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転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション

作者:ムーン
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混乱する世界

あまたの戦場で見られた【ガンダム】と書かれたシールドを持った機種不明機の存在と共に世界は大混乱になってしまった。



あの兵器は何処で 作られたのか? はっきりいえば最初にアメリカが疑われたが、どんなに逆立ちしても戦場で見られたエネルギー兵器の運用・開発はできないとはっきりとアメリカが否定したのだ。


実際に考えるとこれはアメリカの謀略だとだれもが、考えたがそれでは現在派遣されているジョリーロジャーの戦術機集団と母艦は全く必要がないのだ。


また戦術機で一番儲けているは確実にアメリカである、確かに一機や二機程度ならばコスト度外視で作られた試作機と思えるのだ… 

だそれが数百機という数を運用するのには大規模な工場も施設も普通にその物量でばれてしまうのだ。

ゆえに世界の情報部は必死になってガンダムの技術またはその機体・作った施設・工場を探す為に必死に動いていたころ。



北極点では5隻の超大型の母艦が北極の大地に着陸していた。

そして唯一その母艦にて火星との通信を行っていた、これも普通に地球側の人口衛星をハッキングならびに自分達が用意した衛星を介して火星と今までの戦闘データのまとめとそしてなによりもこれからのことで話し合いをしていた。


「データはそちらに送りました、確かにあの物量そのものは脅威となりえますが・・・ただ突撃してくるだけのまとなんで、ビームガトリング砲・メガ・バズーカ砲など戦略級の兵器であれば問題なく倒せますね」



そのデータを受け取ったドクターJ率いる科学班にそのデータを渡していた。

そもそも本来であればサトシ一人だけであったはすが、転生をした神様の得点でジェネレーションシステム同じでガンダムシリーズ出てきた全てのキャラクター達をスカウトすることができるようになっていた。


同時に物資不足も懸念されていたこともあり、超大型の【分子分解機】と【分子製造機】が合計で20機プレゼントされていたのだ。


これのおかげで【100の鉄】を分解機に入れて【鉄の精製素材の分子Lv】までばらばらに出来るようになっている。

そして逆に製造機に同じく【鉄100】分子を入れると鉄が100個できるというチートな製造機なのだそうでなければ 火星の周りに存在する衛星や隕石群だけではどうがんばっても基地や都市などは製造が出来ないのだ。



「ひょひよひょ・・・なるほど、なるほど こいつらはモビルドールと特性は一緒というわけか、ただ違いあるとすれば・・・モビルドールほど賢くもない ただ命令されたことに忠実な機体か生体兵器じゃな」


さすがである だてにウイングガンダムをほぼ一人で作った科学者は伊達ではない、その頭脳によって敵の弱点も特性も簡単に割り出してしまったのだ。


「はい・・・ただ一つだけ、懸念なのは地球側で・・・こちらの機体を鹵獲するために向かってきた機体もいるということですね、」


「それは仕方なかろうて、あれだけ戦時で大暴れしおって、会話もせずに逃げるなんてことをすれば誰だっておいかけるじゃろうて、最もとモビルドールのプログラムによって動いているためか通信もなにも出来ない上に、妨害されれば追いかけることが出来ないようにするまではインプットされているのじゃから、相手もかわいそうとおもいぞ」



そうなのである、実際にシュタージュの機体は全機ともビームサーベルによって切られており、修理するにも大量の修理パーツが必須な上に、露骨にも自軍を助けてくれた機体を問答無用で捕まえようとする映像も残っているために、現在は多少の権限と予算が減らされているのだ。


これがドイツ国内であれば揉み消しも可能ではあるが、普通に国連も参加している作戦でこんなまねをしているのだ。 


自国の映像は消せるが、他国の人間・しかも国連に属している人間を簡単にシュタージュの権限で捕まえて、処刑や拷問・スパイにされるなど、国際社会を考えると出来ないのだ。

特にこの時期のドイツはソ連には逆らえない国になっていることもあり、ソ連がそれを止めろと命じたらたとえシュタージュでも止めるしかないのが現状であった。




ただシュタージュ側も黙ってやられるほど馬鹿ではなったのだ、その時の切られた時のデータをちゃんと持っており自分達の研究機関にそのデータを渡して解析を頼んでいたのだ。


「本当にあれは粒子兵器なのからし・・・今対戦ではBETAのレーザー種しかもっていなかったはず・・・アメリカやソ連でもまだ開発中の代物が・・・あれ程量産されてしかも機体に配備できるとなると・・・例の計画・・・いいえそれはありえないわ・・・・ソ連のスパイをはかした情報とわれわれが手に入れた情報ではあの計画は人工的な人間を作る計画よ・・・だとしたら・・・何処の国の機体なのからしね」


ベアトリクス・ブレーメ少佐の言葉に今ではシュタージュの忠実な人間になっている【リィズ・ホーエンシュタイン】が


「わかりませんが・・・ただいえることがあります、今はあの機体の情報は他の情報機関に任せて、今は国内のスパイや反乱分子の排除を考えるべきでは」


確かにそうである、シュタージュといってもその権限が使えるのは国内だけである、イギリス・フランス・日本・中国・ソ連・アメリカといった早々たる国々があの機体の情報を探す為に動いているのだ。

それならば国内の反乱分子の排除などしてシュタージュに逆らえる勢力をなくすことで、今後のその機体の情報をいち早く手に入れるべきと発言しているのだ。



「そうね、確かに私たちは所詮国に飼われた犬かもしれないわ、そして私たちの使命は反乱分子ならびにあのドイツと密かにつながっていると思われる人間の排除しかないわね」


実際にあの戦闘の後にも普通にベルンハルト達はもう一つのドイツと繋がっている人間や反乱分子を尋問した後に普通に鉱山跡に連れ込んで銃殺刑にしているのだ。



「ならば私が命じます【リィズ・ホーエンシュタイン】は東ドイツ陸軍第666戦術機中隊【黒の宣告】に配属を命じます、表向きは人材の提供よ、アイリスデーナ隊が、がんばってくれているおかけでわれわれは仕事がしやすくなっているけど・・・隊の損耗率と隊員の中には戦場には出れないということが今回の戦場でわかったから、そいつの代わりよ、ただし裏では今回もう一つのドイツから亡命してきた女性カティア・ヴァルトハイムの全てを調べることよ、そいつがもし煽動や反乱を企てるようならば」


その後は言わなくてもわかっているのだ。このドイツでは反乱した者のの末路は決まっているからだ。


「はい、わかりました。」



こうして裏と表を使い分ける任務としてリィズ・ホーエンシュタインが黒の宣告に配属となることが決まった。



そして一週間が経過して・・・・ 




 
 

 
後書き
なんとか書き上げました 普通に正体を知っているので こんな会話が有って 配属されたのかなと思って かきあげました。 


 
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