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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第五十三話 野村大佐!将棋は実は種類が多い!!その四

「うちの学園の将棋部でやってるみたいだよ」
「うちの将棋部でか」
「やってるのか」
「うん、うちの将棋部もチャレンジャーだから」
 それでというのだ。
「色々な将棋をやってるんだ」
「泰将棋とかもか」
「やってるんだな」
「大体うちの学園の部活はチャアレンジするけれどね」
 八条学園の校風である、挑戦はどんどんしてみろというのだ。そしてそのチャレンジで失敗しても怒られることはない。
「あの将棋部もなんだ」
「そうか、じゃあな」
「今度将棋部にも行ってみるか」
「面白そうだしな」
「そうしてみるか」
 二人も言う、そして実際にだった。
 この日将棋部に行ってみてだ、実際に泰将棋の盤と駒を見て唸った。
「凄いな」
「そうだな」
「聞いていたにしても」
「こうして見るとな」
「でかい盤だな」
「それに駒の数も凄いな」
 こう言うのだった。
「これやるとなるとな」
「駒の動き覚えるのも大変で」
「動かしていくとなると」
「相当に時間かかるぜ」
 こう話すのだった、そしてだった。
 二人は実際にだ、その泰将棋を駒の動きが書かれているファイルを読みながらやってみてだ、今度はこう言った。
「時間かかるな」
「普通の将棋よりもな」
「将棋はすぐ終わるけれどな」
「普通のはな」
「けれどこっちはな」
「違うな」 
 泰将棋はというのだ。
「一つ一つ動かして」
「無茶苦茶な時間かかるな」
「じゃあな」
「何時終わるか」
 それこそというのだ。
「面白いけれどな」
「時間をかけてするゲームってことか」
「ちょっとやそっとじゃ出来ない」
「っていうか駒の数が多過ぎだろ」
「そのことはね」
 代永翼さんの声で故ジャイアント馬場氏そのままの外見、勿論大きさもそうである将棋部員の馬場君(モブです)が二人に話した。
「やって人が皆言うね」
「そうだろうな、やっぱり」
「っていうか馬場君も声合ってないな」
「代永さんの声でジャイアント馬場さんか?」
「作者の思いつきも強引過ぎるだろ」
「ギャップで笑わせたいらしいよ」
 読者をである。
「それで僕の声もこうなったんだ」
「無茶やるな、本当に」
「もう最終回近いからってやりたい放題だな」
「そのうち蒼天航路みたいにキャラが破天荒なのばっかりになるんじゃねえか?」
「あの作者さんのキャラどれも濃過ぎるんだよな」
 それがまた面白い、地獄の家から強烈だった。
「地獄の家なんか途中から怪人北晴夫みたいな作品になってたな」
「超絶キャラ過ぎたな」
「あんなキャラいきなり出て来るとかか?」
「作者だったら普通にやりそうだな」
「言葉に出すと実際になるよ」
 馬場君は二人に忠告した。 
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