されていた。
実際にMSの母艦はベクトラ級があるが・・・だが陸上での活動を考えると・・やはり陸上で動ける戦艦は必須とレビルを含めた上層部が決定していのだ。
事実オデッサ作戦においてはかなりの数のビックトレー級とヘビートレー級が配備されて・・・ジオン軍と戦っていたのだから無理はない。
そしてなによりも全てのガンダムタイプは基本的に量産型のジェガンタイプよりも使いづらいのだ。
だがそれでもジャネレーターを含めたすべてが量産機よりも性能が上であるために、エースにはガンダムタイプの配備を火星軍は行っていた。
そのためかジェガンタイプやジムシリーズ、支援機のロト・ガンキャノン・ガンタンクの性能は殆ど忠実と同じ性能差になっていたが それでもマブラヴ側のどの兵器においても圧倒的に上で有ったのだ。
それに拠点の防衛の意味もこめて・・・やはりガンダムタイプのような重火力タイプは魅力的なのだ。
こうしてロンド・ベル隊が地球へ降下している間にも、海王星作戦は十分に危機的状況に陥っていた。
後書き
なんとか書き上げました。
海王星作戦の危機は結構重要なイベントなので・・・結構色々と書き足しています。
あと忠実よりも東ドイツ側が消耗していない為に・・・色々なイベントが同時に進行しています。
だからなんでこのキャラがこのな場所にいるの? という所にいたりします。
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