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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第五十二話 井上大佐!バイオリン重いぞ!!その四

「毎晩寝室でコスプレしていますので」
「毎晩ですか」
「それはまた凄いですね」
「バニーガールにチャイナドレスにコギャルにナース、フライトアテンダントにです」
 ここでアニメ化の際は背景に伊東のそうした姿が出てDVD売上に貢献する。
「女医、チアガール、テニスウェア、競泳水着にスクール水着、浴衣にセーラー服にレオタードと」
「それ全部ですか」
「また凄いですね」
「主人の趣味でして」
 コスプレの夜がというのだ。
「ボンテージも持っています、SMはしないですが」
「ううん、それはまた凄いですね」
「ご主人とは夜も楽しんでるんですね」
「いや、夫婦円満」
「いいことですね」
「はい、ちなみに私は悪田部先生とは只の先生と秘書です」
 この関係でしかないというのだ。
「疚しいものは一切ありません」
「そうですか」
「悪田部さん人妻さんには手を出さないですしね」
「彼氏持ちにも」
「そこは弁えていますからね」
「後が大変なことになる」
 その悪田部の弁である。
「リアルで人妻さんや彼氏持ちの人に手を出すとな」
「よく2ちゃんとかで話が出てますよね」
「浮気の結末とか」
「えげつない修羅場ばかりですよね」
「どれもこれも」
「NTRは漫画やビデオだけにしておくことだ」
 そうしたジャンルの作品はともかくとして、というのだ。
「実際にやれば刺殺されることすらある」
「リアルスクールデイズ待ったなし」
「そうなるんですね」
「それがNTRの末路」
「恐ろしい現実ですね」
「そういうことだ、ただし風俗ではそうしたプレイは好きに出来る」
 イメクラ等でだ、そうした楽しみも出来るのが風俗のいいところである。自分の趣味を楽しみ満喫出来るのだ。
「やってみるといい」
「わかりました、それじゃあ」
「DT卒業したらそうしたお店にも行きます」
「それで楽しんできます」
「あくまでDT卒業してからですが」
「DTはすぐに卒業すべきだ」
 既に卒業している者の言葉だ。
「私は小学生で卒業している」
「それ普通じゃないですから」
「異常の域に達してますから」
 二人は悪田部の平然としたコメントに即座に返した。
「高校になってもですよ俺達」
「多分それが普通ですから」
「私は高校の頃には既に三百人斬りを達成していた」
 百人斬りどころかだ。
「この前遂に一万人を達成した」
「もう無茶苦茶ですね」
「毎晩どれだけやってんですか」
「というか一万人って」
「無茶苦茶ですよ」
「ハーレムプレイで一日十人としよう」
 これだけで無茶なことではある、そんなの出来ると平気で言う中高生には一日三人、五回で豪の者と言われる現実を言っておく。
「それで千日かかる」
「千日の間ハーレムですか」
「何かそれ夢ですね」
「俺達もそんな生活したいですね」
「目指せ一万人斬りですね」
「小学生の時から遊んでいてだ」
 そしてというのだ。 
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