英雄伝説~焔の軌跡~ リメイク
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第113話
~グランアリーナ~
「みんな、行くぞ!!」
仲間達と共に戦闘を開始したロイドは号令―――鼓舞で仲間達の闘志を高め
「絶影!!」
「無駄です!!」
ヨシュアは神速の攻撃で、リースは法剣の刃を伸ばして攻撃した。
「………」
「っ!?」
「うっ!?」
しかし固い装甲に覆われている敵には物理攻撃は効きづらく、二人の攻撃に怯まなかった敵はバルカンを連射させて二人にダメージを与え
「今助けたる―――そらっ!!」
ダメージを受けた二人を見たケビンは法術で二人の傷を回復した。
「鷹爪襲撃!ドカンと一発、流舞崩爆波!!」
「!?」
その時上空から強襲したアニスが水を発生させるクラフトを連携させて攻撃すると、水が弱点なのか、アニスが連携させたクラフトを受けた敵は怯んだ。
「ラッキー、弱点は変わっていないみたいだね♪神槍の一撃!ぐるぐるぐんぐにる!!」
その隙を逃さないアニスは続けてトクナガで連打を繰り出した後拳に溜め込んだ自分の魔力を光と化して放って追撃した。
「何者かに利用されても所詮はディストが創った物ですからね。出でよ、敵を蹴散らす激しき水塊――――セイントバブル!!」
「!?」
更に詠唱を終わらせたジェイドが放った弱点の水属性の譜術を受けた敵は再び怯んだ。
「水属性が弱点か……!オーブメント駆動―――アクアブリード!!」
二人の攻撃を見て敵の弱点を判断したロイドは駆動時間の短い下位アーツを放って攻撃し
「朧!!」
「せいっ!!」
「そこやっ!はぁっ!そらっ!これでもくらえやっ!!」
「えいっ!やあっ!臥龍撃!!」
ロイドに続くようにヨシュアとリース、ケビンとアニスはそれぞれ逃げ場のない四方向から攻撃してダメージを与えた。
「……………」
逃げ場のない四方向からの攻撃を受けた敵はその場で回転して自分を包囲しているヨシュア達をふっ飛ばし
「…………」
「!!」
「甘いですよ!」
後方にいるロイドとジェイド目がけてレーザーを放ち、レーザーに気づいた二人は左右に散開して回避した。
「機体が水にぬれているんだから、これはどうだ……!?―――スタンブレイク!!」
「――――!?」
敵の攻撃を回避したロイドはトンファーに電撃を流し込んで敵に叩き込むとアニス達の攻撃で機体が水にぬれていた敵は感電した為、再び怯んだ。
「続けて行くぞ!だぁぁぁぁぁぁ……っ!タイガー―――チャージ!!」
「もう、しまいにしよか………滅!!」
「せいっ、はっ!いくよ!ふん!はっ………はっ………断骨剣っ!!」
再び怯んだ敵に追撃をするロイドに続くようにケビンとヨシュアも再び敵に近づいて攻撃し
「出でよ、敵を蹴散らす激しき水塊――――セイントバブル!!」
「水よぉ~、もぉこいつどうにかしてぇ!メイルシュトローム!!」
ジェイドは再び敵の弱点属性である水属性の譜術で攻め、ジェイドに続くようにアニスも弱点属性の水属性の譜術を放って敵を怯ませた。
「戦場を翔る金色の翼よ……かの地に舞い降りて、虚ろなる魂を救え!」
一方仲間達が攻撃している間に聖書を取り出したリースが強く祈りを捧げるとリースの足元に”星杯”を中心とした法陣が現れ、さらに聖書から光の球が発生し、リースの頭上に強く輝いた!すると光の球はなんと一対の白い翼を持つ鎧姿の女性天使を具現化した!具現化された天使は片手に持っている巨大な剣を構え
「ヘヴンストライク!!」
剣から凄まじい閃光を敵に放った!
