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源翔機 ウロヴォロス

作者:ゆめれん
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1話 日常を棄てた日

 
前書き
どうも!ユメっす!今回からウロヴォロス(以下ウロボ)
の投稿を開始したいと思います!変な所とかある場合があるので今後も修正を繰り返す可能性がありますが。
あくまでもロボットアクション物の作品です。 

 
「今日からこのクラスに入ります葛城 澪です。お願いします」そして綺麗なお辞儀だなぁ......「......っ......?何だ...キョロキョロ」
..............
....................
......放課後 ......
「なぁ?葛城..ちょっとだけ付き合え。」
「貴方...誰だっけ?....ごめんなさい。覚えてないわ」
コイツ....よく言うぜ!!その顔で...ひとさまを試すような顔で......ハァー「始城!始・城・ア・ス・ハ!だよ」
「っあ~あぁそうだ!アスハさんでスよね!思い出しましたわぁ!っで?『俺と付き合え!』てことですよね?」.........ザワザワ..............キャーダイタンー.........
「?まぁそう言うことだ!とにかく付き合ってくれ」
「まぁ!アスハ君ってば、大胆なんだから!分かりましたわ!とにかく付き合えばいいのね?」
「まぁ話が早いのは俺としても助かるからなとにかく行こうか。」
「という事ですので!皆様!ごきげんよう。」
..............ガラガラ......
...バタン..............

そして屋上......にて、
「でだ、単刀直入に聞くが、お前は何の目的で此処に居る?まさか、普通の学校生活を謳歌するためでは無いだろう?」
「まぁ?何の話ですか?見ての通り普通の学生ですわぁ。」
「......冗談だろwwそんな学生が居るわけ無いだろう!
その眼が普通に生活している中で得られるわけ無いだろ。」
「..............凄いわぁ!よく分かったわね!でも何が決定的にまずかったのかしら?」
「お前が挨拶の時、俺を睨んでたよな?その時のお前、一瞬だけ、まるで狙われてるような感覚になったんだ。それが引っ掛かってね。」
「で?分かったんでしょ?その感覚の正体」
「あぁ、今日いろいろ観察してたらな、先ずは、
俺を睨んだ奴だが、あれは..観察眼だろ?少なくとも普通に生きている上では絶対に出来ない。まぁ、個々までが俺の分かったことだ。そしてあくまでも仮説だ。だから、それの答えを本人に聞きたかったんだ。」
「へぇ凄いじゃない!パチパチってね!じゃあご褒美に、答えを教えてあげる。ちなみに人が肉眼でどのぐらいまで見えるか知ってる?」
「えーと....0.1mmだったかな?」
「そうなの!凄いじゃない!アスハ君!その通りよ」
まぁ簡単に言うと常人より遥かな観察力と脳の回転が可能と言うことだな。
「因みにお前は軍人か?それとも...人間ではないのか?」
「そうねぇ...人間じゃないわ!う~ウインク!」
「っ..............ハァー分かった!最後の質問、その眼はどのくらい小さな物まで捕らえることが出来るんだ?」
「1nmまでなら大丈夫よ!」
「.........1..ナノっておま!1ミリの10億分の1じゃねぇか!!!!」
「まぁねぇ?それより私も聞きたいのだけど....いいかしら?」
「.........(悪い予感がするよなぁ)嫌だ!」
「まぁ!そんなに質問されたかったの!いいわ!!始城アスハ君....きみは『今の日常を棄てる事が出来ますか?』」
..............
.......................帰り道.........にて

俺は......あの言葉を何処かで....聞いたことがあるぞ!
『今の日常を棄てる事が出来ますか?』...日常を棄てるって、言われてもなぁ~....ん?やけにヘリが飛んでんな。戦闘......機だと...この方向はまさか!.........
走りながらでも分かるぞ!この......この..............この臭い、この知ったら永遠に離れない、この空気は.........「死の臭い、紅い世界、そして瓦礫の山、まるで、戦場の中じゃないか!.........嫌...何故俺は......この感覚をこの状況を......俺は..........知っているんだぁぁ!!!!!!」






 
 

 
後書き
それは俺の日常が終わりを告げ、新たな日常の....嫌...地獄の始まりに過ぎなかった。 
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