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赤とオレンジ

作者:ショコラ
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第0章 原作前
  始めての冥界

転生され目を覚ますと赤ちゃん用のベットで寝かされていて、顔を覗き込んでくる男女2人の顔があった。よくよく見てみるとそれは…
驚くことにNARUTOで見たことある
波風ミナトとうずまきクシナだった

「ぎゃぁぁぁああああ(なんじゃこりゃ!?)」

「ミナト!空が泣いたってばね!」

「クシナ興奮しすぎだよ。少し落ち着いたら?空がびっくりしちゃうよ?」

「それもそうね」

いやいや、俺からすればそんなことより
自分の親がびっくりだよ!なんでミナトとクシナなの!?でも間違いない。顔がそっくりだし、なによりもミナト、クシナって呼び合ってたし!

「ぎゃぁぁぁああああ(この世界はどうなってんだ!?)」






☆★☆★☆★☆★




波風空5歳です
転生してから5年の歳月が経ちました
自分の親がミナトとクシナなのはびっくりしたよ。2人とも苗字は波風のようだ。

神様からもらった特典の確認をすると…
右目が輪廻写輪眼で左目が万華鏡写輪眼だった
それぞれの能力は
輪廻写輪眼が地爆転生と天手力と輪廻転生だったが輪廻転生はものすごい魔力を消費してしまうようなのでまだ使用することができない。
万華鏡写輪眼は天照と神威だった。もちろん須佐能乎も使用可能だがこちらも魔力の消費と体への負担が大きく多用できない。
まずは基礎能力を高めるしかない。
そのために毎日筋トレをしている。

「ただいま!」

「「おかえりなさい。」」

修行から家に帰ってくるとそこには
ミナトとクシナ否、父ちゃんと母ちゃんがいた。二人ともスーツのような格好をして出かける準備をしていた。

「どこかいくの?」

少し気になってしまって、父ちゃんに聞いてみると

「冥界に行くよ。」

「冥界?冥界って?」

「ここでいう地獄だよ。悪魔や堕天使が住んでるところでもある」

え?悪魔?堕天使?ファンタジーなところだな。て、え?生きてるうちに地獄へ行くの?怖いな…
少し不安にしてると、母ちゃんが

「そんなに怖いところではないよ」

と言ってくるが恐怖でしかない…

「早くシャワー浴びておいで。ここに服置いとくから。でたらすぐ出発するよ」

すると、母ちゃんが子供用スーツをどこからか持ってきた。

「はーい。はいってくるね」

お風呂に入ってシャワーを浴びていると

『冥界に行くとわな。ワシも始めていくぞ。まさか、生きてるうちに行く羽目になるとは』

九喇嘛が話しかけてきた。

忘れていたが、九喇嘛とも仲良くなったんだ。
あれは、転生してから1年くらいしてから気づいたんだよね。それからよくはなすようになったんだ。

生きてる間に行くことになるとは。
なんで父ちゃんたちは冥界に行くんだ?そもそもなんで存在自体知っているのだ?

『それはワシにもわからん。だが、言えるのはお前の親は強いぞ』

強いって?戦闘がか?

『ああ、そうだ。魔力量が普通の人とは比べものにならないくらい高い』

さすがはミナトとクシナって言ったところか?

このあと九喇嘛とたわいもない話を出て風呂を出て服を着た。




☆★☆★☆★☆★



出発の準備が出来、靴を履いて玄関にいた。
だが、外に出る気配がない。
どうやって冥界までいくのか?疑問に思ってると父ちゃんが俺と母ちゃんの方に触ると

「飛雷神」

と、つぶやき気がつくと、目の前にとんでもなく巨大な建物がある。

「ようこそおいでになりました。付いて来てください」

2人の銀髪のメイドさんがおり、建物の方へ俺たち3人を案内してくれる。

敷地内にある門をいくつか潜るとやっと玄関ホールらしきところへ着いた。前方には2階に続く階段!天井には巨大なシャンデリア!