「――――――!!??」
祈りの前に舞い降りた戦女神が迸る閃光で敵を薙ぐリースのSクラフト――ヘヴンストライクをまともに受けた事でダメージに耐えきれなくなった敵は全身から爆発を起こしながら最後は大爆発を起こして消滅した!すると敵がいた場所に封印石が現れた。
「さっきの時のように勝者への商品って事か………ハハ、さっき現れた奴はさしずめ、エキシビジョンバトルってとこやったかもしれんな………」
「今度は誰が入っているんでしょうね?」
封印石を回収したケビンは苦笑し、ロイドは封印石に入っている人物が誰なのか考え込んでいた。
「”アレ”が出てきたって事はまさかディストですかね~?」
「だとしたら御免被りますねぇ。ただでさえ役立たずですのに、こんな状況で出てこられたら足手纏いですからね。まあ、その時は肉壁にでもしちゃいましょう♪」
意味ありげな笑みを浮かべたアニスに視線を向けられたジェイドは呆れ気味の表情で答えた後笑顔でとんでもない事を提案し、それを聞いたケビン達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「わ~、中将ったら相変わらず鬼畜~♪だったら、その前に生命保険のサインも書かせないといけませんね。勿論生命保険のお金の行き先はアニスちゃんで♪」
「ハッハッハッ、貴女も人の事は言えませんよ、アニス。」
更に笑顔で更なるとんでもない事を提案したアニスの提案にジェイドは笑顔で答え
「頼みますから、刑事見習いの俺の前で犯罪になる話をしないでください……」
「ホンマにあの二人、軍人と聖職者なんかいな……」
「……特にジェイド中将はオリビエさんとは別の意味で厄介そうな人物ですね……これでジェイド中将と同じ声を持つオリビエさんが現れたら、二人が悪乗りして更に厄介な事になるかもしれませんね……」
「というかジェイド中将が現れてからずっと気になっていたけどアニスさん、ジェイド中将に接する態度がわたし達と比べるとあからさまに違い過ぎる。」
二人の会話を冷や汗をかいて表情を引き攣らせて聞いていたロイドやケビン、ヨシュアは疲れた表情で溜息を吐き、リースはジト目で二人を見つめていた。その後庭園に戻ったケビン達は封印石を解放した。
~隠者の庭園~
「お、この人は確か……」
「また、知り合い……?」
封印石から解放された光の球の中にいる人物を見て目を丸くしているケビンの様子を見たリースはケビンに訊ね
「フフ、まさか彼程の猛者がこのタイミングで解放されるとはね。」
「しかし、何でアリーナとあいつが関係があるんだ……?」
「彼は武術大会の決勝戦で僕達と戦いましたから、あの場所に縁があると言ってもおかしくありません。」
アーシアの言葉に続くように首を傾げたフレンの疑問にヨシュアが答えた。
「ちょっ!?中将、あの男って……!」
「…………フム…………どうやら異世界で私達に関係している人物達の身に尋常ならざる事が起こった可能性が出てきたかもしれませんね。」
「………?」
一方光の球の中にいる人物を見て驚いたアニスに視線を向けられたジェイドは真剣な表情で考え込み始め、二人の様子に気づいたロイドは不思議そうな表情をした。そして光が消えると光の中からバダックが現れた!
「くっ、俺とした事が……―――何者だ!?この俺を”獅子王”と知っての襲撃か!?…………な。」
光の中から現れたバダックは目を開けると同時にバックステップをして武器を構えたが、目の前にいるケビン達に気づくと呆けた。
「……お久しぶりです、バダック殿。」
「お前達は………これは一体どういう状況だ……?」
ユリア大尉に声をかけられたバダックは戦闘の構えを解いた後周囲を見回して戸惑ったが
「―――どういう状況になっているのかは私達が貴方に向けて言う台詞なのですけどねぇ。」
「何……?――――!お前は……”ネクロマンサー”!?それに”導師守護役”まで……!何故お前達がゼムリア大陸に……!」
ジェイドに声をかけられると信じられない表情で声を上げてジェイドとアニスを見つめた。
「へ………」
「まさかジェイド中将達はバダック殿とお知り合いなのですか?」
バダックとジェイドの様子を見たケビンは呆け、ミュラー少佐は驚きの表情でジェイドに訊ね
「ふえっ!?で、でも二人は異世界の人だから……二人とバダックさんが知り合いって事は……」
「………バダックさんもジェイド中将達の世界――――つまりは異世界の人……と言う事になるね。」
「い、一体何がどうなっているのか意味不明だよ……」
ミュラー少佐の質問を聞いてある事を推測したティータは驚き、ヨシュアは真剣な表情でジェイド達を見つめ、ジョゼットは疲れた表情で溜息を吐いた。その後ケビン達はバダックに事情を説明した。
「なるほどな………――了解した。元の世界に戻る為にも、俺も今後の探索に力を貸そう。」
「助かります。”獅子王”と名高いバダックさんの力、期待させてもらいます。」
バダックの申し出を聞いたケビンは明るい表情で答え
