転生特典は聖槍の影打
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4話 時には教えを請うのも大事
前書き
今回、少し舞台が動きます。
前回のあらすじ
家に世界トップランクのドラゴンが来た…そして次の日には布団に忍び込んでいました
何書いてんだと思うが事実なのです……
あれから慌てて、オーフィスを起こして理由を聞くと
「空が昨日、如何すればいいか自分で考えろって言った」
うん言ったな
「だから…いる」
何でさ!嫌な予感
「おい…まさか…」
「空の気持ちが変わるまで、我はここに住む!」
この日、我が家にはドラゴンが住みついた
所変わり、此処は何処かの世界
「あはははは!凄いねー!この子、オーフィスを味方にしたよ!やっぱり転生させて正解だったねー!」
リビングのような空間でポテチを食べ、高笑いしながらテレビを見ていたのは、空を転生させた女神である。テレビの映像はもちろん空である。
「うーん…でもまだ原作介入には消極的かー…なら仕方ない嫌でも介入してくれないと楽しくないからな〜…んそうだ!」
女神は何かを思いついたようで満面の笑みを浮かべながら
何かの装置に数値を入力する
「さてさて、これで少しは楽しめると良いんだけどなー」
女神は姿勢を再びテレビ画面に移す
舞台は戻り、櫻井家
「空には神殺しの槍の他にも神器がある」
とオーフィスが俺に告げた。俺には神器があるらしい、あの女神はサービスが良すぎだろと思う。地下の特訓場に着くと
「空に神器の使い方おしえる」
「神器ねー……これではないよな形成」
俺は右手に大剣状態の黒円卓の聖槍を形成するがオーフィ
スは首を振る、追記しておくと、アレからすんなり形成出来るようになったのだ…自転車のように一度乗れると後は簡単にいけるようだ…
「それ違う……けど何それ?神殺しの槍に似てる
流石オーフィス、これをロンギヌスと見抜くとは…しかし
それは半分当たりで半分外れだ
これはこの世界のロンギヌスでは無いし、贋作なのだから
「これは…櫻井家に代々伝わるものだと言っておこう」
言葉を濁したのが気に入らないのだろうが話が進まないのでオーフィスは話を続ける事に
「まず、空が一番強いと思うものをイメージすれば神器は出る」
「俺の中の最強ねぇ……」
そんなの簡単だった…
「時よ止まれ、お前は美しい」
イメージなど、その一言で充分だ
永遠の刹那
黄昏の女神を守る主人公にして、最強の覇道神その人である。
「何それ?」
そんな事知るわけも無いオーフィスが訪ねる
「まぁ、俺の最強のイメージだな」
とカラカラ笑いながら答えるものの
一向に変化が無い……失敗?……まさか……
「そんな……俺の想像力はその程度だったのか…」OTZ
失意体前屈してる俺にオーフィスは
「大丈夫、成功してる…ただ…」
言い淀んでいる……どうした
「空……後ろ……」
ん?後ろ?
振り向くとそこには
下半身がとぐろを巻いた蛇、上半身は赤い髪の女性
神話のモンスター ナーガのような風貌のこいつに見覚えがあった……いやあり過ぎた
「何で大英雄の随神相が⁉︎」
空は驚愕した、確かに永遠の刹那、無間の大英雄を強くイメージしたが……まさか
「驚いた、空の神器魔獣創造」
嘘だろ!ヤバいじゃん!そんなの持ってたら目をつけられるし……
「どうやったら消えるの!」
それが一番大事!今は小さいけど確かオリジナルは成層圏を超えるほどの高さと東日本を覆う程の巨大さを誇るのだから下手したら家が倒壊する!オーフィスは冷静に一言
「空が念じれば消える」
戻って下さい!お願いします!
オーフィスの言う通り念じると随神相は消えたのを確認し
「オーフィスさん使い方教えて下さい!」
それは見事な土下座だったという
後書き
空の神器は魔獣創造になりました。
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