平凡な日常はたった一日で崩れ去る。
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第一話
前書き
第一話です。
ここから話が始まっていきます。
「ここが並盛町か………。」
黒城終夜は今日、並盛町に引っ越してきたばかりだ。
その為、色々と歩き回っている。
「確かここが………お、あった。」
終夜が見つめる先には並盛中学校があった。
チャイムが鳴り響き、最終下校時刻を知らせる放送が終夜の耳に届く。
「………え、もうそんな時間になっちゃってたのか。
それに、この町は平和だ。」
終夜はそう呟いて歩いていく。
ふと気付くと中学校の裏庭が見える場所に来ていた。
「………ヤバイ、この町は平和じゃない。」
そう、終夜は目にしてしまったのだ。
多人数を一人で倒す少年の姿を。
「俺、この町でやっていけるのかな。」
そう言ってまた歩いていく。
その少年に見られているのに気付かずに。
「明日から、か。」
頑張ろう、そう考えて、やっぱり諦めるのは明日の話。
後書き
早速目をつけられてしまった終夜、転校初日はどうなるのか?
次回、第二話!
「俺は平凡が欲しいんだ!」
お楽しみに!
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