「”バダック”………―――なるほど。貴方は異世界ではかつての名前を名乗っているのですか、”黒獅子”ラルゴ。」
「あ、そう言えばラルゴの前の名前って”バダック”でしたね……」
「………………」
真剣な表情で自分を見つめるジェイドとジェイドの話を聞いてある事を思い出して複雑そうな表情で自分を見つめるアニスをバダックは黙って見つめ返していた。
「えっと……さっきから気になっていたんですけど、ジェイド中将達とバダックさんって、お知り合いなのですか?」
ジェイド達の様子が気になったロイドはジェイド達に訊ねた。そしてジェイド達はバダックがかつてジェイド達が世界の命運をかけて戦った組織の幹部であり、戦いの最中バダックは死亡した事を説明した。
「ちょ、ちょっと!?今の説明だとその男は……!」
「異世界で死を遂げた後ゼムリア大陸で謎の復活を果たした……―――つまりリオンさんと同じ状況だね。」
「おいおい……ゼムリア大陸は異世界の死んだ奴等が復活する世界なのか?」
「二人の事を考えたら洒落になっていないわよ………」
「一体このゼムリア大陸で何が起こっているんだ……?」
(……復活しているのが”ラルゴだけ”と決まった訳ではありませんがね。非科学的な話ですがもしかすればヴァン達に加えて”彼”も………)
説明を聞き終えたジョゼットは表情を引き攣らせ、ヨシュアの話に続くように呟いたフレンの推測を聞いたアーシアは疲れた表情で指摘し、ユリア大尉は真剣な表情で考え込み、ジェイドは心の中である人物の復活の可能性を推測していた。
「その事も気になるが今はジェイド中将達とバダック殿だろう。話によれば互いの命をかけて殺し合ったとの事だからな。」
「しかもバダックさんはジェイド中将達に破れて死亡したとの事ですし……」
「ま、まさかここで戦うつもりですか……?」
重々しい様子を纏って呟いたミュラー少佐とリースの話を聞いてある事を推測してしまったティータは不安そうな表情でジェイド達を見つめ
「「……………………」」
ティータの推測が的中しているかのようにジェイドとアニスはそれぞれバダックを警戒していた。
「………フッ、そう警戒しなくても預言が存在しないゼムリア大陸で生きる今の俺にお前達と争う理由は無い。それに俺達はお前達と互いの信念をかけて全力で戦い、敗北して死んだ。それを穢すつもりはない。」
「ラルゴ………」
「……こちらとしてもこの非常事態に内輪揉めをしたくはありませんし、そもそも今の私達と貴方、双方共に戦う理由はありませんしね。ここは互いに過去の因縁は一旦隅に置いておくべきですね。」
そして静かな笑みを浮かべて答えたバダックの答えを聞いて驚いたアニスは呆け、ジェイドは冷静な様子で提案した。
「え、え~と……ちゅうことは二人共バダックさんを仲間に加える事に賛成って事でええねんな?」
するとその時ケビンが遠慮気味にジェイドに訊ねた。
「ええ。アニス、貴女も別に問題ないでしょう?」
「………はい。それに正直この状況でラルゴとやりあいたくありませんし。」
「よ、よかった~……」
「………改めてよろしくお願いします、バダックさん。」
ジェイドとアニスにバダックと戦う意思がない事を知ったティータは安堵の表情をし、ヨシュアはバダックに会釈をした。
「ああ。………そうだ、お前達に一つ訊ねたい事がある。」
ヨシュアの言葉に頷いたバダックはジェイドとアニスを見つめた。
「わたし達に訊ねたい事……?―――あ。」
「ナタリア―――いえ、貴方の娘である”メリル”の事ですね?」
バダックが自分達に訊ねたい事が何なのか一瞬わからなかったアニスだったがすぐにある人物の事である事を悟ると呆けた声を出し、ジェイドはバダックに確認した。
「うむ。メリルはその後どうしている?」
「ナタリアなら2年前に帰って来たアッシュと去年結婚して今はキムラスカの女王として忙しく働いているよ。それに確か今月の便りにアッシュとの間の子供ができたって書いてあったよ。」
「そうか…………メリルに子供もできているのか………」
アニスの話を聞いたバダックは静かな笑みを浮かべ
「バダック殿のご息女がじょ、女王!?」
「というかあんた、子供がいたのかよ!?」
「バダックさんの年齢なら既に結婚している子供がいてもおかしくないけど……名前が違う上、バダックさんと敵対関係であったジェイド中将達がそのバダックさんの娘さんと親しい関係であるようだけど……もしかして、何か深い事情があったのかしら?」
二人の会話を聞いたユリア大尉とフレンは驚き、アーシアは真剣な表情で考え込んだ後複雑そうな表情でジェイド達に訊ねた。その後ジェイド達はバダックの娘―――メリルは預言によって死産となったキムラスカ王女の赤ん坊と密かにすり替えられて死亡したキムラスカ王女―――”ナタリア・ルツ・キムラスカ・ランバルディア”として育てられ、赤ん坊をすり替えられた事に気づかなかったメリルの母は錯乱して海に身投げをした。そしてキャラバンの護衛から戻って来てそれらの事実を知ったバダックは絶望に打ちひしがれて世捨て人となって放浪の旅に出てジェイド達が世界を守る為に戦った人物―――ヴァン・グランツと出会い、ヴァンの目的―――預言に依存する世界を消滅させ、預言に詠まれないレプリカで新たな世界を創ることに同調し、彼が率いるオラクル騎士団に入団して”六神将”の一人―――”黒獅子”ラルゴとして生きていく事を決意し、その結果世界を守ろうとするナタリアやジェイド達と剣を交えて敗北し、最後は娘であるナタリアが放った矢によって死亡した事を説明した。