めちゃめちゃ広いな…

「何回来てもびっくりするわね」

「ああ、そうだね」

母ちゃんと父ちゃんも俺と同じ感想を持ったみたいだ。
ちなみに九喇嘛も…『この城デカイな』とこぼしていた。

すると、紅髪のダンディーな男の人と亜麻色の髪の女の人、そして年齢が同じくらいと紅髪の小さな女の子がきた。

「やぁ、久しぶりだね。ミナトにクシナさんにその子が空くんかな?」

ダンディーな男の人が話しかけてくる。

「はい。お久しぶりです。ジオティクスさんにヴェネラナさん。リアスちゃんは始めましてかな?」

「お久しぶりです。お二人とも。リアスちゃんも始めて」

「こんにちは、波風空です。はじめまして」

父ちゃんが挨拶をする。母ちゃんも笑顔で挨拶をする。そのあとに続いて挨拶をした。
挨拶を聞く限り、紅髪のダンディーな男の人がジオティクスさんって人で亜麻色髪の人がヴェネラナさんで年が同じくらいの紅髪の女の子がリアスちゃんって言うみたい。

「リアスも挨拶しなさい」

ジオティクスさんに促されリアスちゃんが挨拶をする。

「こんにちは、リアスグレモリーです。6歳です。はじめまして!よろしくお願いします」

リアスちゃんがなにかジオティクスさんと話してるなんだろう?
すると、リアスちゃんが俺のところにきて

「一緒にあそぼ?」

といってくる。
父ちゃん達の方を見ると

「遊んでおいで」

と言ってくるので、リアスちゃんに引っ張られて銀髪のメイドさん2人と他の部屋へ連れて行かれた。



☆★☆★☆★☆★



ある部屋の前に着き、中に入るとそこには
ぬいぐるみ、人形などたくさんあり女の子らしい部屋となっている。おそらくリアスちゃんのお部屋なのだろう。

「ここはリーアのお部屋なの!」

やはりそのようだ。

「空、そこに座ってて!」
ピンクの可愛いマットの上で待つよう言われて待っていると、リアスちゃんがベットからクマのぬいぐるみを持ってくる。

「これはおにーたまがくれたクマのぬいぐるみなの!」

嬉しそうに目の前のぬいぐるみを紹介してくる。
それを見て2人のメイドさんもにこやかに笑っている。
ちなみにこの2人のメイドさんはしまいらしく、髪の毛をおろしている銀髪の人が姉のグレイフィアさんで髪の毛を結んでる人が妹のシルフィアという人らしい

「失礼します」

他のメイドさんが部屋に入ってきて、

「お食事を用意しました」

後ろの方にはファミレスのお子様セットのようなのが2つ用意してあり、目の前には机が置かれその上に食事が置かれて行く。

俺はリアスちゃんの対面に座り

「「いただきます」」

俺たちは食事は食べていくが、
2人のメイドさんは食べていない。

「シルフィアさんとグレイフィアさんは食べないの?」

「私たちはメイドなので食べるわけにもいきません。」

ご飯を食べないか聞いてみるがグレイフィアさんが断る。

「シルフィアさんきて?」

「グレイフィアもきて?」

俺はシルフィアさんをリアスちゃんグレイフィアさんを呼ぶ。
行くぐらいならと2人とも来てくれた。
シルフィアさんは俺の横に。グレイフィアさんはリアスちゃんの横に座った。

このあとご飯を食べて4人でおしゃべりをして残りの時間を過ごした。



☆★☆★☆★☆★




帰り時間になり帰宅しようとすると

「帰らないで!もっと空とあそびたいよ」

リアスちゃんが泣きながら大声で訴えている。
ヴェネラナさんがリアスちゃんを抱っこして泣き止まそうとするがなく気配がなくぐずっている。

俺がリアスちゃんのところに行き

「また、今度一緒にあそぼうね」

「うん!」

後日遊ぶという事で納得してくれて、泣き止んで笑顔になってくれた。
そして、自分たちの家と戻って行った。









この約束が守られるのは当分お預けとなる事を知らずに。












 
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