サクラ大戦7人目の隊員
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
さくらと直哉の学校体験入学2 平穏の日々1
さくらと直哉が千明の高校に編入して2日目・・・
今日は、学校が半日で終わる日だった。
「ねえ千明強固の後、直哉君とさくらさんを誘って、遊びに行かない?」
千明の友人亜子が言う。
「うーんどうだろう直哉君もさくらさんも、日本に帰って来たばかりだし」
「あーそうだったね、それじゃ無理だね。残念だ」
「何が残念なの?千明お姉さん」
「あ、直哉君、直哉君と、さくらさんこれから用事あるの?」
「用事?ああ、あるけど、この後さくらお姉ちゃんと、一緒に犬神さんに会いに行くけど、千明お姉ちゃんたちも来る?」
「ええー犬神と会うの?」
千明は驚いていた。
「ええ、そうですよ、何やら相談したいみたいなので、この後で会うんですよ」
「「「私達もいくよ」」」
「ええーー千明さんはいいですけど、亜子さん達は、犬神さんの事知ってるんですか?」
「「ええ、知ってるわ黄泉の王子のことよね、直哉君?」」
「ええ、そうですよ、あ、そうだ犬神さんの事を知ってるなら言いますね、僕とさくらお姉ちゃんはこの世界の人間じゃないんです」
「「ええーーー」」
さやか達は驚いていた。
「・・・前鬼召還」
さくらが、頭に浮かんだ言葉を言うと、先ほどまでさくらの夢に出ていた童子姿の鬼が寝ていた。
そして直哉のベッドの方には、術者の少女が直哉を抱いて寝ていた。
それを見たさくらは、これは夢だと思い再び眠りについた。
そして翌日・・・
帝劇内で、見慣れない少女と変わった格好の子供がいると、評判になり、公演以外の時の収入がアップしたそうな。
「千明ちゃん少しいいかな?」
「はーいさくらさん」
「私に、ついて来て」
そして、さくらは、千明共に、支配人室に、入った。
「おうおめえさんがさくらと直哉は保護した人物だな?」
「はい、私役千明16才です」
「お前さん声がさくらに、似てるな?」
「「え、そうですか」」
さくらと千明は、同時に声を出した。
「そう言えば、あの子供もよばねえとな」
米田がそう言うと、千明が前鬼を召還した。
「前鬼召還」
千明の持つリングが光を放つとそこから前鬼が出てきた。
「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」
米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。
「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」
「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」
「これが僕とさくらお姉ちゃんが、初めて千明お姉ちゃんと前鬼との出会いの時です」
「「ええー千明前鬼と一緒に、異世界に行ったの?」」
さやか達は驚いていた。
ページ上へ戻る