「そんな……そんな事って………」
「預言で詠まれているからと言って、生まれたばかりの赤ん坊を死産した赤ん坊とすり替えるなんて人として間違っている………!」
「ひっく!ひ、酷すぎます……!」
「そのすり替えた奴等は狂っているな………!」
「……この場合狂っているのはその人達だけじゃなくて、預言に依存しているその世界の”在り方”でしょうね。」
話を聞き終えたジョゼットは悲痛そうな表情をし、ロイドは怒りの表情をし、ティータは涙を流して声を上げ、厳しい表情で呟いたフレンの言葉にアーシアは真剣な表情で答え
「……しかも実の娘と命のやり取りをして、その結果実の娘に討たれる事になるとは………」
「……あまりにも惨い話ですね。」
「バダックさん…………」
重々しい様子を纏って呟いたミュラー少佐の言葉に続くように呟いたユリア大尉と共にヨシュアは辛そうな表情でバダックを見つめた。
「……それでジェイド中将達はバダックさん達を退けて世界を守ったとの事ですが……その後その世界はどうなっているんですか?」
「心配しなくても今のわたし達の世界は預言に頼らない世界になっているよ。」
「”ローレライ教団”が預言を詠む事を永久的に禁止した当時は色々と問題が発生しましたが、今ではそれも落ち着き、人々は預言という存在を徐々に忘れて日々を生き続けています。」
「……その事は預言の消滅を願ったバダックさんにとって唯一の救いですね……」
ケビンの質問に答えたアニスとジェイドの話を聞いたリースは静かな表情でバダックを見つめた。
「―――そんな顔をするな。俺は今はこうして、預言のない世界で生きている上、結果的とは言え俺が元いた世界は預言に頼らない世界になりつつあるとの事だからな。しかも”ネクロマンサー”達の話では娘は偽りの王族である事が判明したにも関わらず民達を導く”王”として周囲に認められ、幸せに過ごしている。それが聞けただけで俺はもう十分満足している。」
「バダックさん…………」
満足げな様子で語るバダックをロイドは静かな表情で見つめた。
「それに話によれば今回の事態に娘も巻き込まれているかもしれんからな。巻き込まれているかもしれない娘を元の世界に帰してやる為にも、全力で力を貸すから大船に乗ったつもりでいるがいい。」
「ええ、よろしく頼みますわ。」
バダックの申し出にケビンは頷き
(……不謹慎ですけどこの事態にナタリアも巻き込まれている方がいいんじゃないかって、思いました。)
アニスはジェイドに小声である事を伝えた。
(というかこの調子ですと、本当に巻き込まれていると思いますよ?今の状況を見る限り彼らと縁深い者達が巻き込まれているのですから、それを考えると当然私達と縁深いナタリア達も巻き込まれている可能性はかなり高くなります。)
(アハハ、それもそうですね。)
そしてジェイドの推測を聞いたアニスは苦笑した。その後バダックを仲間に加えたケビン達はメンバーをケビン、リース、ユリア大尉、ヨシュア、バダック、ジェイドに再編成して探索を再開し、そして探索をし続けた結果、最初は入れなかった王城が入れるようになったので、王城に入った。
~グランセル城・エントランス~
「……………………」
「………やっぱり人の気配はありませんね。」
エントランスに入ったユリア大尉とヨシュアは周囲を見回して誰もいない事を確認し
「いや………そうでもなさそうや。」
「………気を付けて。集まってきています。」
「ああ……どうやら俺達が目当てのようだな。」
「フム……この気配は……幽霊の類の魔物ですか。」
ケビンとリースの警告にバダックは頷き、周囲を見回したジェイドが呟くと亡霊のような魔物達が目の前に現れた!
「さっそくのお出迎えか………」
「女神よ………この迷える魂たちに安らぎを与えたまえ………!」
その後ケビン達は協力して亡霊達を撃破した。
「くっ、まさかこんな………城にいた者達は一体どこに行ったんだ!?」
「ユリアさん…………」
唇を噛みしめて城にいるはずの者達の安否が気になっている様子のユリア大尉をヨシュアは心配そうな表情で見つめ
「とりあえず………城の中を調べてみましょう。何か手掛かりが見つかるかもしれへんですし。」
「ああ………謁見の間、親衛隊詰所、地下区画、そして女王宮………一通り回る必要がありそうだ。」
ケビンの提案にユリア大尉は静かに頷いた。その後ケビン達は探索を続け、女王宮に行くために空中庭園に出た。
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