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野良猫のみた幻想郷

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猫とかぐや姫

「あら、お前は」
「にゃ!」


にゃが輩は野良猫である。にゃまいはまだにゃい。
にゃが輩の後ろにいたのはにゃんと! ここ永遠亭の主、かぐや姫だにゃ

「おいで」
にゃー。見た目だけ見ると誰よりも美しいんだにゃ……だけど中身が

「はやく来なさいよ! 部屋でゲームするから枕になりなさい!」

「にゃ、にゃ」
この通りゲーム中毒者なんだニャア

◁猫移動中


「にゃ、にゃ⁉︎」
前に来たより部屋がすごいことになってるにゃ⁉︎
まず畳に布団が陣取ってるにゃ。そして、その周りにちり紙、飲み物、お菓子、ゲームがたくさん置かれてるんだにゃ

「このゲームは月にしかない物よ、あの小さいのは外の世界にあるとゲーム機ね」
にゃ、にゃんか語り出したにゃ
にゃほん。彼女はかの有名なかぐや姫、蓬莱山輝夜というんだにゃ。ちなみに年齢は……ふにゃん⁉︎

「いま、変なこと言おうとしたでしょ? 」
「にゃ……ん?」
にゃん……だと……にゃぜばれた⁉︎

「と思ったけど猫がそんなこと思うはずがないわよね」
「にゃん!」
よかったにゃ。にゃんとかばれにゃかったにゃ

「それじゃあ。げーむするから湯たんぽの代わりになりなさい」
「に″ゃ″ん⁈」


ちょっと待つにゃ尻尾を掴むのはに″ゃ″あ″あ″あ″



そして、陽が落ち、次の日が来た。



「すぅ……すぅ」
「にゃ、にゃー」
死ぬかと思ったにゃ、まさか本当に湯たんぽ代わりにされるにゃんて……

「妹……紅覚悟しなさぁい……むにゃむにゃ」
「にゃ!」
にゃんだ、寝言かにゃ
そろそろにゃが輩もお暇するかにゃ。ふにゃー……眠いにゃ


猫の去ったあとの部屋には幸せそうな顔をした少女が寝息をたてていた。



つづく


野良猫手帳

名前 蓬莱山輝夜
能力不明 
 

 
後書き
とうとうストックが切れてしましました。続きは来週になるかしれません 
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